bjリーグ最後の試合 | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

今年の秋に日本国内に2つあったプロバスケリーグが統合されることが決まっていることから、今季で最後になったbjリーグ。その最後の試合が本日、行われました。bjリーグ優勝決定戦、王者琉球ゴールデンキングスが富山グラウジーズに対して貫禄の試合運びを見せ、2年ぶり通算4度目の優勝を達成しました。

 

          

左:準決勝第1試合、琉球ゴールデンキングス対京都ハンナリーズの試合後、金色に染まるブースター席に挨拶するキングスの選手達。この日30点近い大差をつけて勝利した琉球は、翌日も勝利して優勝。とにかく強かった

右:第2試合、富山グラウジーズ対秋田ノーザンハピネッツの試合。赤のグラウジーズファンと、ピンクのハピネッツファンが有明を真っ二つに分けていました

 

bjリーグの試合は、原則として埼玉ブロンコスが出ていないときは見に行かなかったのですが、今回ばかりは特別だと思っていたので、土曜日に行われた準決勝ラウンドを見に行きました。特にお目当ては、第2試合の富山グラウジーズ対秋田ノーザンハピネッツの試合。過去2年連続で準優勝だったハピネッツが3度目の正直なるかと注目されていたので、この試合に合わせていきました。ところが、今季イースタン・カンファレンス首位のグラウジーズが一発勝負の緊張感の中で会心の戦いぶりを見せ、ハピネッツを守備で圧倒。2年前の有明での準決勝ラウンドではハピネッツの完勝だったようですが、今回はグラウジーズが雪辱を果たし、ハピネッツの悲願は準決勝で終わる結果となってしまいました。

 

                

左:初の優勝を狙う富山グラウジーズの応援団を率いたチアリーディングチーム「G.O.W」。子供チアリーダーも含めた何十人もの大所帯ながら、ばっちりとダンスを合わせていたところにこの試合にかける思いが伝わってきました。初の決勝進出、おめでとうございます!

右:献身的な応援で有名なハピネッツの大応援団。チームは苦しい戦いを強いられながらも決して声援は途絶えさせませんでした。ハピネッツ名物の試合前のファンによる県民歌も聞けました。

 

苦難の連続でしたが、それでも10年かけてプロバスケを草の根レベルで広げたbjリーグの功績は小さくないと思います。必死に戦い続けてきたbjリーグ関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。後はバトンをBリーグに手渡して、次の時代へとつなぎましょう。

 

もう1つのバスケリーグ、NBLの方は今週末にベスト4が出そろい、今月末に王者が決まります。どんな結末が待っているやら、楽しみですね。

 

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