No Photo,No Life!! -11ページ目

No Photo,No Life!!

JR全線完乗が目標の旅ブログ・・・「旅ノート」。乗り鉄・撮り鉄・模型鉄以外にも、PC・釣り・飛行機などなど多趣味で、面倒くさがり屋な、そんな学生のブログです。

前回の続きは大原駅から、いすみ鉄道を乗り鉄します。



【第4日目 1/7(Sat)】

 大原11:12~(いすみ鉄道 急行2号 大多喜行き)~11:53大多喜


■蘇れ!キハ52系の旅


No Photo,No Life!!


東京から安房鴨川を経由して房総半島を1周し大原にやってきた後は、

いすみ鉄道の観光急行列車:キハ52系の急行2号に乗ることにしました。

ここからはいすみ鉄道、しばらくJRからは離れます。

JRのホームから出て隣接するいすみ鉄道の大原駅に移動します。


大原駅はJR外房線といすみ鉄道いすみ線が乗り入れる接続駅。

JRの方は全ての特急が停車し駅員も常駐する有人駅になっています。

いすみ鉄道の方はいすみ線の起点駅で頭端式ホームを有する無人駅。

そのため改札の入り口には食券型の切符販売機が設置されています。

JRの駅舎と隣接してオリジナルグッズなどを販売する売店が併設され、

さらに大原発の急行券やフリー切符の販売も行われています。

(売店の店員に販売を委託しているため駅員はいないので無人駅扱い)


駅舎から出ると、なるほど2つの建物が繋がっているのが分かりますね。

「いすみ鉄道のりば」の文字の色褪せが昔の閑散さを想像させられます。

しかし駅前にはいすみ200形とキハ52系をイメージした塗装の自販機が。

ちょっとしたところにもこだわり凝っているユーモアさが面白いですね!


No Photo,No Life!!

急行2号 キハ52-125


さていすみ鉄道の駅舎に入ります。

駅舎の中はいすみ鉄道のオリジナルグッズを扱う売店になっています。

いすみ鉄道オリジナルグッズの先駆けであるおかき:「い鉄揚げ」を初め、

「房総のゆけむり饅頭」や電車の形をした四角い「い鉄最中」などなど。

もちろん、食べ物だけではなく四季のいすみ鉄道の写真のカレンダーや、

キハ52の列車プレートレプリカや駅名キーホルダーもおいてありました。

駅舎となっている建物全てがお土産を扱う売店で、かなりの種類です。


この売店では同時に急行列車の急行券などの切符も取り扱います。

フリー切符や確実に座ることが目的の急行は人の方が確実ですからね。

座席は事前予約の指定席・発車1時間前からの販売の自由席の2種類。

今回は到着が発車の40分前というわけで自由席にすることにしました。

さらに急行券も2種類で昔ながらの硬券と写真が印刷された記念タイプ。

どうやら硬券はデザインもほぼ国鉄時代を再現したものなんだそうです。

というわけでここは国鉄時代を味わうためにも硬券にすることにしました。

ついでに今回使用する乗車券『房総横断記念乗車券』も買っておきます。

なんでも、大多喜駅の「関東の駅百選」認定を記念したフリー乗車券で、

大原~五井の相互発着かつ引き返さない限りは途中下車も可能。

(大原~五井の各駅に途中下車出来るが下車した駅より後戻りできない)

値段は1600円、房総半島を横断するにはもってこいの切符です!


メンバー全員分の切符が買えたところで暇なのでお土産を物色・・・

そういえば急行の運転に合わせて駅弁の販売も始めたんそうです。

「本多忠勝 必勝弁当」という名前の弁当は大きなとんかつをメインに、

梅干の乗ったご飯に駅弁用のお茶がついたなんとも国鉄チックな内容。

結構なボリュームで1000円、なかなか美味そうな駅弁ですね。

・・・まあ実は大多喜で考えていることがあって買うのはやめたのですが、

その代わり(?)"モノ"のお土産としてティッシュ箱を買うことにしました。

キハ52系のデザインのティッシュ箱は小さな四角が可愛らしいデザイン。

中に2箱入るようで実用的だしデザインもなかなか面白いやつです(笑)

さて会計に持っていくと・・・2100円!?

なんでも乗車券と急行券とティッシュ箱を合わせて2100円なんだそうな。

(正直な話、乗車券と急行券の会計は済ませてたのでビビりましたが^^;)

だからなんだという話なのですが、実は2000円以上の買い物をすると、

もれなくいすみ鉄道オリジナルデザインのうまい棒がもらえるんです。

もらえたのは黄色のいすみ鉄道の代名詞:いすみ200型のデザイン。

これも隠れたいすみ鉄道オリジナルグッズなんでしょうね。


ちょっと得した気分でいると、やがてキハ52系が入線!!

発車の10分前、折り返し作業と記念撮影のため少し余裕の到着です。

急行1号の乗客を降ろして・・・自由席なので急ぎ目に座席を確保します。

そしてなんとかボックスシート1区画を確保できました。座席は一安心。

因みに今回は進行方向右側:北側の座席に座ることにしました。

というわけで停車中のキハ52系を撮影しにいきます。


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やはり乗客各々車内やHMなど記念撮影していました。

懐かしそうな顔をする人もいれば、新しい何かを見るような顔の人も・・・

皆キハ52計にそれぞれの想いがあるんでしょうね。

というわけでまずは側面。青一色のサボには「大多喜⇔大原」の白文字。

キレイな塗装と飾らないサボが昭和の雰囲気をしっかり周到しています。


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乗車口の横にはしっかりと「急行 EXPRESS」の文字。

さらにかつて国鉄時代にあった千葉の鉄道を統括する千葉鉄道管理局に

配置されている気動車の目印である「千気」の二文字もちゃっかり。

しっかりと当時を細部にわたって再現していますね。


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もう一方の乗車口の横には「そと房」のサボ。

同じく「千気」の印もあり、さらに「一部座席指定」の文字もあります。

文字の書体といい国鉄チックな雰囲気が漂ってきます。


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2エンド表記。所属もしっかり勝浦運転区を表す「千カウ」になっています。

(かつての国鉄木原線を走っていたキハ35系の所属先を周到)


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上総中野方面。こっち側には何もHMも取り付けられていませんでした。

大原方面側には「夷隅」のHM(日替わり)が取り付けられていましたが、

むしろ何も取り付けられていない姿も逆にいいのかもしれませんね。


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いよいよ車内です。車内は青いモケットの座席に薄緑の壁。

いかにも国鉄時代の車両の内装といった雰囲気です。

内装はいすみ鉄道なものの、部品や設備はJR西日本時代のそのまま。

乗務員窓のシールや今では使うことのない運賃表などなど、さらに・・・


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優先座席のマークもJR西日本のもの、本物をそのままなのです!

シールの傷は残念ですがここにもJR西日本の昔の姿が感じられます。

木原線に国鉄型ディーゼルカーが走っていた当時を大切にしながらも、

JR西日本の大糸線を走っていた昔の姿も大切にしているのが流石です。


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もう一方は席を取っ払ったのか折り畳みテーブルが置かれていました。

その上にはいすみ鉄道のコースターと乗車記念のスタンプ。

おっと、さらにその奥にはくずもの入れまで残されて置いてありますね!

おそらくこの区画は専属添乗員たちの準備スペースになるのでしょう。

しかし、それでも最大限昔の形を保とうとしているのは素晴らしいです。


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だいたい車内探索は終わったので自分の座席に戻ります。

座席のそれぞれに小さなテーブルがありますが興味深いものを発見。

なんと大糸線時代の栓抜きがそのまま残されているじゃないですか!

なるほど売店で瓶ジュースが置いてあったのはそういうことなんですね。

実はこれもいすみ鉄道側の"狙い"。

キハ52系登場時の昭和40年頃・・・すなわちまだペットボトルもない当時、

そんな雰囲気を味わえるようにあえて瓶の飲料を販売しているんだとか。

なかなか粋なことしてくれるじゃないですか(笑)

瓶ジュースを買わなかったことにちょっとだけ後悔です。


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ふと天井を見上げると、ここにもいすみ鉄道の"狙い"が見られます。

冷房のなかった当時、夏の必需品はもちろん扇風機。

壁のスイッチで自由にON/OFFできるタイプの、これまた国鉄チックです。

さらに車内の中吊り広告は国鉄時代の車両の宣伝が印刷されたもの。

100系が新登場だとか485系のL特急ひたち号だとか全てが国鉄時代。

社長の趣味でコレクションしている昭和40~50年代のものみたいです。

それも定期的に取り替えるようで、これまた楽しませてくれますね。


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自分の座席に座っていると添乗員の人が旅のしおりをくれました。

「キハの旅 観光急行列車のご案内」と書かれた3つ折りのしおりには、

キハ52系の生い立ち・拘り・オリジナルグッズ紹介が書かれていました。

それと一緒に今度はキハ52系のデザインが印刷された包装のうmy棒や、

かつて千葉を走った気動車がプリントされた紙に入った飴も貰いました。

なんでも急行列車に乗車した人全員に1つずつくれるものだそうです。

記念乗車券と硬券急行券と一緒に記念撮影。

いよいよ、キハ52系のいすみ鉄道の旅が始まります!!


