曇り時々晴れの予報であるが、朝6時、何となく蒸し暑さを感じた。雲が多かったが、日差しが注ぐ時間帯はやはり蒸し暑さを感じた。

 今日の予定は、孫の保育園迎えとコープの商品を娘宅へ届けるだけなのだが、やはり、のんびりとはいかなかった。


 東日本大震災から10年が経過し、復興の最大の足かせは福島原発事故だろう。そのために、完全に故郷を捨てざるを得なくなった人たちがいかに多いか。
それでも、政府は原発を推進し、電力業界では大企業である東電をかばい続けている。これだけの
大惨事を起こせば、企業としての責めを負い少なくとも原発からは退くべきだと思うし、日本を除く先進国の中では原発企業としては生きていけないと思う。
しかしながら、大企業である東電を甘やかしすぎた結果、不祥事が次々と明らかになっている。

 最近、東電の意向をくんだ政府や専門家会議?が、汚染水の海洋放水する方向で意見を集約しようとしているが、

 東京電力は2年後をめどに実施する福島第1原発処理水の海洋放出で、処理水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度を基準値未満にするために海水で薄めるが、放出前に濃度を測定せず、計算だけで基準を満たしているか判断する方針という。原子力規制委員会の会合では、有識者から「安全性を示すためにも測定してから放出するべきだ」との声もあり、今後、妥当かどうか議論する。
(共同)

 この横着さはいったいどこから来るのだろう。自分らが犯した罪の意識は全くないとしか言いようがない。

 更に、皆さんも記憶に新しいと思うが、職員が身分を偽って立ち入り禁止場所に不法侵入したが、それらに関して、

 東京電力は10日、柏崎刈羽原発7号機の再稼働に向けて今年1月に完了したと公表した安全対策工事で、76カ所の防火工事が終わっていなかったと発表した。同原発では1月以降、テロ対策の不備が相次いで発覚し、原子力規制委員会から核燃料の移動を禁じる是正措置命令を受けた。再稼働日程が白紙となったのに加えて、工事のずさんさも明らかになった。(朝日)