はい、約一年ぶりの登場。って誰も読んでないからいいのです。

ここは私の考えを整理する且つ残す場なので…。

 

 

最近、ある人から「夢って何?」と唐突に聞かれました。

 

「特にないかな。普通においしいもの食べたり、きれいな景色見たりしたいかな」

と答えたあとの彼の説教タイム…。

 

いや、高校生に将来について聞くならわかるけど、人生の折り返し地点の私に「夢」ですか。

 

それはいくつになっても夢は持つべきだなんていいますし、聞こえはいいですよね、

夢や希望って。

 

そして誰もがそれは「とても崇高でいいことだ」という認識。

これ自体はいいのですが、そしていない人を見下す感じありありとしているのが問題。

 

実は私、これが妙にモヤモヤするというか、気持ち悪い。

 

大体、夢を持つって何?あなたはどうなの?

 

なんかすごい目標みたいなこと言うと、キラキラしてるみたいになってますが、

平々凡々にただ気持ちよく、健康に「趣味をちまちまと楽しんでおいしいごはん食べること」が夢じゃダメなんですかね。

働いて生きるだけでも大変なのに、自分がかつて目指したものになったって、税金だ家賃だと目の前に立ちはだかるだけだというのに。

 

ただ生きるそんなの夢とは言わん、みたいな風潮。

 

俺には夢があるぜ、お前はどうなん、みたいなあの目線…。

 

そのくせよーく見ればそんな質問をした彼も大学出てから愚痴しか言わない会社員。

「これすごいぜ」といろいろなものに興味を示し、いかに現状がダメか「語る」だけ。

 

ちっとも実行してないし、

私と微塵も(いや経済的な計画性は私の方がマシ)ちがわない人種なのに

 

自分は違う、みたいな言い草になんか気分が悪くなりまして、言ってやりました。

 

「その夢が、叶ってどうなるわけ?それでどうしたいわけ?

というより実際には何も変わってないじゃん」

 

急に言い淀んだ彼が放った言葉は

 

「そ、そりゃあお前、夢叶ったら最高だろ」

 

「だから何が?最高?結局自分がうれしいってことだろ、

 そんなの趣味でアニメ見てる人が感じる幸せと何が違うの?

 行きつくところ同じ、っていうか何もないよ。人生に目的なんて。

人がやりたいことに大も小もあるかよ」

 

飯食うために働いてる。それってものすごく大きな事実じゃないですかね。

 

みんながみんな強烈に「やりたいこと」があるわけじゃない。

生存本能はあっても、強烈な向上心を持つわけじゃない。

上に行こうとするには膨大なエネルギーが要る。

 

それを引き換えにズタボロになってまでたどり着きたい場所が誰にでもあるわけじゃない。

 

苦労は買ってでもしろ、みたいな根性論上等の価値観の押し付けがいまだに残っている。

 

身の丈に合わない苦しみは、向上どころか何も生まないというのに。

 

たいていの人がまず「生きる」そうするしかないのに。

なぜそれ以上を目指していないといけないのか。

 

平凡が一番幸せで、それを保つのも幸せなのに。

 

成長しないダサい大人みたいな扱いは変だと思うのですよ。

 
 

 

もちろん目標は成長させてくれるから素晴らしいこと。

 

でもそれって自分がうれしいからすること。人に褒められようとすることではない。

 

人を陥れたり傷つけたりせずに自分を律して生きていくことだって

とても立派な夢であり目標。

 

生涯、家族とともに笑顔でいることが目標でいいじゃないですか。

 

独立して起業する とか 世界の人に喜んでもらう とかじゃなきゃなきゃ認められない?

警視庁の幹部になって警察を変えてやる とか 未来の農業を救う技術を開発するとか?

そういうことを実行する人もいますよ、一握り。

 

 

でもたいていはドラマの見過ぎか啓発本でも読んじゃったか、のどちらかで、

果てしない勘違いをしているケースがほとんどです。

 

居酒屋で友人や部下にしたり顔で、夢を持てと語る人種には正直うんざりです。

 

何度でも言い返してみましょう。

 

「で、それをしたから結局何?行きつくところ自分の欲求でしょ」と。