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しばらくすると警笛を1つ鳴らしてキハ52系は発車。

ガガガガ・・・と気動車が加速する時に出す独特のうねりを響かせながら、

老若男女問わず大勢の楽しそうな面々を乗せた列車は進んでいきます。


列車はしばらく外房線の線路と並走します。

かつて木原線だった線路と外房線は一応まだ繋がっているようですが、

流石にJR外房線といすみ鉄道線が直通するということはなさそうです。

そしてすぐに外房線の線路とも分岐、いよいよ線路は1本になります。


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♪アルプスの牧場―――

列車が大原を発車して外房線の線路と離合ししばらく進んだところで、

車内にやさしい電子オルゴールの音で「アルプスの牧場」が流れます。

それに続けて流れてきたのは車掌の肉声アナウンスでした。


「お待たせいたしました。本日はいすみ鉄道、臨時急行『夷隅・そと房』2号をご利用いただきましてありがとうございます。ただいま大原を定刻に発車いたしました。この先止まる駅と到着時刻をご案内します。・・・」


列車は、途中駅での列車行き違いや観光のために停車してくれるそうで、

いかにも国鉄時代のまったりとした観光急行列車と言った雰囲気です。

そういえば、この観光急行列車は国鉄時代の昭和40年代に走っていた、

勝浦方面に海水浴客を運んだ急行「そと房」をイメージしているんだとか。

なるほどだから昭和40年~50年代を中心とした雰囲気なんですね。

かつて昭和40年に国鉄型ディーゼルカーとして製造されたキハ52系は、

45年もの間、越美北線・大糸線など北陸地方を中心に走っていました。

しかし、2010年3月のダイヤ改正で引退しJRから姿を消したわけですが、

ひょんなことから冬の厳しい日本海側から温暖な房総はいすみ鉄道へ。

昔は国鉄木原線でも同形式のディーゼルカーが走っていた縁もあって、

そんな昭和の汽車旅を味わってもらおうというのがこの急行列車です。

車両の外観からも、車内の様子からも、車掌の肉声アナウンスからも、

・・・なんだかこの車両だけが昭和40年代にいるような雰囲気です。


「尚、列車は安全確認のため全ての駅に一旦停車をして発車します。また、このキハ52系は昭和40年製のディーゼルカーのため窓が大きく開きます。窓から手や顔を出されますと危険なのでご注意ください。」


どうやらいくら急行列車とは言えど駅は通過しないそうです。

確かに接近放送のない駅もあるので通過は危険だと判断したのでしょう。

それに車両に関する注意だなんてこれまたなんだか滑稽ですね(笑)


「それでは短い時間ですがキハ52系観光急行列車をお楽しみください。」


そう言うと、やっぱり静かな音色の♪アルプスの牧場で終わります。

ゆったりとした時間が流れるようで、それがまたこの汽車旅のいいところ。

列車は独特のうねりを冬の寒い空気に響かせて進んでいきます。


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しばらくすると列車は減速していきやがて止まってしまいました。

見ると1つ目の駅は西大原に到着、列車は一旦停車してから発車します。

西大原周辺はちょっとした住宅街がありまあまあの賑わいようです。

しかし・・・


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「"何もない"がそこに"ある"―――」

いすみ鉄道のキャッチコピーですが、まさにそんな車窓。

遠くに民家は見えるものの青空の下に広がる風景はまさに「何もない」。

民家が遠くに見えるもののほとんどが田んぼか山が広がっています。

そこには雲ひとつない青空もあって清々しい光景が広がっていました。

列車は冬の田園風景の中を進んでいきます。


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・・・と思いきや、遠くに見えた山が近くなり線路の左右を山に囲まれます。

列車はカーブを描きながらまたまた減速し、ここで車内放送。


「進行方向右手をご覧ください。ムーミンの里が見えてまいります。・・・」


そう言うと、列車は徐行でムーミンたちの里を通過していきます。

こういうポイントでしっかりと徐行してくれるのが観光列車らしいですね。

なんでも、ムーミンの里の舞台はここ千葉はいすみ鉄道沿線だそうで、

実は廃線寸前のいすみ鉄道の沿線地域興しに貢献したのがムーミン。

「ムーミン列車」という車体にムーミンをあしらった車両が走らせたりと、

人気なアニメの舞台だと宣伝することでこれまた観光客を呼びました。

個性的なキャラクター達がいすみ鉄道を支えたなんてすごいですね。


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因みにさっきのムーミンの里は西大原~上総東の湖の畔にあります。

でもご安心を。ここを通る列車全て車内放送&徐行運転してくれるので、

ずっと車窓に注目していなくても見逃すことはないと思います。

もし放送がなくても列車がカーブしたら車窓に要注目です!


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列車はS字にカーブし山を抜けると、最初の停車駅は上総東に到着です。

列車行き違いが可能なここ上総東では列車行き違いのため少し停車。

乗客たちはカメラ片手に列車から降りていきます。


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上総東停車中のキハ52系と青空。本当に雲ひとつない快晴です。

降りてきた乗客はキハ52系を撮影したり外の空気を吸ったり小休憩。

2駅進んで長時間停車というのも気楽でいいですね。


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そして、やがて黄色い車体のいすみ200型が反対側から入線。

アテンダントさんが構内踏切のない駅の連絡通路を見守ります。

行き違い後アテンダントさんの声で乗客は自分の席へと戻ってきました。

つかの間の休息でしたがキハ52系急行列車の旅はまだ始まったばかり。

まもなく上総東を発車、また単線になった線路を大多喜に向け進みます。


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さて上総東を発車すると「何もない」風景の中を列車は進みます。

休耕田と青空がやはりいかにも冬の関東と言った雰囲気ですね。

線路は国道465号線と並走しながら大多喜へ向かっていきます。

と、ちょうど並走していた車の車内の人が手を振ってきていました。

乗客みんなで笑顔で手を振り返えします。のどかで和みますな~。


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そして新田野に一旦停車、すぐに発車した後は川を渡ります。

青空に反射して川の水面も青く周囲の風景を反射させていました。

自然たっぷりできれいな車窓ですね。


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そしてまもなく2つ目の停車駅は「風そよぐ谷」国吉に到着です。

なんだか駅名が長いしもはや形容詞になってしまっていますが(汗)、

実はかつていすみ鉄道は駅名の"命名権"の販売も行っていました。

正式名称は「国吉駅」なのですが、『自然と共生する環境にやさしい鉄道』

というキャッチフレーズにちなみ「風そよぐ谷 国吉」と名付けられました。

当時は権利さえ売却しなければならない経営状態だったのでしょうね・・・

(因みに命名した企業の代表取締役と現いすみ鉄道社長は同じ人^^;)

「風そよぐ谷」の通り、駅には多くのムーミンが出迎えてくれます。

また駅には年中無休の直営売店「VALLYE WINDS」が併設されていて、

いすみ鉄道オリジナルグッズ・ムーミングッズを数多く取り扱っています。


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そんな「風そよぐ谷」国吉には観光のため10分間停車します。

併設された売店でちょっとした買い物が出来るとは粋な計らいですね。

列車から降りると駅看板と共に青い釣りスタイルのムーミンがお出迎え。

それにしても駅看板にもイルミネーションがものすごい数です。

・・・でも流石にカボチャとサンタの季節は終わったはずですケド・・・(汗)


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折角10分あるので売店も覗いてみることにしましょう。

構内踏切を渡り駅舎に向かうと、出口には国吉駅の駅名表がありました。

こっちは青い背景に白文字で正式名称で書いてありますね。

そんな出口をくぐると右側に売店「VALLEY WINDS」が併設されています。

見るといすみ鉄道のグッズは多いもののムーミングッズもかなり豊富!

流石「風そよぐ谷」の駅と言ったところでしょうかムーミンばかりでした。


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2M 急行2号 キハ52-125


最後に編成写真を1枚。青空がやっぱりいいですね!

今回は売店で何も買わずに車内に戻ることにしました。

ムーミン好きにはかなり興奮する駅ではないでしょうかね(笑)


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さて列車に戻ってしばらくすると国吉も発車しました。

後は上総中川・城見ヶ丘・大多喜と3駅だけ、この汽車旅もラストです。

国吉を出ると沿線はしばらくの賑わいが見られます。

駅前の交通量も多く国吉はいすみ鉄道沿線の住宅街なのでしょうね。


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しかししばらく走るとまた「何もない」風景が広がります。

それも特にこの周辺は「何もない」!ひたすら休耕田が続きます。

しかしここで車内放送。一体「何もない」のに何があるのかと言うと・・・


「車窓をご覧ください。まもなく『第二五之町踏切』を通過します。『第二五之町踏切』は第3種鉄道踏切で関東では珍しい遮断機がない踏切です。」


どうやら第二五之町踏切と呼ばれる簡易踏切があるそうです。

列車は徐行してくれますが・・・あった!×印の踏切の看板が見えました。

確かに遮断機がなく踏切の×印の看板と踏切名の看板しかありません。

「何もない」からこそ、そんな風景なのでしょうね。


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列車はまだまだ「何もない」中を進んでいきます。

この先はずっと休耕田が車窓に見えるだけで後は大多喜に向かうだけ。

城見ヶ丘も出発するといよいよ終点の大多喜は目の前です。


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列車は城見ヶ丘を発車すると夷隅川を渡ります。

その後、列車は大きく南にカーブすると、そこは終点の大多喜。

たった41分の短い汽車旅は終わりを告げます・・・


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そして11:52、定刻通りに「デンタルサポート」大多喜に到着です!

