無料体験でやってくる人が、最近多く来ています。
今日もたくさんの練習生が汗を流していました。
その皆が帰るタイミングで、ジムに来たさもちゃん。
会長も一段落で、ようやく遅めの夕食を買いに出かけました。
気づくと誰も居ないジムで、
黙々とサンドバッグと格闘中。
「すみませ~ん」
きっと何度か、声をかけていたのだろう・・・。
気づくと玄関のドアの前に一人の女性が立っていました。
どう見ても、体験にきた様子でもなく、
場違いだという自覚は、本人も気づいているようで、
少しソワソワしてるのが伝わってきた。
「こんばんは!会長、今ちょっと外出してますけど・・・」
汗が目にしみて、視界がぼんやりしていていたので、
どんな女性なのか解らないまま答えていた
そしてタオルで汗を拭きながら続けた。
「体験ですか?」
「いえ・・・、あの・・見学に・・・」
可愛すぎる!!
そんな気持ちを悟られないように、
スリッパを出して、ここで見学してもらうように伝えた。
3分間の開始ブザーが鳴り、再びサッドバッグを打つ!
彼女の視線を横から感じながら・・・。
あっという間に1ラウンド終了のブザーが鳴った。
周りを見渡し、立ち上がった女性は、
すこし張った声で
「あの・・・。 凄く痩せましたよね!」
予期しないコトバに、ドキッとした!!
そして、こう続けた
「あなたが、一生懸命練習している姿をいつも見ていました!」
ジムの近所に住む彼女は、
いつも窓越しから応援してくれていたようだ。
そんな、ブログのエンディングにならないかなぁ~~o(TωT )♪
さもきち☆
