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小さな製造業で働く40歳blog

零細製造業で働く40歳になる男のブログです。

タイトルの言葉は、以前私が注目してた人が言った言葉です。


私も技術者の端くれです。

標準化といいますが、マニュアルには書けない技能が、どうしてもあります。


例えがちょっと大げさですが、シアトル・マリナーズのイチローが、打法について本を書いたとしても、

そして、その本を読んだとしても、読んだすべての人が、イチローのような選手にはなれません。


体操選手の塚原選手がかつて「ムーンサルトー(月面宙返り)」と出した時、

同僚の人はそれを見ても、できなかったといいます。

ですが、加藤沢男選手だけは、何回か練習して「身につけた」と後で塚原選手に、言ってたそうです。


技術は、それを身につけた人にのみ、付いて発展するのだと思ってます。


たとえ、何十回それをマニュアルに書いたとしても、きっと読んだだけでは身に付かないです。

何百回と練習して、体得した人にだけ、技術を向上させる能力が与えられるのです。


マネージメントに携わっている人に、この感覚がわかる会社は、

きっと伸びると思います。



盆休みとか正月休みの前には、不思議と仕事が舞い込んでくることが多い。


懇意にしてるキノシタ商事さんの設計部のオオノさんから図面をもらったのは、木曜日の夕方のこと。

そして、「月曜日の朝までに、見積もりを出してくれ」と、一言。


「オオノさん、明日から休みなんですよ?」

「そんなこと知らないよ。見積もりを出してるのは、あんたのとこだけじゃないんだからね!」


結局、応えなければ仕事がなくなるってこと??

それから、金型屋さん、ジグ屋さん、鋼材屋さんなど休み中に電話して

天皇誕生日に出てもらって、図面を見ながら相談して、昨日、回答を出しました。


TVで「姉歯」さんが、

「木村建設から『計算屋はあんたのところだけじゃなんだ』といわれて、・・木村建設の要望を聞き入れないと仕事がなくなると思った」

と答えていたけれど、

どこも同じだな・・・と思いました。


だけど、永いこと仕事をしてますが、「うそやごまかしは、必ず返ってくる」と思ってます。

できないことは、できないと言ってますし、それで、仕事が流れてしまって悔やんだことはありません。

技術的にできないのは悔しいですが。


天皇誕生日に休日に会社に出てきて、一緒に仕事をしてくれた金型メーカー、ジグメーカーの方は、

長年の付き合いですが、大変助かりました。








私は、あまり酒が飲める方ではない。

好んで飲むこともない。

タバコも吸いません。


こんなことをいうと、好きな人は不思議がるけれど、本当のこと。


今日は、帰ろうとすると、「どうですか??」と聞いてきた人がいる。

つい最近、入社された方です。


「いや・・・私は、ダメなんで・・・」というと

「・・・・そんな冷たいこといわないで・・・・」と。


冷たいもなにも、嫌なものは嫌なのだから、

「すみませんが・・」

というと、

「・・・・そんなに嫌がることないじゃないですか!」

と怒り出す始末。


通りかかった昔からの友人が、

「あ、この人は、飲めないんですよ」

と言ってくれて、助かった。


こんな気持ちは、飲む人にはわからないのかもしれない・・・


最近は、社内部署への依頼を「伝言」でなく「メール」ですることが多い。


寂しいのは、依頼したメールが一巡することがある。

・・・・・それも、二週間かかって・・。


私が、SOC(有害物資含有規定)に関する調査依頼を、営業のタムラ君と一緒に回ったユーザーから受けたのは、半月も前のことだった。


「あ、この前は、お忙しい中、ありがとうございました。SOCの件ですか?でしたら、窓口の営業へ、一報入れていただけますか?」と、電話をうけた私は、営業タムラ君へ連絡してもらうように、客先へお願いした。