キハ52系の観光急行列車の汽車旅はこれにて終わり。

乗客はみんなどこか名残惜しそうにキハ52系から降りていきます。

・・・しかし、まだまだ「いすみ鉄道の旅」は終わりではありません。

ここからはいすみ鉄道と小湊鉄道を内房方面に抜けていきます!



続きは次回、大多喜からは・・・そういえばちょうどお昼の時間ですね。

というわけでちょっと大多喜で昼食をとることにしましょう!

これは数年前の話。

東京の隣は千葉県に"とある廃止寸前の鉄道路線"がありました。

年々収入は減少していき最終的に最大1億3000万もの業績赤字。
沿線の過疎化は止まらず廃止になるのでは、とも噂されていました。

それが、大原~上総中野の26.8kmを走る「いすみ鉄道」。

国鉄木原線が廃止されるのに伴って第3セクター化された路線です。

しかし第3セクター化以降、鉄道収入はどんどん減少していくばかり。

そこで、その状況を打破しようと立ち上がったのが現在の社長でした。

い鉄グッズの販売やJR西日本から譲り受けたキハ52系の運転など、

積極的に鉄道ファンのみならず多くの観光客を呼び寄せました。

そのおかげで現在は売上が急増し経営状況の改善の兆しも見られ、

今では多くの人が注目する関東近郊のローカル線になっています。

今回はそんないすみ鉄道の急行列車:キハ52系に乗ってきました。


というわけで前回の続きは大垣、快速ムーンライトながらに乗車です。



【第3日目 1/6(Fri)】

 大垣22:49~(快速ムーンライトながら 東京行き)~05:05東京

【第4日目 1/7(Sat)】

 東京05:21~(総武快速・内房線 普通 君津行き)~06:44君津

 君津06:47~(内房線 普通 安房鴨川行き)~08:51安房鴨川

 安房鴨川09:39~(外房線 普通 東京行き)~10:07勝浦

 勝浦10:19~(外房線 普通 千葉行き)~10:34大原


■北陸雪風情4


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高山本線を普通列車だけで完乗し東海道本線で大垣に戻ってきた後は、

快速ムーンライトながらに乗って一路東京へと戻ることにしました。

発車は5番線、まだ発車まで30分あるので5番線で待ちます。

とりあえず自販機でようやく食糧(?)にありつけたのがもう幸せだった(爆)

・・・通過する貨物などなどを眺めて待つこと30分。

ムーンライトながらの入線は発車のすぐ前とアナウンスがありました。

今回乗るのは2号車なので2号車の乗車口まで移動します。

乗車口には既に多くの人が並んでながらの入線を待っていました。

そして22:48、入線。

すぐに22:49、発車。

入線してから席を探して荷物を置いて・・・とすぐ発車してしまいました。

停車時間:わずか数十秒。あっという間に大垣から離れていきました。


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大垣を発車すると、列車は夜の東海道本線をひたすら上っていきます。
流れゆく住宅街を眺めているとやがて検札に車掌が回ってきました。

かと思いきや乗車券の確認も18きっぷの確認もなくスルー・・・

検札が来たらデッキで充電しようと思ったのですがおかしいですね。。。

とりあえず車掌はデッキで捕まえるとして充電することにしました。


デッキで充電していると、遂に列車は岐阜から愛知に突入したようです。

中京圏の車窓には名鉄の線路に沿ってずっと住宅街が続いていました。

ようやく車掌からスタンプをもらい、後は充電が終わるのを待つだけ。

なぜか列車は加速し減速し加速し減速し・・・をずっと繰り返していました。

(おそらく「青信号だGo!!」→「やべ飛ばしすぎたwww」→「おっしゃ青信号だGo!!」→・・・)

なんだかんだであっという間に名古屋も過ぎて豊橋に到着です。


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豊橋は始発駅を発車し日付け変更してから最初に停車する駅。

3分の停車時間がありますが、一応最初の長時間停車駅でもあります。

ここ豊橋でもまあまあの乗客数があり、車内はほぼ満席になりました。

ながらの乗客の半分は始発駅から・もう半分は途中駅からというのが、

最初に主要駅にちょいちょい止まる上り列車の特徴かもしれません。


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まだまだ列車は夜の中京圏を駆け抜けていきます。

豊橋では乗務員交代をしたそうで、そのための3分停車だったんですね。

(さっきまでのはてきとーだったのに、豊橋からの人は超親切なんですけど!!)

眠くなってきたので充電は浜松までにしてそれまで外を眺めていました。
沿線には灯りをすっかり消し静寂を保っている民家が多く立ち並びます。

なんだか帰りの夜行列車はどこか物足りない寂しい感じが毎回します。

そして豊橋からおよそ40分、2回目の長時間停車駅は浜松に到着です!

充電は切り上げて自分の席に戻って寝ることにしました。


■房総半島ぐるり旅


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・・・午前5時。まだ空も暗く人影も少ない都心。

ふと目が覚めるとそんな中を黄緑色のラインの電車が走っていました。

どうやら品川を出発してもう東京に到着しようとしているところのようです。

早朝の都心を走るのが東京に戻ってきたという雰囲気をより増させます。

やがて東京到着前放送。急いで荷物を降ろして降りる準備をしました。


さて最終日第4日目は北陸雪風情の延長としていすみ鉄道に乗ります。

では「北陸雪風情」と「いすみ鉄道」のどこに共通点があるのかと言うと、

実はいすみ鉄道には昔大糸線を走っていたキハ52系がいるのです!

さらなる乗客を呼び寄せるために導入することを決めたキハ52-125は、

現在では国鉄色に塗装を変えて「観光急行列車」として走っています。

運転するのは土日・祝日で、大多喜~大原間を1日2往復の計4本。

今回はそのうちの大原→大多喜の急行2号に乗車することにしました。

しかし急行2号の大原発は11:12。ムーンライトながらの東京着は05:10。

すなわちそのまま大原に向かうとかなりの時間が出来ることになります。

というわけで、今回は時間潰しも兼ね房総半島を1周することにしました。

そうすれば大原着は10:34とちょうどいいですし、その他にも仕掛けが・・・

とりあえず東京からは内房線を経由して大原へと向かうことにしました。


ドアが開きホームに降り立つと、関東独特の空っ風がお出迎え。

いよいよ東京に帰ってきたんだなあと身体全体で感じられてきます。

ここからは内房線経由で大原に向かうため、まずは総武線のホームへ。

どこか懐かしい東京駅構内を歩き長いエスカレーターを降りること約3分、

既にホームにはこれから乗るE217系がドアを開け発車を待っていました。

久々に見るE217系の電車の帯・・・しばらく見ていないと新鮮な感じです。

乗る列車は東京始発の君津行き。房総1周のスタートにもってこいです。

とりあえず適当な号車に入って座席に座ることにしました。


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しかしこの区間はまだ暗いし何度も乗ったことがあるわけで・・・

旅の疲れが出てきたのか東京を発車する前にもう寝てしまいました(汗)

気が付けば列車は君津の手前。おっと危ないそろそろ降りねば・・・

時刻は06:40過ぎ、ようやく空が明るくなったところで君津に到着です。


ちょうどこの列車は君津で千葉発の内房線の1番列車に乗り継げます。

乗り換えは跨線橋を使うものの3分以内に十分に乗り換えできる距離。

ゆっくり歩き内房線の1番列車はやっぱり209系に乗り換えられました。

車内はまだ朝だからかガラガラ。適当にロングシートを占領します。

そしてE217系からの乗り換え客を乗せた列車は君津を発車しました。


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・・・爆睡!(苦笑)

やっぱり君津~安房鴨川もずっと寝っぱなし状態でした。

でも一応たまに起きては東京湾に反射する朝日や臨時列車を見たり・・・

(まあ内房線は大回り乗車の旅で乗ったのでそこまで困りませんが。。。)

それにしても今日は天気がいいので東京湾の景色はなかなかでした!

よーく見ていれば遠くに富士山も見えたと思います。


安房鴨川に到着した後は寝ぼけた頭を起こしながら乗り換えます。

ここ安房鴨川駅は1~3番線まである有人駅で内房線と外房線の終点。

1番線が特急、2・3番線が普通と、列車ごとにホームが分かれています。

(因みに安房鴨川駅は内房線が先に出来たため内房線の駅の扱い)

周辺は行楽地が点在し、日々多くの観光客がここまで足を運びます。


なるほど、駅に「パワフルちば」の幟があるのはそのためなのでしょうね。

流石関東屈指のリゾート地、観光誘致には力が入っています。


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さてここ安房鴨川からは外房線に乗って大原を目指します。

これから乗る列車は特急わかしお10号東京行き:9両編成の255系です。

でも「使ってるの18きっぷでしょ?特急乗れなくね?」って思いますよね?

実は、特急わかしお10号には青春18きっぷだけで乗れちゃうんです!


