少しでもいい形でプレーオフに入れれば! | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。


シーズンを通じて、手ごわいライバルとけが人の多さに苦しみながらも、2月に入って少しずつメンバーがそろい、浮上のきっかけを模索していたさいたまブロンコス

2月17日の週末のホームゲームでは、東京八王子ビートレインズとの連戦に挑みました。相手は外国籍選手が離脱していて難しい状況でしたが、それでも決して簡単ではない相手に見事に連勝で勝ち切りました。ブロンコスは、しばらく欠場が続いていたクリークモア・ウィル選手が復帰し、久しぶりにメンバーがそろいました。

続いて挑んだのは、金沢武士団とのアウェーゲームでした。2024年の元日の地震で甚大な被害を受け一時活動を停止していながらも、1月末に再始動にこぎつけることができていました。地震の前の時点で最下位に沈んでいましたが、前節は活動再開後初勝利を獲得しており、本拠地のファンの前で、被災地の思いを背負って実力以上の力が出てもおかしくない難しい相手でした。

そんな難しい試合を、ブロンコスは連勝で乗り切ることができました。相手がフレッシュな第1試合は、最後まで食い下がられたものの第2クオーターで得た10点のリードを守り切って勝利。第2試合も、第1クオーター終了時でビハインドでしたが、そこから相手を寄り切って勝ちました。実力的には劣りながらも最後まであきらめない相手に勝つには、冷静さと集中力が欠かせませんが、それを十分見せることができたのではないかと思います。

その翌週には、ヴィアティン三重との連戦に挑み、第1戦を生観戦することができました。ファン投票で選ばれたピンク色のサードユニフォームを着用しての試合でしたが、思った以上に鮮やかな印象でした。





ただ、試合の内容は良くなかったです。前半を43-23のリードで折り返した時点で、試合を落ち着かせなければならなかったのですが、第3クオーター開始3分ほどで10点も取られてしまい、大逆転負けの可能性が頭をよぎる展開になってしまいました。結局、このクオーターは33点失うことに。シューターの多い相手とはいえ、下位のチームにいただけなかったですね。正直、今後チームの状況がさらに良くならないと、現状のままではB2昇格は難しいとは思います。次の試合も、86失点していて、失点が多かったですしね。

まあ、それでも上位のチームが連勝していた中で、負けるわけにはいかない状況でしたし、今年は下位のチームでも簡単に勝たせてくれるチームはないので、まずは結果が出てくれてよかったです。そして、3月9日からは、プレーオフ当確線上にいる東京ユナイテッドBC敵地で挑むことに。ここまでしばらく下位のチームとの戦いが続いたので、久しぶりに頑張りどころになりそうだなという印象でした。

敵地で行われたこのシリーズの初戦を落とし、連勝は6でストップ。常に負傷を抱えているクリークモア選手がこの試合でメンバー外になってしまい、常にビハインドを強いられる苦しい展開でした。相手の東京ユナイテッドも、プレーオフ当確線状でライバルと出場権を争って必死でしたしね。ただ、体調不良を押してクリークモア選手が出場してくれた第2試合は、試合中1度もリードを与えることなく勝利!上位争いをしているチームの意地を見せてくれました。

現在、1つ順位が上の3位鹿児島レブナイズとのゲーム差が4。残り試合数が8という中で、追い抜くのが少し厳しい状況になってしまいました。ただ、チームの状況は悪くはないと思うので、少しでもいい形でプレーオフに入ってほしいところ。最後の8試合は、上位チームとの試合が多いですが、ここで勝ち星を増やせれば流れもよくなってくれるのではないかと期待しています。

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