梅雨のこの次期は湿気が多くて楽器のコンディションが心配。
ギターを弾こうと手にした瞬間に弦高が低く感じ、ネックの反りを疑いました。タッピング法で確認したら確認したら、逆反りになってました。

タッピング法

タッピング法とは、チューニングしたギターの1フレットと最終フレットを押さえて、12フレット付近を叩いてみて隙間がありすぎる場合は順反り、全くない場合は逆反りの可能性を確認する方法です。結果は逆反り。隙間は全くありませんでした。

必要な工具を用意し、さっそく始めることにします。

工具

上の写真にあるフリスクの空ケースは、フロイドローズのブリッジを支えるのに最適な大きさなんです。ネックを調整するためには弦を緩めなくてはならず、フローティングの状態がキープ出来ないので、いろいろ探していうちに行き着いたのがフリスクの空ケースでした。ぴったりサイズ!!

こんな感じです。ピッタリでしょ

フリスク


弦を緩めたしフローティング状態もキープ出来たので、いよいよトラスロッド調整をしましょうか。ネックの状態は逆反りなので、反時計回りにレンチを慎重に回していきます。

トラスロッド

レンチを45°ぐらいずつ慎重に調整し、チューニングを戻し、タッピング法で何度か確認し、調整を完了しました。

弦高調整もし直します。逆反りで弦高が低くなってたので少し高めにしました。

弦高調整


最後はフローティング調整をします。これけっこう面倒なんですが、失敗するとチューニングが合わなくなるのでしっかり調整です。

フローティング調整

逆反りからのネック調整だったので、チューニングを戻してもそれぞれの弦が1音ぐらい低くなってしまうので、テンションが緩くなっているみたい。
ドライバーで少しずつ締めながらチューニングをし直していきます。

チューニングメーター

激しくカッティングをしてみたり、チョーキングやリードパートを弾いたりしてフローティングができていることを確認して、終了となりました。

これでがんがん弾きまくるとしよう!!