パナソニックアリーナ | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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パナソニックアリーナ
開場1965年
収容可能人数不明
名前の変遷松下電器体育館(1965-2008年)
パナソニックアリーナ(2008年-現在)
アクセスさつき丘バス停(京阪バス8系統)より歩いてすぐ
枚方公園駅(京阪本線)より徒歩約15分

(写真は全て、2021年11月12日のV1リーグ・パナソニックパンサーズ堺ブレイザーズの試合より)



上:外観
下:内装。松下電器創業者の松下幸之助氏の肖像写真が特徴的。

大阪府枚方(ひらかた)市にある、パナソニック社の所有する体育館。

1965年に松下電器の社員の福利厚生のために、社員研修所の敷地内に作られた体育館である。松下電器が2008年に正式に社名をパナソニックに改めたことをきっかけに、この施設もパナソニックアリーナと改称された。

開場以来、松下電器のバスケットボール部(創部1951年)やバレーボール部(創部1952年)の試合会場としても使用されており、競技スポーツの会場としての実績も豊富である。バスケ部は2013年に廃部になったので、現在主に使用されるのはバレーボール部のパナソニック・パンサーズの公式戦である。松下電器時代から日本リーグ/Vリーグ優勝7回、黒鷲旗優勝13回、天皇杯優勝4回を誇る日本バレーボール界屈指の名門で、21世紀に入ってからも優秀な成績を残している。また、主に社内での利用を想定されていながら、当時はまだ公共施設としての体育館が少なかった時期には、枚方市の成人式やコンサートなどのイベントでも利用されていた。






上:スタンド上部からの眺め。
中・下:コート裏のスタンドとスクリーン。

バックスタンドのみにスタンドがある造りだが、比較的バックスタンドが広いので、そこだけでも1000人強は入りそうである。イベント時には、メインスタンド側とさらにその両端にも可動席を持ち込むので、キャパは2500人くらいか。コンパクトな造りの建物で、またスタンドの傾斜が急な分フロアが俯瞰で見れるので試合の眺め自体は素晴らしい。パナソニックパンサーズの試合のときには、映像用スクリーンも出してスコアなどの情報も提供してくれる。ただ、座席は固い長椅子なので、クッションを持って行った方が楽になるだろう。

最寄駅は京阪本線の枚方公園駅で、ここから歩いて15分ほど。少し遠いので、バスを利用する人も多い。バスは枚方公園駅からだけでなく枚方市駅からも出ている上に、パナソニックパンサーズの試合があるときには枚方公園駅への直通バスも出してくれるので、アクセスはそこまで悪くはない。特急が止まる上に駅の規模が大きい枚方市駅からも歩けない距離ではないが、坂の多い住宅地の間を縫うように歩かなければならないので、地図の確認は必須である。体育館の周辺には食事処が少ないが、イベント時には出店が出る。最寄り駅における食事の選択肢も比較的多い。

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パナソニックアリーナの紹介(パナソニックパンサーズ公式ホームページより)