フィギュアスケートのシーズンが始まり、グランプリシリーズももう3戦が終わり、毎週試合を見るのが楽しみです
今年の全日本フィギュアは、羽生選手と宇野選手の対決もあるし、高橋選手も出場するし、女子もかなりの激戦になりそうなので、生観戦したかったのだけど、 なにせチケットがとれない!!
正規のチケットで取れないのはもちろん、他の流通サイトを見ても、とんでもない値段がついていて(男子シングルはスタンド席10万以上とか!)とってもじゃないけど買えない。。
五輪金・銀・銅メダリストが揃う国内試合なんて、そうありませんから、絶対見たかったけど、残念ながらTV観戦になりそう。。
先週末のGPフィンランド杯では、羽生選手が優勝!
私は、カナダに行ってからの羽生選手は、素晴らしい選手だとは思うけれど、そんなにファンではなくて。それは衣装も含めてプログラムがあまり好きではなかったし、同じプログラムを連続して使用することが多いので見飽きてしまうということが原因だったんだけど、、
(またSEIMEI??? バラ1って何シーズン目???? と思っていた、、)
今シーズンのプログラムがSP・フリーともにとーーっても良い
そして、今回は衣装も素敵
あまり羽生選手のプログラムってリピートしてみたりしなかったのだけど、SP、フリーともに3回くらいリピートしてしまった。
子供の頃ファンだった、ジョニーウィアーが使用していたプログラム「秋によせて」と
プルシェンコの伝説のプログラム「ニジンスキーに捧ぐ」をアレンジした「Origin」。
これは、自分のスケート人生の始まり、根源的なものを感じながら滑りたいとの意味があるのだそう。
衣装もジョニーのイメージカラーのブルーと、プルシェンコのイメージカラーの黒とゴールド。
特にこの黒い衣装がめちゃめちゃ素敵。
尊敬する選手の代表的プログラムを使用するのは気が引けると思う。
最近は、わりと簡単に?というか、シニアデビューの年に滑ってしまう選手もいるけれど
(それはどうかなと密に思っている・・)
五輪を2連覇したあとに本人の了解を得て滑る、、ってあたりが良いですね。
やっぱり本当に大切だと思うものに関しては、自分がそれを演じるに値すると感じた時にやりたかったのでしょうね。
そんな全面的にリスペクトを感じるプログラム作りだから、好きなんだなぁと思いました。
そして、今回は、世界初の4T+3Aにチャレンジして、成功
セカンドに3Aとか!! 人間技じゃない!!
しかも、超高難度というだけではなく、後半のボーナスパートに入れるという貪欲かつリスキーなジャンプ。
着地はふらついたけど、しっかりと決めてきたのはさすがです。
どこまで進化するんでしょうか、この選手は!
昨シーズンまでは勝つためにガツガツいっていた感じがあったけれど、
五輪連覇を経て結果へのプレッシャーから解放されたことで、演技に余裕が出て、さらに存在が大きくなったように感じます。
まだシーズンはじめで硬さが残っているけど、全日本選手権や来年の世界選手権の頃には、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。