とりあえずホームは風が寒いので一旦改札を出てすぐの待合室へ。

特急の発車まで40分以上もあるのでしばらく座って待つことにしました。

暖房も付いていて木を基調とし落ち着いた雰囲気の待合室は快適。

すぐそばには売店もあるのでなかなか便利ですね。


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さて待合室で待っていると特急が入線してきたのでホームに出ます。

しかしすぐには車内に入れず、車内では折り返し作業をしていました。

清掃員たちが手動で1つ1つ座席を回転しごみを回収したり・・・

結局入線してから15分ほどずっとドアが開かないままでした。


待っている間、行先表示だけはしっかり特急東京行きになっていました。

9両編成の255系で運転される特急わかしお10号は4号車以外自由席。

というわけで今回は適当に自由席の8号車に乗ることにしました。

ところで「18きっぷで特急に乗れる」というのはどういうことかと言うと・・・


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実は特急わかしお10号は安房鴨川~勝浦は普通列車なのです!

利用客が多いのに対し列車が少ない安房鴨川~勝浦の末端区間では、

特急列車を普通列車として運転することで輸送力を確保しています。

すなわち俗に言う「特急車両を使った普通列車」という珍しい列車。

上下共に安房鴨川~勝浦で普通扱いをする列車は少なくないようです。


さて、ようやくドアが開いたので車内に入ります!

適当に車両中間あたりに座席を確保してまずは車内探索から。


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普通車(1~3・5~9号車)


255系の中で一番多いのはこのスタンダードなタイプの普通座席。

車内の全体的な青は房総半島を囲む海の青をイメージしています。

設備は他のJRの特急と変わらず、肘置きのボタンでリクライニング可。

ただ珍しいことにフットレストは座席下の金属の手摺りと簡素なもの。

その点を除けば設備にそれと言った違いは見受けられません。


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グリーン車(4号車)


255系のグリーン車は4号車(東京方面前から4号車目)にあります。

柔らかい感触やカーペットの床など普通座席との差別化が見られます。

グレードとしてはこのタイプの他の特急グリーン車と変わりありません。

(座った感じは2日目に乗ったくびき野の485系のグリーン車と同じくらい)


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同上


座席の元の状態とフルリクライニング状態の比較。

横から見るとなかなかシートピッチも広くつくられています。

さらにそれぞれの座席には専用のフットレストも完備。

やはり標準的なJR東日本の特急のグリーン車座席と言ったところです。


No Photo,No Life!!


車内探索を終えて座席に戻ってしばらくすると列車は発車しました。

特急らしく(今は普通列車ですけどね^^;)ゆっくりと駅を離れます。

18きっぷだけで特急車両に乗れるとはなかなかお得感があるものです。

列車はリゾート地のホテル群を眺めながらどんどん北へ向かいます。

そして・・・


No Photo,No Life!!


太平洋!!

外房線は頻繁に太平洋が見えるので車窓に注目するのがオススメです。

ちょうど時刻は10時過ぎたところ、太陽も半分昇りきったところでしょうか。

太陽に反射する太平洋・・・なかなか壮大な車窓が見られますね。


No Photo,No Life!!


しかし30分はあっという間に過ぎてしまうもの。

安房鴨川から30分、房総の有名なリゾート地は勝浦に到着です。

普通列車扱いはここまで。ここからは特急列車なので下車します。


勝浦駅は海水浴場や漁港などの観光地の玄関口である駅。

さらにこの駅止まりの普通列車が多数設定され住宅街も見られます。

そのため外房線の運行上の拠点であり大きな駅になっています。


No Photo,No Life!!


側面のロゴマークと鴨川シーワールドのPRステッカー。

他にも成田市のマスコットキャラクターの「うなりくん」のステッカーなど、

9両全てに255系が走っている沿線のPRステッカーが貼られていました。

いかにも観光リゾート地に行く特急列車と言った感じがしますね。


No Photo,No Life!!


東京に向けて出発進行~!

ここからは特急列車なので255系の本領発揮と言ったところですかね。


No Photo,No Life!!

209系 C607編成


さて特急わかしお10号からはこっちの209系普通列車に乗り換えます。

既にドアを開けて発車待ちをしていましたが車内はまあまあの乗車率。

席の空きが少し残る程の乗客数で、勝浦からの乗客の多さに驚きです。

そして特急の発車を見送った列車は後を追いかけるように発車しました。


No Photo,No Life!!


勝浦を過ぎてもしばらく車窓からは太平洋を望むことが出来ました。

特に勝浦~御宿は絶景ポイントがあるのでオススメの車窓ですね。

早い時間なら朝日がキレイに見えるんだろうな・・・なんて考えていると、

御宿を出発すると車窓から太平洋はだんだん遠ざかってしまいました。

どうやら御宿からは内陸に向け走ってしまうので見えなくなるようです。

やっぱり外房線から太平洋を眺めるならば末端区間に限りますね。

そして勝浦から普通列車でちょうど15分、大原に到着しました。

この列車はここで下車。さて、いよいよいすみ鉄道の旅が始まります!



続きは次回、大原からはいすみ鉄道の急行列車に乗ります。

いすみ鉄道に蘇ったキハ52系、果たして・・・?

前回の続きは富山駅からです!



【第3日目 1/6(Fri)】

 富山16:10~(高山本線 普通 猪谷行き)~17:02猪谷

 猪谷17:15~(高山本線 普通 高山行き)~18:26高山

 高山18:54~(高山本線 普通 美濃太田行き)~21:11美濃太田

 美濃太田21:22~(高山本線 普通 岐阜行き)~22:00岐阜

 岐阜22:06~(高山本線 特別快速 大垣行き)~22:17大垣


■北陸雪風情3


No Photo,No Life!!


富山地鉄市電線の新旧を体験したところで、富山駅に戻ってきました。

後は、東海地方に向けて一気に南下して大垣を目指すだけ。

ここからは北陸地方と東海地方を南北に結ぶ高山本線に乗車します!

高山本線は、飛騨高地の山間を縫うように富山~岐阜間を走っていて、

普通列車だけでなく特急ワイドビューひだも走る地方交通線である路線。

飛騨地方へのアクセスと共に下呂温泉・高山市の観光輸送も担います。

富山~猪谷をJR西日本・猪谷~岐阜をJR東海の2会社が管轄していて、

基本的に普通列車は猪谷を境にして系統が分かれています。


さてここからは高山本線に乗るのですが長時間列車に揺られるので、

ちょうど改札のすぐ傍にあったキオスクで食料調達をすることにしました。

南口改札口にあるキオスクは休憩室が併設している他は普通の売店。

なかなか品揃えも多くて旅の初めの買出しには持って来いの場所です。

さらにはお土産コーナーも充実していて、観光客にも重宝します。

・・・とお土産コーナーを物色していたら、一際目立つコーナーを発見。

そこはレジ横の1区画、なんと鉄道グッズばかり集めたコーナーでした!

鉄道DVDの実演や急行能登の側面幕レプリカの展示など・・・

どうやら主に北陸を走る列車のグッズを集めて販売しているようです。

興味津々に眺めていると、そこに衝撃の文字を発見。


『もれなくクリスタルペーパーの置物をお買い上げの方全員に、

寝台特急北陸の乗車位置票か489系幕レプリカをプレゼント!』


つまりクリスタルペーパーを買えば、引退から2年経ち希少価値の高い

引退記念グッズが付いてくるというなんともお買い得なことなのです!

こんなチャンス2度とない!!というわけで、即購入決定です。

489系とC11蒸気機関車の2つのうち、関東にも来た489系をチョイス。

レジの時にどちらか聞かれ、迷わず「幕レプリカ!」と答えました(笑)

置物と幕レプリカ、しめて3500円也。

富山に来て買った物と言いなかなかいい買い物が出来たと思います^^


No Photo,No Life!!

キハ120系-345編成


それでは準備も整ったところで高山本線のホームに向かいます。

発車20分前、ホームに着くと既にキハ120系2両編成が停車中でした。


キハ120系は地方交通線を中心として投入された気動車。

主にJR西日本の地方交通線で多様な塗装と仕様で運転されています。

高山本線のキハ120系は、猪谷方面が緑・富山方面が朱色の正面に、

西側が赤と黄・東側が青と緑の帯の側面と、色が豊かで派手な塗装。
そんなユーモアある塗装の車両は高山本線の富山~猪谷を走ります。

因みにキハ120系は「NDC」と呼ばれるローカル線向け軽快気動車。

車体にバスと同じ部品を多用することでコスト軽減を図る車両です。

採算が取りにくいローカル線でも低予算で導入できるメリットがあり、

現在に至っても多くのJR西日本の地方交通線で運転されています。


まだ発車の20分前だというのに、2両編成の座席は埋まっていました。

しかし、先頭の車両に辛うじて1区画ボックス席が空いていたので確保!

トイレのすぐ側で臭いが少し気になったところですが仕方ないでしょう^^;

乗った先頭車両は345編成、何やら額に丸い跡が残っている車両です。

実は345編成は以前に富山のPRラッピングをしていて、その名残。

ヘッドシールをつけていたのでそこだけが汚れなかったのでしょうね。

窓下にあるちょっとしたテーブルに菓子を広げて発車を待ちます。


No Photo,No Life!!


そして、定刻通りキハ120系は富山駅を発車しました。

高山本線は飛騨地方の山間部に向けて平野部を走っていきます。

富山を出てビルに挟まれながら進み神通川を渡ると北陸本線と分岐、

神通川がつくる平野部の田んぼの風景を見ながら列車は進みます。

西富山までは住宅街が見えていましたがそこからは田んぼばかりで、

分厚い雲のかかる空の下に雪がただ積もる風景ばかりが見られました。

だんだん山間部に近づくにつれて雪の量が多くなっている気がしますね。

神通川に合流する井田川を渡ると、まもなく婦中鵜坂に到着です。


No Photo,No Life!!


