彼女とは違う選択をする。
そうだ……今日から俺は、
BIGBOSSだ!




改めて、俺は自衛隊を除隊し、新たな生き方を選ぶ。

写真家だ。

来年、早ければ除隊直後の年末に、山岸伸という著名な写真家に弟子入りをする。日本で女性を撮らせればこの人と言える、著名な写真家だ。この方に弟子入り出来ることはかなりの幸運であり、その幸運に巡り逢えた自分の運命に確かな確信と、幸運を与えられた者が背負うべきその使命をヒシヒシと感じている。

自衛隊にいれば感じずに済んだであろう将来への不安もある。ここから先は己の力を頼りにサバイブしなければならない。
これまでの人生で鍛えてきた俺の全てを持って、この戦争を生き残る。覚悟はとうに出来てるぞ。


さぁ、面白くなってきた!

スタッフスネークの帰還報告-80615metalgear1.jpg
自分で生き方を決めることだ。正しい事を貫くためには親や家族、故郷を捨てなければならないこともある。





自衛官であり続ければ約束されていたであろう安定した生活。俺は、それを捨てて写真家への道を歩もうと決めたワケだが、ここにきてようやく自立出来たと思えるようになった。
与えられた任務、住居、食事はもうすぐ無くなる。これから俺は、あらゆるものを自らの意思で選択する自由を手にすることになるんだ。与えられた選択肢の中から選択するのではない。囲まれた自由=リバティではなく、真なる自由=フリーダムだ。
もちろんフリーダムには必ず責任が伴う。何を選んでもいいが、その結果起こったことの責任は全て選んだ人間が背負わなければならない。
自分で生き方を決めるということはそれだけ責任を背負うということで、それは子供にはできない、大人のやることだ。逆に言えば自分のやったことに責任を持てないうちは子供だということだ。

一つの時代が終わり、俺達の戦争も終わりを告げた。





新潟出張任務完了。




疲れた……。