一昨日から冷え込みはじめ、昨日がこの冬一番の寒ささったようで宮崎市の最高気温16℃だった。今日は幾分寒さも和らいで最高気温は19℃の予報だが、最低気温は昨日と同じ7℃、ちょっと冷え込んでいる。

 11,12日は2023平和大会in鹿児島が鹿児島市内を中心に行われた。平和大会の案内はこちらから。
 大会本部発表によると、参加者は現地参加者が900人、Web視聴者は300人だったようだ。
宮崎からは38名が参加、各人の都合により車、JRに分かれての参加で最初予定していたバスを貸し切っての参加にならなかったのが残念だった。

 JR組は宮崎発9時20分の特急霧島で終点の鹿児島中央駅で下車、駅内で昼食を済ませ市電で朝日通まで乗車し全体集会が行われる宝山ホールへ向かった。参加者であることを示すバッチを貰い、会場の中に入ったがすでに始まっていた。
 プログラム通りに進んだがその内容は私の耳ではよく聞きとれなかった。声が小さかったり、声の室によって聞こえたり聞こえなかったりで、不自由している。ただ、地元の家族で構成されたミュージカル集団「劇団天然木」の演技は良かったし、よく聞こえた。

 全体会議の最後は、各県の平和委員会が舞台に立ち2~3分の挨拶を行った。宮崎は「新田原基地F35B戦闘機配備 NO! えびの駐屯地 ミサイル弾薬庫NO! 戦争の準備より平和の準備を」の横断幕(1mx3m)と幟2本を持ち壇上へ、代表が挨拶した。

 16時半から18時半までは会場が8ヶ所に分かれ、学びと交流の集いが行われた。私は、「馬毛島基地建設に反対する市民との交流会」に参加したが用意されていた大部屋がいっぱいになるほどの参加者であふれた。反対する市民の会から12~13人が参加し、馬毛島が米軍の艦載機訓練基地になるまでの経緯や地域の現状などについて代わるがわる発言があった。

 その中で、生活に関する影響が出ていることも取り上げられていた。先ず、多くの工事関係者が入ってきたことで住宅不足になっている。簡易宿泊所もあちこちに急ピッチで増えている。また、べらぼうに高い値段で家を借り上げ、住んでいた人が追い出される事例も起きている。観光に来ても宿泊できない。
 地元の魚がない。漁師は日当8万円で???(よく分からなかった)に駆り出され、魚を捕る漁師がいないとのこと。
本格的に工事が始まると、さらに、工事に携わる人が増えてくる。一体どうなるのか、治安も心配になってくるなどの話も出ていた。

 次の日は、午前に8つの分科会があり、知覧特攻平和会館訪問に参加した。昔々、見学したことはあるが久しぶりの見学となった。以前と違っていたのは、手紙や遺書などが拡大されパネル化され、見やすくなっていたことが違っていた。ただ、手紙等の内容は検閲を受けているだろうから、心中はどうだったのかと思うと胸が痛くなった。教育の怖さを感じざるを得なかった。
 参加してよかったのは、見学する前の4~50分にわたり特攻関係のことを研究されている赤﨑盛彦?さんの話で知らなかったことも聞くことができたのは見学以上に良かった。

 13:30からは市役所前のみなと大通公園で閉会集会があり、引き続き、パレードを鹿児島中央駅近くの高見橋ライオンズ公園まで行い、流れ解散となった。終了したのは15時?