皇子山球場 | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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皇子山球場
開場19360
集客可能人数15200人
両翼・中堅両翼100メートル、中堅122メートル
フェンス高さ不明
フィールド内野土、外野天然芝
アクセスJR大津京駅駅(JR湖西線)から徒歩約10分
京阪大津京駅(京阪石山坂本線)より徒歩約10分

(写真は全て、2021年4月3日の京滋大学野球の試合より)





上:外観
中:内装
下:バックネット裏スタンド

大津市の皇子山総合運動公園にある野球場。

1960年に開場した野球場で、当初は両翼91メートル、中堅118メートルのグラウンドだったが、2002年から大規模な改修工事を決行。2006年までの工事で外野を両翼100メートル、中堅122メートルに拡張し、内野及び一三塁外野側の位置に10000人が収容できるスタンドを作った。外野席と合わせると、15200人が収容できる。皇子山公園の他の施設同様に、大津市が所有している。

学生野球で使用される頻度が高く、高校野球滋賀県大会では彦根球場とともに会場として使用され、大学生の大会でも関西学生野球や関西六大学野球、京滋大学野球のリーグ戦で使用される。プロ野球では、改修工事以前から西武ライオンズがオープン戦を行うことがあり、改修後には二軍戦も行われている。そして、2011年に東日本大震災の影響で首都圏の計画停電があった際、ライオンズの公式戦代替球場として白羽の矢が立ったのがこの球場で、パ・リーグ公式戦を2試合主催している。










上:スコアボード
中上:バックネット裏からの試合の眺め
中:三塁側からの試合の眺め
中下:三塁側ファウルグラウンド
下:一塁側ファウルグラウンド


スコアボードは電光掲示板で、ナイター完備、一、三塁側ファウルグラウンドにブルペンがあり、高校野球の県大会決勝が行われる規模の地方球場の典型と言った感じ。スタンドの位置がグラウンドから結構高い位置に設けられているので、全体的にグラウンドが遠いという印象は受ける。特にファウルグラウンドがやや広いので、一、三塁寄りの席に座るとその印象は一層強い。まあ、そうは言っても15000人規模の球場なので、めちゃくちゃ見にくくなるということはないが。

バックネット裏は個席で、しかも屋根に覆われているので座り心地がいいが、一、三塁側の席は長椅子である。外野はほとんど芝生だが、最後列に長椅子が設置されている。

皇子山総合運動公園には、陸上競技場、テニスコート、多目的広場がある。陸上競技場は競技レベルのサッカー、ラグビーなどの競技で使用される。隣接する皇子が丘公園の施設とともに、市民のスポーツレクに必要なインフラを提供し、滋賀県の競技スポーツの中心地としての役割を担っている。




皇子山総合運動公園陸上競技場

最寄駅は京阪石山坂本線の京阪大津京駅かJR湖西線の大津京駅からで、歩いて10分くらいなので、交通の便はいい。駅の近くに複合商業施設があるので、食事の調達にも苦労しない。

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皇子山公園の紹介(おおつ協会都市公園グループ公式ホームページより)