営業部のタムラ君が、ユーザーから資材のSOC(有害物質規定)に関する質問を受けたのは、10日以上も前のことだった。

タムラ君は、「有害・・・?なんだこれ?」と考え込んで、

隣のアサイ課長に聞くのが恥ずかしくなったのか、それとも業務で忙しかったのか?・・・

結局、アサイ課長に聞いたのは、2、3日経ってのこと。


営業のアサイ課長は、

「あ、それなら、環境安全課だよ。ウエモト君に回して。」と一言。

なにやらわからなかったタムラ君は、いわれたままに環境安全課のウエモト課長へ、

お客様からのメールを転送した。


環境安全課のウエモト課長が

「・・・・テトラ・・ターシャリ・・・ブチル・・・・・・・有害物質調査か・・・製品は、・・・外注委託品か・・・」

外注委託品は、製造管理部署である購買部にて加筆しなければならないので、

ウエモト課長は、メールを購買部のヨコタ課長へ転送した。


購買部のヨコタ課長は、

「配合がわかるのは、開発部だな・・」

ということで、・・・・・


私に、各部署の履歴が付いて回ってきたメールを受けたのは、

電話を受けてから、半月が経った先週の金曜日だった。


ちょっと、「こんな話があるのだけど・・」と、会話をすればよかったのじゃないかな?と思っています。








仕事を覚え始めてくると、だんだんに身についてくる。


製造業では、技能向上のために人の異動が少ないように感じる。

少なくとも「現場」(直接員という)の人は、めったに動かさない。


すると、このコツは俺がいないと・・と技術を抱え込んでしまうことが起きます。


プライドが、仕事の邪魔をするのです。


最低限の自信は必要です。

「これ、こういうふうにやって大丈夫かな?」と不安になるより

「何年もやってる俺がやってるんだ。新しい製品でも、大丈夫」

と、受けてくれる方がありがたい。


でも、プライドは時として、思い込みに走りやすくなります。


永く製品検査をしてきたAさんは、製品の不良を一目見て、

「これは原料ミスが原因」と言った。

「なぜ?」と聞くと、

「昔、似たようなことがあったから」

「それだけで、原料が原因ってわからないでしょ?」というと、

「私にはわかる」

「でも、一応調べてください」といっても

「調べなくても、私にはわかってる!あなたは、知らないだけよ!」

・・・・・・・・・


どうしても調べようとしないので、

仕方なく私が調べると、

成型機械の設定が間違っていた、と分かった。


あやうく、原料を取り替えて、再成型するところだった。


大きすぎたプライドは、邪魔になる時もあります。


企業は人という。


一人一人の持っている能力を充分に生かして・・・・・もう何年も言い尽くされたことだろう・・。

それでも、組織になるとなかなか生かされない。


「能力って言ったって、目の前の仕事で一杯一杯なんですよ~」

「・・・・やらされ仕事ですから・・・」


モチベーションをあげるために、目に見える成果が上がるようにしたいのだけれど、

開発の場合、必ず、ヒットするとはいえません。

市場で受け入れられない商品もあります。


生まれたての製品ができてすぐ大ヒットするなんて、

大変珍しいこと。


成果が出やすい小さなヒットを連発するのがいいのか?

ホームランがいいのか?

迷うところです。


フィギュア・スケートの採点方法が変わり、

「小技を集めた方が、いい点数になる」とある選手が言っていた。


・・・・・・・・そうなのかなぁ??


成果が出ないと、気持ちがトーンダウンするのは、選手も企業人も同じです。


モチベーションの高揚と維持・・・難しいです。



ようやく体調が戻ってきたので、明日は出られそう。


休みといいながら、携帯電話とPCで会社と連絡をとっていたので、

会社にいるのとほとんど変わらない一日だった。


他の人のブログを見て、ふと思った。


製造業にずっと勤めているので、他の産業がよくわからないけれど。


でも、コーチングや人材育成、マーケティング会社、トレーディング会社の方が、

今のトレンドなのかなぁ?と。


大学も工学部だったので、就職は製造業が近いような気もして、製造業を選んだ。


かといっても、もう一度人生をやり直すことはできないけれど。


製造業でない分野の人は、「製造業って汗流すばかりで儲けがない分野」って、

思っているんでしょうか?


一度、お聞きしたいです。

一ヶ月かかった、国内のプレゼンテーション巡りもようやく終わり、

市場ニーズ整理と、次年度の開発商品つくりに追われている中で、

風邪気味になって・・・。


今日は、会社を休んでいます。


会社を休んでると、

「私がいてもいなくても、会社って動くんだなぁ・・」とふと思います。


だとしたら、自分の人生って・・・何なのだろう??


会社・会社・・・仕事・仕事・・・といつも考えていたけれど

体を壊して・・・・

自分は一体何のために生活してるんだろう?

と、ふと考えてしまう。


自分のための人生だったのじゃなかったのかな?


先月から、新商品紹介とお付き合いのある取引先へのニーズ掘り起こしのために、

プレゼンテーションを集中してしてきたので、

ブログに、まったく手をつけられませんでした。

すみません。


顧客リストを作って、お客様を毎週めぐっては、

ご相談を頂き、

タイミングよければ、サンプリングへと・・・の毎日でした。


感じたのは、「他社との違い」をどのように出すか?

でした。


価格が言われるのは、当然でした。

「それで、いくら?」と。


他社もあるので、

同じものならば、低価格で・・・と必ず言われます。


違いを説明しても、

○○社と同じでは?といってくる場合が多い。


来月からは、違いの深堀・・・。


長かった・・・・・・・・

私自身は、いくつかの学会に所属してます。

会社としても、いくつかの学会の法人会員になっております。

時々、発表することがありますが、私自身は発表より特許の方が多いです。


今日は、発表する仲間と特許出願の準備でした。


特許は、「新規性」「有効性」「有用性」が三要素です。

・新しいこと

・その発明が空理空論ではないこと(自然の理にかなっていること)

・産業界に充分用いられること(数学の難問が解けた・・・では特許にならない)


慣れてくれば、自分で明細書を書けるようになります。

(私は、数十件くらい出してます。)


技術者は、仕様書と明細書がかけることが、能力のバロメータではないでしょうか?