首都高速53時間通行止め、融雪車が湿った重い雪に苦戦…十分に解かせず再開遅れる
2024年02月18日(日) 読売新聞オンラインさんの記事です!
今月上旬の大雪の際に首都高速道路で2日超続いた通行止めについて、6年前の大雪をきっかけに導入した融雪車が十分に機能しなかったことが関係者への取材でわかった。雪質が影響したとみられ、首都高速道路会社は今後、雪質に適した除雪方法の検討を進める。同社は国土交通省の指示で今回の対応を検証しており、今週中にも結果を公表する方針。
首都高速53時間通行止め、融雪車が湿った重い雪に苦戦…十分に ...
読売新聞オンラインさんからお借りしました。
※気温が低いと凍るので最悪の方法!(融雪剤を撒くほうがまだまし)
今月5~6日に関東甲信を中心に降った大雪で、同社は雪が本格化する前の5日午前11時半頃から一部路線で「予防的通行止め」を実施し、最大で21路線に広がった。雪は6日未明にはピークを過ぎ、7日朝までに解除する予定だったが、除雪作業が難航。全面通行再開は約53時間後の7日午後4時半にずれ込んだ。
首都高では、2018年1月の大雪で予防的通行止めを実施せず、複数の立ち往生が起き、全面通行再開に4日を要した。
複数の関係者によると、同社はこの経験を踏まえ、18年から、高圧で温水を吹きつけ、路面上に固まった雪を解かす「高圧温水融雪・融氷車両」を導入。現在7台を所有しており、今回の大雪でも投入した。しかし、今回は湿って重い雪質で十分に解かすことができなかったとみられる。首都高は路肩が狭いために雪を寄せておくスペースがないという事情もあり、残った雪の搬出に時間を要した。
同社は今後、雪質に応じた除雪方法を検討する。このほか、除雪作業員の配置や他の道路会社などからの支援の受け入れ態勢などの見直しも進める。
今回、東日本高速道路、中日本高速道路も予防的通行止めを行った。首都圏での大規模な実施は初めてだったが、大きな事故や立ち往生は起きなかった。
国交省は2018年に首都高と北陸で大規模な立ち往生が相次いだことを受け、21年から通行止めに抑制的な従来の方針を転換し、「人命を最優先に、大規模な車両滞留を徹底的に回避する」とした。
今回、通行止めされなかった周辺道路の一部で渋滞が起き、物流にも影響は出たが、佐川急便は「事前告知があり、迂回(うかい)や車両運行の中止など、安全を優先した早めの対応ができた」と評価。日本通運は「通行止め解除の見通しが早期に示されれば、今後より計画的に対応できる」とした。長岡技術科学大の佐野可寸志教授(交通工学)は「一定の効果があったと言えるが、通行止めで一般道が渋滞する可能性が高いと事前にもっと周知できたかもしれない。いかにスムーズに通行再開させるかの検討も必要だろう」と話した。
強欲な連中の東日本高速道路、中日本高速道路は、有料の認識の欠如!
電車の遅延には払い戻しが有るのに区間内での通行止めで、何時間も立ち往生も一切考慮が無い!