介護の仕事は、医師や看護師のように資格や免許がなくては絶対に仕事ができないわけではなく、無資格や未経験でも生活援助などの仕事ができます。
具体的には、掃除やベッドメイキング、食事の配膳、送迎、買い物、事務仕事などです。
その他、介護施設で働く場合は、介護福祉士の指示のもとであれば、食事の介助や入浴の介助、衣類の着脱介助といった身体介護も行うことができます。
そのため、経験がなくても介護現場でパートやアルバイトの雇用形態で活躍している人も大勢います。
介護職には、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修、介護福祉士というキャリアパスがあります。
そのため、無資格の方やこれから介護の仕事で活躍したいと考えているものの、福祉系高校や養成学校などを卒業していない場合でも、働きながら資格を取得すれば、キャリアアップを目指すことができます。
例えば無資格でアルバイトの雇用形態で働いている場合、研修修了や資格を取得することで正社員へのステップアップが図れます。
介護職員初任者研修は、130時間の講義と演習で介護の基礎知識や技術が習得できる研修であり、最短だと約1ヶ月ほどで修了できます。
一方実務者研修は初任者研修より研修に時間がかかりますが、スキルアップができる他、医療ケアなどについても学べます。
そしてさらにこの2つの研修を修了して3年以上の実務経験を積むと、介護福祉士への挑戦も可能になります。
介護福祉士は、介護業務だけでなく働くヘルパーの調整や指導、利用者の家族からの相談の対応などの役割を任せられたり、サービス提供責任者や訪問介護事業所の管理職として活躍することもできます。
より多くのやりがいを見つけられる他、正社員ともなれば高収入を獲得することも夢ではありません。
福祉の仕事の中でも、需要が高く、正社員の求人も多いのが介護施設の仕事です。でも介護の仕事には、きたない、きつい、きけんの3Kのイメージを持っている人も多くいるのではないでしょうか。確かに介護の仕事は利用者が自分で出来ない日常生活のサポートをするのがメインです。そのため、入浴介助や排泄介助といった、体力を使う業務を行わなければなりません。
最初のうちはなかなか慣れることが出来ない人がほとんどでしょう。しかし、利用者が自分の手助けによって、笑顔になったり、また自力で動くことが出来るようになったときの嬉しさは格別です。アルバイトだった介護の仕事から、正社員を目指すようになった人も少なくありません。
また、介護の仕事は長期に渡って続けることで、知識や技能が身につくだけでなく、キャリアアップの道も開けてきます。アルバイトやパートの場合は、経験を積んだ後ホームヘルパーや介護福祉士といった資格を取るといったキャリアアップの選択肢がありますが、正社員の場合は管理職として、施設を改善したり、業務の質を上げるといった現場に関わる道があります。さらに、経験を活かして施設の立ち上げなどに関われるチャンスもあり、選択肢が多いのも福祉の仕事ならではでしょう。介護職は仕事がきつい割に給与が低くやりがいがないと思われがちですが、運営がしっかりしている施設や、キャリアアップの制度が整っている現場であれば、給与も安定しています。正社員を目指す方を応援するこちらサイト【http://xn--u9jzc518lwxkc0lciu.net】にも、介護業界のことが紹介されていますので、併せてチェックしておくと、有益な情報が得られるかもしれませんよ。