列車にはちょうど時間的に学生も多く乗っていましたがここで多くの下車。

ここ婦中鵜坂は駅前に企業の施設が集まり周囲に住宅街もありますが、

富山方面向かって右側に単式ホーム1面1線があるだけの無人駅です。

実は、そんな簡素なのも「高山本線活性化社会実験」の一環だからで、

市の要請を受け当初は2011年春まで3年間限定で設置された駅でした。

なるほど、通りでホームがまだ新しい感じがするわけです。

しかし社会実験そのものが終了した今でも臨時駅として残っているのは、

年々駅利用者が増え続けているので存続しているからだそうな。

それでも一応臨時駅扱いで全普通列車が停車する駅になっています。


No Photo,No Life!!


列車はさらに南へ向けてまっすぐ進んでいきます。

それにつれ沿線からは民家の数はだんだん減り雪が多くなってきました。

それでも平野部であるここ一帯はまだ田んぼにちょこっと民家の車窓。

殺伐として静寂な冬の田んぼの風景がしばらく続きます。


やがて列車は大きくカーブを描くように越中八尾に到着します。

越中八尾はちょうど井田川がつくる扇状地の部分に位置している駅で、

ここ越中八尾は9月初めに行われる「おわら風の盆」という祭りが有名。

そのため駅周辺は県を代表する祭りの開催場所として賑わっています。

因みに「おわら風の盆」と聞いてはピンと来ない人が多いと思いますが、

"急行きたぐにのHMに描かれている笠を被って踊る人"がいますよね?

実はそれこそが「おわら踊り」を踊っている人なのです。

つまりあの姿で街を踊り歩く・・・それが「おわら風の盆」という祭りです。


No Photo,No Life!!


さて、越中八尾を発車するといよいよ高山本線の山間部に突入します!

大きくカーブを描きながら列車は進んでいきやがて東八尾も発車すると、

車窓からはだんだんと遠くに山が見えてくるようになってきます。

そして笹津を発車し神通川を渡ると本格的に山間部へ!!

ここからは神通川に沿うように飛騨の険しい山々の間を列車は走ります。

くねくね曲がったりトンネルに入ったり・・・とその険しさが分かりました。

列車は山間部に入りますます不安定になった天気の中、南に進みます。


No Photo,No Life!!


そんな途中にあるのがこの列車の終点は猪谷です。

高山本線はまだまだ続きますがJR西日本の管轄する区間はここまで。

ここからは同じ高山本線なもののJR東海の管轄する区間になります!


猪谷に到着すると次の列車に乗り継ぐために乗り換えます。

列車は特急の停車を考慮して長く作られたホームの端に停まったよう。

しかしこれから乗る列車は見るとこれまたホームの端・・・^^;

乗り換え時間は13分なものの座席を確保すべく早めに移動しました。


No Photo,No Life!!


・・・まあでもそれにしてもすごい雪の量ですね。。。

なにせ駅名の看板が半分も埋まっちゃってますから(笑)

大陸から吹き込んできた風が山によって上昇し雲を作り雪を降らせる・・・

さすが富山県南部の豪雪地帯と言ったところです!


No Photo,No Life!!

キハ48 5803編成


それでは次の列車に乗り込むとしましょう。

これまたホームの端で待っていたのは湘南色の帯のキハ48系でした。


キハ48系は国鉄時代から継承された気動車。

それぞれが走っている路線の特色や乗客のニーズに応えた改造を受け、

東海では高山本線・太多線・武豊線などのローカル線で走っています。

このキハ48系5803編成は、ワンマン運転化改造された5800番代の1つ。

その他にもいくつも番代があり計40両がJR東海に所属しています。


車内に入ってみると・・・2両ある内のどちらにもほとんど人がいない。

青いボックスシートが並ぶ車内には人影が疎らで合わせて数人でした。

どうやらさっきの列車からの乗客はみんなここで降りてしまったよう。

山間部を走る閑散としたローカル線という雰囲気が出てきました!!


No Photo,No Life!!


そして発車時刻、キハ48系はゆっくりと進んでいきます。

列車はまだまだ神通川に沿って山の間を縫うように走っていきます。

猪谷を出ていくつかのカーブとトンネルを越えると、次の停車駅は杉原。

なんでも、いきなりここで特急の通過待避をするとのことです。

いきなり1駅で長時間停車とはなかなかローカル線と言った感じですね。

しばらくすると特急ワイドビューひだ号がゆっくりと通過。

見た感じ車内はかなりの乗車率があり、ほぼ座席は埋まっていました。

やっぱり高山本線はのんびり走る普通より早い特急の方が人気の様子。

なるほど時刻表を見ても特急の本数の方が多い理由が分かります。

特急の通過を見送ってから普通列車もまだまだ南を目指して進みます。


猪谷~杉原で岐阜県に突入し、日本有数の豪雪地帯を進みます。

山の中を流れる大きな川を渡る時の雪景色と言ったら最高でした。

生憎、すっかり外が暗く写真が撮れないのが残念なところです・・・

今度高山本線に乗る時には是非ともワイドビューひだの先頭席ですね!

しかし明るければ普通列車でも十分に複雑な自然が楽しめます。

やっぱり『北陸雪風情』・・・これに尽きます!!


No Photo,No Life!!


そんな車窓を眺めること1時間、またまた終点の高山に到着です。

乗ってきた列車はここまでですがさらに乗り換えをします。


高山駅は全ての特急も止まり高山本線の交通の要所である駅。

高山は「飛騨の小京都」と呼ばれるほど旧高山市の観光地として有名で、

年間を通して多くの観光客で賑わいを見せる大きな街になっています。

そんな街の玄関口が高山駅で、みどりの窓口・売店がある有人駅です。

また飛騨牛の駅弁も販売していて、観光客の賑わいが感じられます。


No Photo,No Life!!

キハ48系 5810編成


列車は3番線に入線、乗り換えは向かい側の2番線。

既にキハ48系また5800番代の5810編成がドアを開けて待っています。

やはり車内には・・・誰もいない。余裕で座席を確保できました。

そういえば雪は積もっているもののだんだん少なくなってきましたね。

どうやら雪のピークは越え南に近づいているように感じられます。


No Photo,No Life!!


さてちょうど夕食の時間なので今夜の駅弁調達へ!

せっかく飛騨地方に来たのですからやっぱり飛騨牛の駅弁ですよね?

どうやら店は1番線にあるので乗換階段を使って1番線へ向かいます。

おぉ、さりげなくWelcomeと歓迎の文字が(笑)

さぞ店はたくさん飛騨牛の駅弁が並んでて結局迷っちゃうんだよなぁ~

・・・と思いきや、ホームにあった店は何故か閉まっていました。

営業日も営業時間も確認したのに・・・そしたら奥からおばちゃん登場。

「あ~今日の分はねぇもう終わっちゃったんだよ~」



・・・まあ要するに"夜飯抜き"ってことですねハイ。。。


No Photo,No Life!!


列車に戻って発車を待つことにします。

ちょうど部活帰りなのか車内は学生で賑わいつつありました。

そして定刻通りに多くの学生と少しの旅人を乗せた列車は高山を発車。

各駅各駅で帰宅途中の学生を降ろしながら列車は進んでいきます。

ここからは岐阜県北部から南部へ普通列車の2時間ちょいの長旅です。

さっきまでと同じように川に沿い山の間を縫うように列車は走ります。

しかしさっきまでと違うのは雪の量が徐々に少なくなっているということ。

北陸から遠ざかっていていることが車窓からも分かります。

旅人を残した夜の車内はすっかり閑散。

それでもとことこ南を目指して進みます。

飛騨川に沿ってようやく山間部を抜けると列車は中川辺に停車。

どうやら終点の美濃太田の2駅前で通過待避で停車するとのことです。

まったくこののんびり感がなかなか旅らしいものです。

・・・まあでも流石に夜飯抜きってのはなかなか辛い^^;


No Photo,No Life!!


中川辺からは山間部を抜け平野部を走って、終点の美濃太田に到着。

またまたここで太多線から直通してくる列車に乗り換えます。


美濃太田駅は美濃加茂市の中心駅でここも高山本線の要所である駅。

JRは高山本線と太多線・私鉄は長良川鉄道の越美南線の3路線が通り、

全特急が停車し美濃加茂市・岐阜北部への玄関口の役割を果たします。


No Photo,No Life!!


これから乗る列車は直通列車なので到着は発車の1分前。

そのため乗車口に荷物を置いてしばらく待っていることにしました。

ところでさっきまで2時間ちょい乗ってきたキハ48はどうなったかと言うと、

移動禁止の赤い旗を出して車両の周辺に作業員が集まっていました。

むむ!?これはまさか・・・


No Photo,No Life!!


やっぱり!連結作業でした!!

もう2両編成やってきたようで連結して合わせて4両編成。

その後は連結してきた方に引っ張られ留置線に回送されていきました。

美濃太田は太多線の終着駅なので停泊する運用があるのでしょうね。


No Photo,No Life!!

キハ11系 116編成(岐阜駅で撮影)


さて、列車の到着時間になったので並んで待つことにしましょう。

するとやってきたのは2両編成のキハ11系でした。


キハ11系は非電化地方交通線向けに導入されたローカル線用気動車。

実はコスト削減のためキハ120系と同じ「NDC」の設計を基本としながら、

それぞれが走る路線の事情に合わせて改造が行われている車両です。


No Photo,No Life!!


