デパートでの買い物は、
わくわくする面と、うんざりする面があります。

特に都会のデパートは品揃え豊富だけど人ごみにうんざり。
そして、都会・地方にかかわらず、
店員さんとのコミュニケーションに疲れ切ることもしばしば。

昨年の秋、口述試験という超お堅い目的のため、
スーツを新調することにし、新宿近辺のデパートの婦人服売り場を巡った。

そこのひとつで、とても感じのよい受け答えをする店員さんと出会い、
「2-3週間後、とあるお堅い試験目的、周りは男性8割5分以上でみんなほぼ黒、そんな中で着られる個性を一切消し去ったデザインのスーツ、しかも”スカート”とセット(パンツスーツはNG)。学生が着るようなものでもなく、保護者会の雰囲気でも決してなく、落ち着いたおばさんおばさんした雰囲気でもなく」ということを話したら、さっと理解して、合った組合せを次々と勧めてくれた。

1着に絞り、気分よくその場を去った。

4か月後、雪の日に「そうだ、あの店員さんのいるデパートに行こう」と思い立ち、出勤されているか電話をしたところ、出勤しているという。彼女が電話口に出てきて、私の名字を聞いただけで、4か月前の会話の状況や私の好み、体型をすべて覚えていることが判明。「きょうの目的は?」と確認があり、それも話した。

その1時間後にそのデパートの売り場に行ったところ、目的にあった服の組合せを10通り以上事前準備をして待っていてくれました!

・・・どれを着てもしっくりくるのがびっくりです。

まあ、予算もないので1着に絞って、雪の中、帰ってきました。
「季節が変わったら、また来ます!!!」と言い残して。

とっても若く、笑顔が素敵な店員さん。一般大衆のいくようなデパートのふつうの婦人服売り場の話。
ほんと、完璧な接客ってこういうことをいうんだね。
業界は異なっても見習わなくっちゃ。