こんばんは、12月に入りました。今年も残り1カ月・・・なんと早い1年だったか・・・・
歳をとるにつれ時間の流れがハヤイ、ハヤイ・・・
さぁ今晩は・・・
昭和61年12月26日(発駅基準)のみ運転された急行「ふるさと」のご紹介。
帰りは62年1月4日(同上)のみの運転。
この列車は確か時刻表に掲載されない「企画商品列車」(団体専用?)。
これまた昨日の紹介のマークと同じく「手作り感満点」のヘッドマーク。
運転区間は・・・・即答できる人がいたらスゴイ・・・・
なんと!「岡崎~熊本」!!!
車両は大ムコ(向日町運転所)所属の583系サロ(グリーン車)を含む10連。
こんな一回限りの運転のために「手書き」マークを作成する大ムコの方はスゴイ。
岡崎20:16発 翌朝 熊本11:38着そして到着した日に熊本(川尻)から向日町に回送。
帰りの運転のために1月3日に向日町から熊本(川尻)に再び回送
4日に熊本17:47発 翌朝 岡崎10:51着と言う運転形態。
なんという「無駄」な運転形態。
しかしこのような臨時列車はホントに多かった・・・
当時の臨時特急「金星」も名古屋~西鹿児島間の運転でしたが、下りが12月27日~30日、上りは1月3日~6日の運転。
これは下りの編成が終点に着くとその日のうちに折り返し上り回送運転、翌日の運転のために来た道をお客を乗せずに帰っていく。
この運転をするために2本の編成が必要・・・しかも12両編成。
こんなことやっていたら赤字になりますよ。
でもそれが良かったんですよね。夏、冬休みには夜行列車の選択肢が増えどこに行こうか迷ったもんです。
この「ふるさと」を撮影した12月26日の自分は前日25日早朝名古屋を出て、二俣線~東海道~身延線~中央線~東京~中央線夜行急行「アルプス」~大糸線~北陸線~富山港線~氷見線~城端線~高山線~名古屋という目茶苦茶な乗り鉄をした日でした。
そして名古屋に到着して「ふるさと」を撮影、そして「ユーロライナー」を連結した「カートレイン名古屋」も撮影。
この列車も長続きしない予感のある列車でした。
しかしこのころの臨時列車の運転記録を見ると今では信じられないくらいの臨時列車が運転されていました。
更に年数を遡ればもっと凄い事になっているんですが・・・・
臨時列車でもヘッドマークのついた輝いた列車もあれば特急「臨時金星」のようにマークを付けないで運転する地味な列車もありました。(晩年はマークつきでしたね)
ここで紹介した「ふるさと」は臨時急行でヘッドマーク付きと言うのは当時としては特異な存在でした。
それでは・・・zzz