これね、私の友人から聞いた話なんだけどね。


もう7年位前になるかな~


私の友人って早く結婚して、その後、あるフランチャイズの店でパートやってるんだけど、


その店で働いてるアルバイト君が気になっちゃったみたいで・・・


確か1つくらい歳は上って話で、実は私も顔を見たことがあるの。


背が高くて、ぱっと見はまぁいいんじゃない?って感じの男。


高校生の時から彼女の好みって変わってないな~なんて思ってたんだ。


ただね、高校時代と違ってもう結婚してるわけだから、普通の恋愛に発展するとは考えにくい。


でも、男は下半身でもの言うけど、女って恋愛体質だから、


1回ときめいちゃうことがあるとしばらく続くんだわ。


彼女、なにやらときめいてしまったらしいんですよ。


ところがこの彼、話を聞けば聞くほど


胡散臭い。


30歳超えてアルバイトって言うのもどうかな?って思ってたし、アルバイトをしてる理由が実は自分で仕事をしてて、その資金繰りを安定させる為?にバイトをしてるって言ってたんだわ。


そんでふか~く聞いていくとですね、なにやらものすごい不治の持病を持ってるって言うんですよ。


何回か送ってもらったりしたことあったみたいなんですけど、急に苦しがったりするんだって。

しかも何かするたびに痛がるんだって。


「気にしないで、いつものことなんだ・・・もう医者から見離されてるんだ」


と。


その病気が理由でお金がいつも無くって、彼女はお金まで貸しちゃってて

なんでって聞いたら


「手術するんだって、彼」


大体、不治の病って何よ~って思うでしょう?


「なんの手術すんのよ」って聞いたら、


「なんかね、なんとか線って男の人にしかない部分が伸びてひどく痛むんだって、それで手術して結んで短くするって・・・


「・・・・。」


「もう何回もやっててくせになってるからって」


「・・・・。」


鉄板で嘘だべ。


「それさ、前立腺って言ってなかった?」


「あ、うん、そんなこといってた」


「うちのじーさんもその部分病んでてね」


「やっぱ結んだの?


「結ばないから」


前立腺→○ 前立線→× 紐じゃねぇっての・・・


前立腺なんて身内に病気の人間がいなきゃ、確かにどこの部分で何の病気になるかなんてかわかりゃしないですよ。

彼女にはきちんと説明しました。


ここまでわかりやすい嘘って悔しいってより、すがすがしい気持ちになるモンです。



彼女、うすうす感ずいてはいたんですよ、でも、気づいてしまいたくなかったんだと思います。


私に確かめるようにエピソード話を続けました。


「彼、宝くじで1億当たって、能見台(京浜急行の駅)の高台に家を買ったんだって、それで車で送ってもらったときに寄っていい?って聞くの、家の換気しないといけないからって」


「家ほんとにあったの?大体彼お金困ってんでしょ?なんでその1億不治の病の為にあてないのか不思議だけどな」


「う・・・だよね・・・家、見てないんだ。車で待っててって言うから・・・」


「じゃぁ、本当に家があるかどうかわかんないじゃん


「やっぱ嘘だよね・・・まだ3000万程宝くじのお金も残ってるって・・・」


「そんな人が1万2万のお金借りないって~」


彼女の目には明らかに落胆の色が見えてました。


もうね、そのあと出るわ出るわ、奴がついた嘘のオンパレード


・やばい仕事に手を出して追われてるからまともに就職が出来ない。

・自分はあと10年生きられるかどうかわからない(前立が結べないからか?)。

・ある大企業からヘッドハントされていて月100万の給料を約束されている。

・今就職活動をしている某スーパーに面接に行って内定がもらえているが、病気の為断念した。

 (面接には行ってないことが発覚、田舎は情報が早いんだよ)


などなど・・・(もうありすぎて忘れちゃった)


言う事もやってる事もめちゃめちゃ!

でも、気になっちゃって同じ土俵に立ってしまうと事実ってわからなくなっちゃうモンなんだな~って・・・


結局彼とは未遂で終わりました。

たまに笑い話になってます。

彼は辞めちゃって行方不明なんだっけかな?

オチをつけないで消えちゃったんだ、たしか。


かまってくれないご主人より、ダメだけど優しい人の方が魅力的なのかな?


彼女それでも、一時はご主人よりもダメな彼にウエイトを置いてたことは確か。



そういえば、私、5股かけてた男にだまされて、結構落ちていた時、ちょっと年上の友人にぼやいてたんですよ


「なんで私はいっつもダメな男を選んでしまうんだろう」って。


したっけ彼女、


「しょうがないじゃん、あんた

ダメな男が好きなんだもん


だって。


「いい男にときめく脳細胞がまったくないのよ、私達


ですって、って


あんたもかー!!


いや多分、始めに話した彼女もだな・・・



「そんなことより、その5股のうち何番目かだったか大事よ!」


・・・・。


少なくとも1番ではないことは確かですけどね・・・・。