突然ですが、あなたには現在、
会いたい人はいますか…?

ただしここで言う対象は、
恋人や親兄弟、昔からの友人
単に興味本位からの人(例えば
好きな芸能人やアイドル等)
ではなく、少しオーバーに言うと
今後のあなたの人生を左右する
可能性がある人物のことです。

中には会いたい人が山ほどいて、
とても楽しみという方もいらっしゃれば、
今は特にいないけど、対象が現れれば、
そういう機会はほしい…と思っておられる
方も、いらっしゃるでしょう・・・

その際大事になってくるのは、
日ごろからアンテナを
いかに張っておくか…
また、いざ会いたい人が現れた時に
自ら行動を起こせるかどうか…

そうでないと、つい見過ごしたり
会えたはずのチャンスを
逃すことになるからです。

また、誰に会うかを決める際、
損得勘定で会う…というよりも、
「この人だからこそ、
 言葉を交わしてみたい」
「この人のオーラを感じたい」などの、
自身の純粋な気持ちに
従ったほうが良さそうです。

会う対象からしても、
「あなたのこういう所に興味がある…
 だからぜひともお会いしたい…」
などと情熱的に言われたら、
少なくとも悪い気はしないはずです。

普段通りいつも同じ人たちと顔を合わせ、
同じ環境に居れば、
居心地はいいかもしれません。

ただそれだけですと、
価値観が凝り固まってしまって
新しい考えを認めにくくなる
可能性が高いです。

そして、じゃあ会おうとなった時に
実際に会えるかどうかを思い悩むより、
どうやったら会えるかを考え、
勇気を持って行動に移すことの方が
大事な気がします。

じかに会うことでしか
得られない(感じられない)情報も
もちろんあるはずです。

またいざスゴイ人に会うと、
緊張したり感情を揺さ振られたり
いろんな刺激を受け、もしかしたら
敗北感だけが残った…なんていう結末が
待っているかもしれません。

でもそれがまた、いいのです。
自分のダメさ加減が分かって、
そこから発奮したり、次の行動を起こす
きっかけとなることでしょう。

今日は、
経済学者で現天皇陛下(当時は
皇太子)の教育係も務めた、
小泉信三の言葉をお贈りします。

“人生において、
 万巻の書をよむより、 
 優れた人物に
 一人でも多く会うほうが
 どれだけ勉強になるか。”

本日もお付き合いいただき、
ありがとうございました^^