時間は9時半頃とラッシュではないもののある程度の乗車率のようです。

ここで降りる人も多ければここから乗る人もこれまた多い。

車内はボックスシートとロングシートの両方を備え通勤需要に応えます。

この周辺の乗客の需要が車内からも見て取れますね。


さて美濃太田から高山本線は岐阜県南部の平野部を進んでいきます。

木曽川に沿って走る列車の車窓からは、郊外の風景が見られました。

坂祝から鵜沼まで一旦は山の中を走るものの、またすぐ平野部に。

畑が見られるもののそこまで多くなく、住宅街が多く見られます。

ちょっと大きい飲食チェーン店の店舗が郊外らしい雰囲気ですね。

そんな郊外を進んでいくとやがて高架線になり終点が近づいてきます。

沿線にはだんだんビルも増え、この旅の終わりが感じられてきました。

そして富山から普通列車で4時間、高山本線の終点岐阜に到着です!


No Photo,No Life!!


高山本線を完乗したところで、もう1列車乗って3日目は終わりとします。

それにしても北陸と違った冬の風の寒さがどこか懐かしい感じがします。

そんな風が吹く東海道線ホームからの列車が今日のラストランナー。

入線してきたのは特別快速:大垣行きの313系でした。

関東に戻るために今回は快速ムーンライトながらで戻ることにしたので、

快速ムーンライトながらの始発駅である大垣を目指して移動します。


特別快速という速達列車だからか車内は混んでいて立ち席が出るほど。

ちょうど帰宅時間と重なったのか仕事帰りの人が多く見られました。

列車は岐阜市の住宅街の中を颯爽と飛ばして走っていきます。

そして岐阜から4駅:たったの10分、終点の大垣に到着です!


・・・


さて、1日目~3日目では『北陸雪風情』を見てきました。

やはり北に行くほど・山間部に行くほど雪が多くなっていますね。

しかしそんな地理的事情に負けずに多くの列車が往来していました。

さらにB級グルメや路面電車などそれらを生かした地域興しも見られ、

寒さにも負けない地方の活気強さが垣間見れたような気がしました。

これからさらなる発展を遂げる北陸地方・・・まだまだ見逃せません。

とにかくやっぱり、北陸は冬が一番ですね!!



続きは次回、大垣駅は快速ムーンライトながらからです。

さてここからは北陸雪風情の延長としてとある路線に乗りますよ!

前回の続きは金沢駅からです。



【第3日目 1/6(Fri)】

 金沢13:42~(北陸本線 普通 黒部行き)~14:37富山

  <富山駅周辺散策(富山地方鉄道)>

   富山駅前14:50~(富山地方鉄道市電 1系統 南富山駅前行き)~15:04南富山駅前

   南富山駅前15:16~(富山地方鉄道市電 2系統 大学前行き)~15:30富山駅前


■北陸雪風情2


No Photo,No Life!!


昼食を食べた後はゆっくりと歩いて戻ることにしました。

さっきまでの雨もやんで、改めて北陸の天気の不安定さが感じられます。

歩くこと10分、大きく特徴的な金沢駅が見えてきました。

駅舎はドームの形をしていて入り口には鳥居を模った大きな門が聳え、

その構造も大きく長い板状のものが螺旋のようにつながれています。

鳥居の形という歴史的の雰囲気の中に現代的な建築を織り込んでいて、

まさに金沢の玄関口に相応しい堂々たる構えになっているようですね。


No Photo,No Life!!


交差点を渡ると噴水や木などと周辺は公園のように整備されています。

その真正面には小さく噴出す水で「KANAZAWA」と表現するオブジェが。

実はこのオブジェ、時間が経つと・・・


No Photo,No Life!!


現在の時間が表示される仕組みになっているんです!

時刻は13:26、昼下がりの金沢駅前は落ち着きを取り戻す時間帯です。

列車の時間も迫ってきているので、ホームへ向かうことにしました。

(誰かのカメラバッグが写ってるけど気にしなーい気にしなーい←)


No Photo,No Life!!


さて、駅に戻りターミナル駅なのに全て有人の改札を通りホームへ。

これから乗る列車は13:42発の普通黒部行きで4番線からの発車です。

実は金沢駅の4番線は3・5番線ホームの先端に位置しているので、

3・5番線ホームからさらに富山方面に60m歩くことになります。

電光掲示板に案内が書いてあるので迷うようなことはまずないですが、

それにしても表示されている列車の種別といい方面といいバラバラで^^;

流石ターミナル駅・・・なのでしょうが、イマイチ複雑で分かりにくいです。


No Photo,No Life!!

413系 **編成


そんな3・5番線を抜けると行き止まり式の4番線があります。

既に413系の3両編成が入線、車内は既に席が埋まりつつありました。

なんとか先頭車両のボックスシートを確保して撮影へ。

やっぱり北陸本線の普通列車と言えば413系のイメージが強いですね。


No Photo,No Life!!


「北陸の普通列車と特急列車」・・・と言ったところですかね。

ちょうど普通列車より先に特急はくたか5号が発車して行きました。

北陸本線の特急街道がしみじみと感じられますね。

この特急が発車してしばらくすると、この普通列車も発車します。


No Photo,No Life!!


席に戻って数分後、列車はゆっくりと金沢駅を後にしました。

高架だった線路も地上に降りると車窓に金沢車両センターが見えます。

北陸地方の鉄道網の中心ともなるほど広大な規模をもつ車両基地で、

681系・683系などの特急列車はもちろん、413系などの普通列車も。

さらには今ではひっそりと余生を送っている489系もいました!

もっとも災害訓練に私用されるなど、すっかり動く気配はありませんが。

車両基地の奥には既に完成している新幹線の高架橋も見えていて、

ここにも動きゆく北陸の鉄道網を静かに見守る者がいたようです。


No Photo,No Life!!


森本を過ぎてしばらく行くと、沿線には山が見えてきました。

道路の脇には雪が積もり、段々と北に向かうにつれて増えていますね。

線路と平行にはある程度の交通量がある県道215号線が並走します。

沿線に見えていた新幹線の高架とは倶利伽羅峠越えのため一旦分岐。

本線は津幡を出発するといよいよ県境の倶利伽羅峠に突入します!

倶利伽羅は石川県と富山県の県境に位置している峠。

津幡を出て七尾線と分岐し一路東へ向かうと線路の左右を山に囲まれ、

さらに倶利伽羅も発車するとトンネルに入っていきます。

そのトンネルこそが県境!トンネルを抜ければそこは富山県です。


No Photo,No Life!!


トンネルを抜けた後はすぐに山間部から出て再び平地になりました。

さらに沿線には新幹線の高架橋も見え、周囲には住宅地も見えます。

ここからは雪もさらに増した富山の平野部を進んでいきます。


No Photo,No Life!!


福岡は福岡でも博多じゃないですよ(爆)


No Photo,No Life!!


そんな福岡を発車すると車窓は一気にひらけます!

遠くに白川郷の山々と新幹線の高架橋と手前に建物が少し見えるだけ、

沿線には田んぼの跡地に積もった雪がひたすら続く風景が見えます。

しかしそんな風景も次の西高岡まで来ると見えなくなってしまいます。

と言うのも、富山県第2の都市は高岡市街地に入ったから。

高岡市は高岡城がある昔からの城下町で現在に至っても栄えていたり、

鉄道面でも北陸本線の支線の氷見線・城端線の始発駅になっている他、

富山臨海地区まで伸び市民の足ともなる路面電車の万葉線もあります。
駅には留置線・貨物駅も併設していて、交通の要所になっています。


No Photo,No Life!!


かなりの乗降がある高岡を発車すると再び雪の中を走っていきます。

が、そこまで閑散とした風景ではなくちょこちょこ民家が見えました。

そんな車窓は呉羽まで、呉羽を出るとちょっとした丘を避け川を渡ります。

そうすればそこは富山市街地中心部、富山県の中心都市です!

沿線には新幹線の建設中の高架とその奥には林立する多数のビル。

都会の風景が見えてくるといよいよ富山駅に到着です。


■地方起こしの"起爆剤"


No Photo,No Life!!


かつての富山駅周辺は県の中心地にも関わらず「空洞化」していました。

南口には商業ビルが立ち並び、北口は富山港線が延びているだけで、

観光客はおろか地元民でさえもなかなか集まらず閑散としていました。

そんな中、利用者が低迷していた富山港線が平成17年に廃止。

これは2014年開通の新幹線による富山駅高架工事が決定した一方で、

利用者の減少が続いている路線では利益がないと判断したためでしょう。

しかし翌年4月に富山港線の線路を利用した「富山ライトレール」が開通。

一部を併用軌道化した富山駅前~岩瀬浜の約7.6kmを結ぶ路面電車で、

日本初の本格的な超低床の次世代路面電車:LRTを導入しました。

・・・すると富山港線に比べライトレール利用者は最大5倍までに激増し、

『公共交通機関を軸とした都市再構築』は地方の注目の的になりました。

ヨーロッパの鉄道技術をいち早く取り入れたことで多くの観光客を呼び、

さらには地元民も呼び寄せ今ではすっかり地元の足となっています。


列車は黒部行きなので、富山で普通列車を途中下車。

ここからは東海地方を目指して高山本線で一気に南下します!

