g@me.
ポニーキャニオン
g@me.
112分。主演:藤木直人 、仲間由紀恵 。映像特典は「behind g@me.」(メイキング)と、フジテレビで放送されたPR番組(裏話を突っ込んで聞いてくれてるので聞きごたえあり)、劇場予告、フジテレビで放送されていた15秒のTV CF。CFはかなりインパクトがあったのを覚えてます、というか今見ても、ものすごくインパクトがあります。美しい…。電通パワー?
藤木直人演じる佐久間が着用しているスーツは、ゼニア 。(DVD映像特典より)イメージキャラクターはエイドリアン・ブロディ(注:当時)なので、嬉や~!身長がある程度高くないと着こなせないブランドなのでは?ネクタイのボーダーカラーと重圧な質感、ボーダーのワイシャツなどがステキです。
映画公式サイトでは佐久間宅の家電やデロンギのキッチン用品などが紹介されています(注:当時)が、私はDVDの特典で紹介されていた、海外有名メーカーのサイバーな冷蔵庫がお気に入り。(たぶんコレ )
あと、DVDのジャケット作品ではない方のイメージ写真、
これは高校教師(1993)
を彷佛とさせます……車もスゴイみたいだし、auの携帯とムービーメールがばっちり使われているし、広告費だけで稼げそうな映画って初めて見た。広告費と制作費でプラスマイナスゼロにして、興行収入がまるまる利益になったりするのかな。さすが、電通。
演出的には、音楽がパっとしませんでした。オープニングで佐久間がTVR CERBERAを運転しているシーンは、主題歌じゃなくてオペラかアルト女性歌手なんかの曲がよかったなぁ。
テレビゲームに引っ掛けて言うと、わたしの中ではこの映画は、どんでん返しの連続というよりも“いつどこで終わってもおかしくないマルチエンディング”な作品だと思ってます。
[エンディングA]
狂言誘拐は、佐久間の妄想(本当のゲーム)。
---狂言誘拐を思いつき、シミュレーションをする佐久間と樹里(仲間由紀恵)。「社長宅に訪れる警視庁捜査一課の敏腕刑事は………椎名桔平かな?」なんて言っている辺りで、これは佐久間の頭の中の話なのではないかと思った。劇中劇。才色兼備のエリートサラリーマンという人物設定、劇的な恋愛などは、憧れの対象ですからね{花} 映画の実際のエンディングに、佐久間が目覚める、なんていう演出があったら間違いなくコレですね。よって、「世にも奇妙な物語」的エンディング。
[エンディングB]
佐久間が殺されて終わり。
---佐久間が樹理に騙されていたとわかるシーンで樹理から何気なく注いでもらったワインを飲んだ佐久間が倒れ、映画のオープニングとも繋がって、佐久間、殺人の罪を負って毒死か?って誰もが思うシーン。ここで本当に終わると、これこそ本当の「世にも奇妙な物語」的エンディング。あの、後味が悪い感じ…。
[エンディングC]
佐久間が樹理を騙して終わり。
---佐久間とのシドニー行きに浮かれる樹理を、誘拐したと狂言、綿密な計画で手に入れた身代金を持って、佐久間はさっそうと海外へ逃亡。『冷酷無比な佐久間であった』、というなんとも救われないエンディング。
[エンディングD]
佐久間と樹理、本当にシドニーへ。
---一見ハッピーエンドだけど、こうなると本当の樹理が救われない。
………というわけで、映画の実際のエンディングは、藤木直人・仲間由紀恵ともにイメージを崩すことなく大団円。売れっ子はさすがにいろいろと考えられています。
邦画の同じ系統かなぁと思う「模倣犯」より絵面も脚本も良かったのと、藤木直人のキスが上手かったから好感度アップ。わたしも彼の襟足の髪の毛をかき上げてみたい……