わたしが脱毛症であること、
ウィッグをしてること
を知ってる友人は何人かいる。
高校時代の親友、大学時代の親友、病院時代の仲良し同期や仲良しの同僚、かわいがってくれた先輩など…
でも
告げるまでに時間がかかったこともある。脱毛症状が進行してまだ自分自身、受け止めが出来ない時期には、さすがに頭がはげちゃんになってることを言えなかったし、
いつも一緒にいる友人(仲良し同期)だからこそ逆に言えない自分もいたりして。しばらく隠してたときもあった。
ウィッグをつける前の話でいえば、
「わたし、ここの耳のうしろの毛が抜けちゃってないんだよね~」と脱毛部分をちらっと見せたこともある。ちょうどニューヘアを使っていた頃。
友人でもあり、当時は職場内のわたしの後輩だった、今現在も家族ぐるみのお付き合いをしてる人に。
ニューヘアを見せても、
「ぜんぜん気づかなかったです~!」
って言ってくれるくらいわからなかったみたい。
ウィッグ生活になってからも髪の毛の話をよく聞いてくれる。
いまは無くなったけど、
ちょっと辛かった時期は泣きながらカミングアウトしたこともあった。
でも、うんうんって話を最後まで聞いてくれた。
学生時代にとても支えられていて、いまは年に数回会うか会わないような大学時代の親友にも、会えばウィッグ生活の近況を伝えたりしている。ほかの話題と同じようにふつーに話せる。
いま現在の話でいえば、
息子を生んだあと知り合い、仲良くなった人たち。ママ友だけど、わたしの友達、同じ市内に住んでて、この先もお付き合いを続けたい友人。
にもウィッグのことは話している。(この辺りの話はまたのちのち~)
本当にありがたいことに
わたしの友人たちはカミングアウトしても受け止めてくれて、話を聞いてくれる。
かわいそう~とかあわれむことなく、普通に。そーゆーのもありがたい。
さすがにスキンヘッドをお披露目することは夫、息子以外には出来ないけれど(私の場合、親や弟妹といった家族には見せられない…。大事な家族ではあるけど、一緒に生活してないのもあり逆に心配をかけさせる気がして見せられずにいる…)、
ウィッグの話をできる存在がいることはわたしの生活の一部を隠すことなく私らしく堂堂といられることにも繋がっていて、本当にありがたい気持ちでいっぱい。