晴れ、風があるので日陰は気持ちよいがこれも朝のうちだけ、蒸し暑くなりうんざりの一日だった。
宮崎市がまん防地域に指定され、明日からそれなりの対応に移行するが、予定していた活動はほとんど中止になった。「30日の山形屋前での沖縄・新田原連帯行動、9月3日の班会、5日の支部会議、7日の医療生協組合員の集い」が今のところ中止が決まっている行事等である。

 24日に再開した宮崎市内の小中学校、8月末までは午前中授業、給食・掃除をして帰宅の様子見の校時設定である。ただ、気になるのは学校再開後の登校を辞退・拒否している児童・生徒が1089人に上るということである。コロナ感染に対する恐怖は計り知れないものがありそうである。
 我家は、2人の子供が近くに住んでいおり孫5人(高3から保育園児まで)がいる(大阪の孫3人に対してはどうしようもならないが)。私たち夫婦が感染しようものなら、共働きをしている子供たちの生活パターンも狂うことになる。スーパーへの食糧購入以外にはほとんど動けない日々が続いている。


 それにしても、オリンピックは特別なのだろう。何が起ころうがオリ・パラの開催が決定されれば通常通りにIOCのご貴族様は動くということだろう。

 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身会長は25日の衆院厚生労働委員会で、東京都を中心に医療崩壊に近い状況になったことについて、東京五輪の開催決定が国民に「矛盾したメッセージとなった」と指摘。政府が「専門家より楽観的な状況分析を行った」とも述べた。さらに、パラリンピック開催に合わせて国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が再来日したことも「なぜオンラインで出来ないのか」と批判した。(朝日)

 尾身会長の批判に対して案の定、IOC・IPCから反論が上がり、やはり、開催の意義と幹部の訪問の意義を強調するものだった。通常と違う中でも、意義を強調するとはそれしか反論しようがないということだろう。こんなオリンピック、誰のための・何のためのオリンピックなのか、命のリスクを冒してまで行う意義を聞かせて欲しい。