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父と胸腺がんとわたし

父が胸腺がんになりました。
がんなんて他人事と思っていたけど、身近にせまってきました。
父とわたしと家族のお話です。

11月某日

父と私と母と姉。

一家総出で病院に向かいます。
大げさ?笑


入院事務所で手続きをして、病棟に。
最初の印象は「なんか暗い」
デイルームも暗い。
壁の色が暗い。

なんだか私が落ち込む。


身長、体重の測定をし家族構成諸々など聞き取り。
ご職業は?の質問に父は

「エンジニアです(キリッ」

と、かっこつけていた(笑

そんな風に言ったこと1度もないのに。
でも、まあ間違ってはないのでよしとする。


入院翌日からスケジュールびっしり。

検査・抗がん剤・放射線


「すごいんだよ。薬をずらっとならべて説明するんだ。サングラスみたいなのして抗がん剤を扱うんだけど、そんなのしないといけないなんてよっぽど強い薬なんだな。なんだか、おっかないなー」
面会にいくたびに私に治療の詳細を話す。
医師からの説明を聞くときは、基本私が同伴。
やっぱり年寄りには難しい話も多いし、父だけだと理解しきれない。



放射線を受けるにあたって、放射線科の先生の診察が必要なのですが、この先生がまた怖い。
レントゲンを診て「りっぱな肺気腫!」とのこと。

そりゃ20歳(おそらく・・・)の時から今までずっとタバコを吸っていればこんなになるよ!
肺気腫に放射線を打つと、肺炎になりやすく癌よりそっちが怖いこともあるんだよ。
重篤な肺炎だから。

というのも何回も繰り返され、父びびる。
素人の私がみても、肺の下のほうが黒くなっていて、言われたらすぐわかるレベル。


でも、父はきっかけになった血痰が出て以来ぴたっとタバコを辞めた。



抗がん剤で恐れていたのが副作用。
嘔吐や脱毛のイメージが強い。


今回はカルボプラチンとパクリタキセルの組み合わせ。


毎回、吐き気止めの点滴をしたあり開始する。
この11月から約1か月の入院で、1週置きに4回抗がん剤を使用。
多少の食欲不振などはありましたが、嘔吐は1度もなく脱毛もなく、副作用はなしといえるくらいで終えることができました。



とりあえず、安心。