しかし次の高山本線の普通列車まで1時間半・・・まだ時間があります。

何もしないのは暇というわけで、富山地鉄市電に乗ることにしました。

現在では富山駅前を中心にして、北口からは富山ライトレール線が、

南口からは富山地鉄が運営する3系統の市電線が展開されています。

「次世代の路面電車」とはどこがどのように次世代で人気を博したのか、

今回は富山地鉄市電の富山駅前~南富山駅を往復したいと思います。


No Photo,No Life!!

T100系 SANTRAM T101編成 (南富山駅前で撮影)


高架化工事中の富山駅南口を出て左に行きしばらく歩くこと徒歩3分、

富山駅から少し離れたところに市電線の富山駅前電停があります。

やがて道路の中央に敷設された併用軌道の線路が見えてきました。

車体に「CENTRAM」の文字をあしらった環状線専用の超低床車両や、

昔ながらの隅から隅まで沿線の店の広告をつけた車両などなど・・・

新旧入り交じった車両が高密度で富山の中心街を往来しています。

まずはそんな超低床車両であるT100系:「SANTRAM」に乗車します!


T100系は富山市内軌道線が導入した超低床車両。

特徴的なことに3車体2台車の3連接車の方式を取り入れています。

既存の車体デザインを使用したもののライトなどの細部はオリジナルで、

内装は青い座席が1列ずつ配置され降り口付近には液晶画面を設置。

国・富山県・富山市の補助を受けて製造した次世代LRTになっています。

因みに、車両の愛称になっている「SANTRAM」というのは、

・車両の構造に"3"連接台車を取り入れたこと

・ライトレールとCENTRAMに次ぐ"3"番目のLRT車両

・燦然と輝く太陽:"sun"のような前途に期待を込めて

と、「さん」の文字と超低床車両を意味する「ユニトラム」をかけています。

そんなT100系は試験的に1系統のみで毎週水曜日を除く毎日運転です。


No Photo,No Life!!


電停に着くとちょうどいいタイミングでSUNTRAMが入線してきました。

富山駅前止まりなので、一度大学前方面ホームで乗客を降ろしてから、

方向転換しポイントを渡って反対側のホームで乗客を乗せるシステム。

因みに系統は3系統まであり、富山駅前を中心にそれぞれ、

・1系統:富山駅前~南富山駅前

・2系統:大学前~富山駅前~南富山駅前

・3系統:環状線(富山駅前→丸の内→荒町→富山駅前の一方向運転)

の区間の運転になっています。

というわけで、車両の入れ換えを南富山駅前方面ホームで待ちます。

入線すると3連接の内の真ん中の車両にある乗車口から乗りこみます。

運賃は下車時に一律料金の200円を支払う仕組みになっているようです。

乗った後は席に座り窓下のスペースに荷物を置いて発車を待つだけ。

ここからは小雨の降る富山市の町並みを見ていきます。


No Photo,No Life!!


そういえば運転台は分かりやすいシンプルなつくりになっています。

ワンハンドル式のマスコンとディレクションスイッチにドア開閉スイッチ、

ボタンの数も少なく仕組みも簡素で運転のしやすさも向上していますね。


No Photo,No Life!!


さて、富山駅前を発車すると富山駅前のビル群の間を走っていきます。

何せ過密ダイヤのため反対側ホームに入線しすぐの発車でした。

乗客は自分たち4人とその他に2人の計6人と少なめです。

駅前を横切る通りを進み交差点を曲がるとまもなく地鉄ビル前電停で、

ちょうど富山駅前の高層ビル群の中心部を通っていきます。

・・・かと思いきや、いきなり地鉄ビル前電停に停まりかけて再加速。

実は、市電はバスと同じシステムで降りるときにボタンを押します。

つまり、次停車のボタンが押されずさらに電停に人がいない場合には、

一度止まりかけてそれでも乗降がないと判断して再加速するわけです。

そんなビル群の中を信号待ちで止まりながらとことこ進んでいきます。


No Photo,No Life!!


そんなビル群は環状線との分岐点である西町電停まで続きます。

西町電停からは2・3階建ての住宅や商店などが見えてきます。

大きな道路の交通量も閑散としてきて人も点々としてきました。

やがて富山地鉄上滝線の線路が見えてくると、南富山駅前に到着です。

西町電停からここまでずっと住宅地の中を走っていました。

市電はその住宅街からの輸送に一躍買っているようですね。


No Photo,No Life!!


さて、地鉄上滝線の南富山駅に隣接する南富山駅前電停に到着です。

乗り場の目の前にはタクシーロータリーが広がり、駅前には商店街も。

そして乗り場からは南富山駅の駅舎にダイレクトに行くことができます。

ここからは同じSANTRAMではなく、その次の電車で戻ることにしました。

とりあえず、折り返し待機をするSANTRAMを撮影します。


No Photo,No Life!!


ドア上側面のロゴ。SANTRAMの文字に編成番号が書いてあります。

色は白を基調として黄色・青・黄緑の帯のデザインです。


No Photo,No Life!!


「toyama ちてつ」のロゴマーク。側面に小さく書いてありました。


No Photo,No Life!!


側面LED表示。3色LEDで、南富山駅前行きを表示していました。


No Photo,No Life!!


因みに、南富山駅前からさらに線路は上滝線の方まで伸びています。

実はここから先には車両基地があり、そのための回送線。

普段は遮断機が降りていますが、車両の出入庫時に使用します。

この日は8000系のトップナンバー車が手前に止まっていました。

おそらく夕方のラッシュの時間までここで休んでいるんでしょうね。


No Photo,No Life!!

7000系


SANTRAMが発車してしばらくすると、昔ながらの車両:7000系が入線。

屋根のクーラーを囲むように広告が並び、さらに車体にも貼られていて、

この見た目が昔ながらの雰囲気を醸し出しているのかもしれませんね。

富山駅へはこの7000系に乗って行くことにしました。

乗客の降車が終わるとドアが開き、車両中央のドアから乗り込みます。

やっぱりさっきの超低床車両と違うのは床が高いこと。

入り口から急な段差があり登るのにちょいと一苦労です^^;

座席は場所によっては柔らかいを通り越して陥没しているところも・・・

さらに内装からも車両の老朽化がところどころ感じられます。

電車は発車し、再び富山市を今度は中心部へ向かって進みます。

住宅地だけの車窓から段々とビルが混ざり始め最終的にはビル群に。

2系統だったので地鉄ビル前を発車してから次停車のボタンを押します。

押したときのチン♪という音がレトロ感があっていいですね。

かくして富山駅前電停に到着し、市電線の往復旅はこれで終わりです。


新旧2車両を乗り比べてみて、やはり感じたことは「乗りやすさ」。

超低床なおかげでスッと簡単に乗り降りすることができます。

さらにサービスの充実化・車内の清潔さも大きなポイントです。

車内にある次駅表示の液晶画面で放送が聞こえなくても次駅が分かり、

さらに富山の情報を同時に発信でき生活情報の発信源にもなれます。

手軽に利用できるユニトラムは"次世代の富山市"に対応し貢献した、

いわば『地方都市の起爆剤』とも言えよう重要な存在ですね。



続きは次回、富山駅からいよいよ3日目もラストです!

前回の続き、北陸本線は森田駅からです。



【第3日目 1/6(Fri)】

 森田09:51~(北陸本線 普通 金沢行き)~11:24金沢

  <金沢駅周辺散策>


■北陸雪風情1


No Photo,No Life!!


第3日目は寝台特急日本海とトワイライトエクスプレスの撮影から始まり、

ここからこの後は北陸本線をひたすら乗り鉄することにしました。

北陸での目的は果たせたので、これで関東方面へと戻っていきます。

今回は関東に戻る列車として選んだのは快速ムーンライトながら!

1日かけて普通列車でまったりと始発駅である大垣を目指します。


撮影を終えて片付けをしていると、まもなく521系の普通列車が到着。

乗ると車内は空いていたので難なくボックスシートを確保できました。

今回は北陸本線でも進行方向右側(南側)を見ることにしました。

そしてすぐに発車、森田を出ると沿線には緑一色の畑が広がります。

高架の福井を出て九頭竜川を渡ってもまだ住宅街が続いていましたが、

森田から先は住宅街が途切れてひたすら畑が広がっていました。

空には雲の間からひょっこり晴れ間も。

さっきまで撮影していた時は雪だったのに天気の変化が激しいです^^;


No Photo,No Life!!


しかし、九頭竜川が作り出す扇状地が見られるのは芦原温泉まで。

丸岡を出発して芦原温泉に近づくほど車窓にも山が見え始めます。

因みに、芦原"温泉"と名前がついていますが温泉は遠んですよね・・・

(実際には、芦原温泉郷はえちぜん鉄道のあわら湯のまち駅が最寄駅)


No Photo,No Life!!


そして段々と住宅街へと突入していくと、芦原温泉に到着です。

ここ芦原温泉はどちらかと言えばあわら市の中心部のような存在。

そのため、芦原温泉行きも走るほどでホームは2面4線になっています。

また留置線も設置されていて、除雪車が静かに出番を待っていました。


No Photo,No Life!!


さて、芦原温泉を発車すると本格的に山の中を走るようになります。

ここからは牛ノ谷峠を越えて、石川県へと向っていきます!

