私たち、Village Ina〜村を作る会社〜では
関係人口創造事業に取り組んでいます
【関係人口とは】
観光だけでなく、地域と「継続的に」つながる人
移住の様に住民用や住居を移さなけど
「継続的に」地域と繋がっている人
移住と観光の中間地点です
【なぜやっているの?】
私たちの根幹は「地域商社」です
地域商社は、地域の資源を活用したり
地域に埋もれた財産を掘り起こしたり
それに価値をつけていくことが
私たちの仕事です
「関係人口」は私たちのパートナーの様な存在です
なぜならば
古民家宿のお客様も、その他の小売商品のお客様も
大多数が長野県外で、且つ大都市圏のお客様だから
都市部から見た、私たちの里山の魅力を
言葉で、表情で、体験で
伝えてくれています
人間の視野はとても不思議なものです
田舎で生まれ育つと
「田舎は何にもないからつまらない」
都市部で生まれ育つと
「田舎は何にもないから素晴らしい」
身近にあるものの素晴らしさは
離れている人に見ていただいた方が
より魅力的な視点を見つけられると思っています
関係人口の定義通り
「継続的に」
私たちの里山と繋がりを持ってくださる皆さんとの
交流を通して
多くのフィードバックを受け取っています
・貸別荘の追加サービス
・アクティビティのブラッシュアップ
・物販商品の開発
私たちに新しい視点を提供してくださる
関係人口の皆さんには
この里山でしかできない貴重な体験価値を提供しています
私たちが関係人口想像事業を始めたのは
2018年
【にゅうやま向日葵プロジェクト】
私たちの本拠地
Village OMOYAがある長野県伊那市新山地区
高齢化が進み、畑が使われずに荒れていきます
その使われなくなった畑をひまわり畑にして
夏の観光資源を作る取り組みです
初年から20名近い参加者さんが全国各地から来てくださり
立派なひまわり畑ができました
それ以降、毎年続き
2018年〜2021年までに延べ200名を超える
関係人口の皆さんと
開花時期には延べ3000名を超える
観光のお客様がこの集落に来てくださっています
2022年から始まる
【里山守る関係木こり(仮)】
ここの集落に私たちの本拠地があります
ご覧の通り、山に囲まれた
一昔前は、伊那市街地からも
陸の孤島と呼ばれた様な集落です
里山というものは
人が原生林を開拓して
作り上げた人工物です
自然であることに変わりはありませんが
一度、人が山に手を入れたら
その山は元の状態には決して戻れません
その手を入れた人の一生だけでなく
その後も永遠に人の手で
管理を続けなければいけない
自然なのです
今、新山の山はもちろん
同じ現象が日本全国で起こっています
山を管理できる林業従事者の減少
山の所有者が亡くなり
所有者不明となった山の増加
樹木は間伐によって
太陽を浴び、成長しますが
日光が届かない
暗く鬱蒼とした山が死んでいきます
それは、自然保護だけではなく
里山で暮らす人の命に関わる問題にもなり得ます
樹木が育たなくなると
斜面を支えていた樹木の根が失われ
山は崩れます
2022年から始まる
私たちの関係人口想像事業第2弾は
地元の木こりさんと連携し
里山を維持管理するための
社会システムとして
関係人口の皆さんを必要としています
概要を簡単に図で表すとこんなシステム
里山に関わり続けることで
里山を維持し
里山維持でできる副産物を享受する
こんなプロジェクトです
私たちのプロジェクトはいつもゼロイチ
土台も基本もないプロジェクトです
2022年のスタートアップは
にゅうやま向日葵プロジェクトの
参加者さんに模擬体験してもらい
この新しいプロジェクトを
落とし込むことから始めます
プロジェクトの続報や
関係人口としての参加者募集
また
地域の方達のボランティア募集などは
こちらのサイトから発信していきます