細呂木を出るといよいよ左右を山に囲まれ、まもなく牛ノ谷に到着。

牛ノ谷~大聖寺の間のトンネルの牛ノ谷側入り口こそが県境なのです。

・・・しかし意外とあっさりトンネルを抜けると車窓は平野部へと変化。

イマイチ県を跨いだ実感がありませんが、加賀市は大聖寺に到着です。


しかし、やっぱり「加賀」と言えば「加賀温泉」ですよね?

そんな加賀温泉へは大聖寺の隣駅である加賀温泉駅が玄関口。

大聖寺は加賀市の中心部・加賀温泉は観光地と言ったところですかね。

とは言えど、加賀温泉にしか特急は止まらずもはやこっちが中心街^^;

そんな特急も停まる加賀温泉はこれまた2面4線を有する大きな駅です。

そのため、頻繁に普通列車と特急列車の待機シーンが見られます。

大聖寺を発車すると今度は石川県の平野部を走っていきました。

そしてまた駅前の住宅街が見えてくると、ポイントを渡って4番線に入線。

この列車も加賀温泉で特急の待ち合わせをするようです。

停車時間を使って車両を撮影するために外へ出てみることにしました。


No Photo,No Life!!

521系 G11編成


乗客の乗降を待ってから外に出ます。

旅行鞄を持った人たちが目立ち、有名観光地だと思わせられました。

先頭に行ってみると・・・今回乗った編成はG11編成でした。

編成札だけでなくスカートにも赤い文字でG11って書いてあります。

それにしても北陸の車両は電気連結器が大きいのが特徴的ですね。


雪は線路際に少し積もっている程度ですが風が寒いので戻ります。

車内から見ていると、まもなく683系の富山行きの特急しらさぎが到着。

ひっきりなしに往来する特急街道・・・新型車両になっても健全です。


No Photo,No Life!!

特急の発車を待ってからその後を普通列車が走っていきます。

車窓には再び閑散とした田んぼの跡地がひたすら続きます。

夏になれば収穫間近の稲のまるで絨毯のような風景が見られるので、

北陸は冬ばかりではなく夏の車窓も季節感があっておもしろいですね。

この荒涼とした感じが冬の寒さを感じさせられる車窓です。


No Photo,No Life!!


しかし、粟津を発車すると沿線には徐々に民家が見えてきます。

最初のうちは田んぼの中にぽつんぽつんと見えていただけでしたが、

だんだんとだいぶ民家も増えて小松市の住宅街を進むようになります。

すると線路は高架線になりビルも見えてくると、小松に到着します。


No Photo,No Life!!


小松ではかなりの乗降があり、車内の通路は立ち客が出るほど。

それもそのはず、ここ小松は加賀市と金沢市の間の小松市の中心部で、

近くには小松空港があったりと北陸路の一拠点を担っています。

そのため一部を除く特急も止まるわけで、この列車は小松で通過待避。

ポイントを渡り待避用の2番線に入線するとほどなくして特急が通過!

・・・かと思いきや、なんでも後続の特急が約20分遅れとのことでした。

当然、普通列車は特急の運転に支障を来たさぬように小松で抑止。

そして20分後、遅れを取り戻すようにサンダーバードが高速で通過し、

これにてようやく小松を発車することができました。

今回通過待ちしていた特急は小松に止まらない列車なんですね。

特急の間を縫うように設定された普通列車、それが故に特急優先です。


No Photo,No Life!!


小松を発車すると線路は地上になったものの住宅街を進みます。

とことこ列車は進んで居区と小松の次は明峰に停車。

ここから先は住宅街は見えなくなりまた田んぼが見えてきました。

遠くにちょこっと民家が見えるだけ。「何もない」が逆によかったりします。


No Photo,No Life!!


しかし美川を挟んで加賀笠間に着く頃には再び周囲は住宅街に。

すると白山市の中心部は駅舎がキレイな松任に到着します。

ここ松任でも中心部なのでかなりの量の乗降がありました。

松任では通過待避はなし。客の乗降が済むと発車して行きました。


No Photo,No Life!!


ここからは遠くに田んぼが見えるものの、住宅街へと突入します。

しばらく走ればそこは北陸の中心都市である金沢市!

金沢駅から周囲に広がる住宅街はかなり広大だということが分かります。

そして金沢に近づくにつれて"ある特徴的なもの"が見えてきます。

それは、北陸新幹線の高架橋!

今や長野新幹線の名前で親しまれる高崎~長野の長野新幹線ですが、

実はここは北陸新幹線の一部で長野新幹線は暫定開業の愛称。

そんな北陸新幹線は17年を経て長野~金沢間が2014年に開業します。

金沢以西の区間は白山総合車両基地への回送列車のみが走行予定。

白山総合車両基地以西の区間については2012年度から建築されます。

そのため、金沢から新大阪が開業し結ばれる時期は未定。

大阪への新幹線でのアプローチの選択肢が増えるのはまだ先でしょう。


No Photo,No Life!!


因みに白山総合車両基地が出来るのは加賀笠間~松任間。

北陸本線に並走する形で回送線を設ける予定だそうです。

しかし現在ではまだ野々市駅付近までしか工事は進んでいません。

開業までの2年で金沢~白山総合車両基地間を建設する予定です。

そんな高架橋は金沢に近づくにつれて完成した状態になっていきます。

閑静な住宅街に建った新幹線・・・地元もさぞ期待は大きいでしょうね。

そんな住宅街を走り抜けて川を渡るといよいよ金沢駅です。


■B級グルメ巡り


No Photo,No Life!!


さて、北陸最大の都市は金沢に到着です!

高架で番線がいくつもある駅舎は流石ターミナル駅といった感じです。

次の列車まで2時間、ちょうど昼時なのでここで昼食をとることにしました。

冬の北陸といえば、カニだとか寒ブリだとかを食したいところ。

しかしそんな有名な食以外に、地域に密着した"B級グルメ"もあります。

今回は金沢のB級グルメを食したいと思います!


No Photo,No Life!!


・・・と、その前にまだ時間もあるのでお土産屋を覗いてみることに。

駅の改札を出てみると、駅には娯楽施設やお土産屋が軒を連ねます。

それらをまとめて『金沢百番街』と言いその名の通り100の店があり、

お土産や食事など品揃えも多く何でも揃っています。

見てみると、お土産館たるところがあるのでそこへ向かいます。

すると途中にはC58-140号機の動輪が展示されていました。

どうやら戦後の七尾線の旅客列車で客車を牽引していたそうです。

1520mmの大きな動輪は変わりゆく北陸路を静かに見守っていました。


さて、いざお土産館に入ると店と品揃えの多さに気が遠くなりそうです・・・

広いフロアに何店も何種類もありどれを買っていいのかサッパリ。

早速休憩スペースのベンチでオブジェをぽかーんと眺めてしまい(汗)

しかし、その休憩スペースの前のお土産屋で興味深い文字を発見。

『金沢限定!金沢の銘菓』

やはり人間は「限定」だとか「銘」と付く字に自然と惹かれてしまうもので、

その文字につられてふとそのお土産が気になって見ていました(滝汗)

でも見てみるとなかなか・・・なんでも「加賀さま」という最中だそうです。

丸い梅の紋章を模った最中の中には漉し餡・つぶ餡・抹茶餡の3種類。

ここ金沢でしか買えない上、美味そうだったので加賀さまをチョイス。

15個入り1箱を自分用・20個入り2箱を部活用にしてお買い上げ也~

迷っていた北陸土産はなかなか満足のいった買い物でした^^


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それでは時間も時間なのでいい加減昼食にしましょう。

金沢のB級グルメと言えば・・・「金沢カレー」です!

今回は金沢駅南口から徒歩10分の近江町いちば館の地下1階にある、

カレー専門店の「カレーのチャンピオン」です。

建物の中でどこがどこだか分からず5分程迷いながらもなんとか着くと、

店の前の通路を挟んで反対側にもテーブルがありかなり広い様子。

ちょうど昼時でしたが、そのために客は分散し席は空いていました。

この店の方式は、まず入り口の券売機で食券を買うというやり方。

厨房ではスムーズに作業をしているようで数分ほどで出てきました。

今回はカツカレーL。因みにSサイズとLサイズの2種類あります。

銀の皿に入ったルーにソースをかけたトンカツとキャベツがのっていて、

スプーンではなくフォークで食べるというのが金沢カレーの特徴です。

そして、一口食べてみると・・・なかなかルーが濃厚!

濃厚かつスパイシーなカレールーはついつい食欲をそそられます。

トンカツもそんなに脂っこくはなくサクサク食べられます。

ルーとトンカツの相性も抜群!なかなか美味でした^^


・・・が、LカレーってSカレーの2倍近くの量があるんですよね。。。

んで半分食べたところでGive up・・・やけでカツだけは食べました(爆)

結構、半分食べただけでも腹が堪えまてきます・・・

くれぐれも欲張ってLサイズを頼んで自爆をしないようにっ←

残りは足りなさそうな友人にあげて、全て完色しましたとさ。

全て食べ終わり次第、駅に戻ることにしました。



続きは次回、金沢駅から北陸本線の旅は再び続きます!

・・・そういえば北陸新幹線・長崎新幹線・北海道新幹線の総建設費は、

政府試算で3兆100億円を超えるんだそうな。

新幹線は様々な面で便利ですが、"なくなるもの"もあるんですよね・・・