昨日、TVを観て

久し振りに泣いちゃった。
 
「おおかみこどもの雨と雪」
 
雨の雰囲気が息子に似てるの
 
ふにゃん、として儚くて
違う視点で物事を見ていて
 
 
ある日、私は幼い彼を突き放した。
 
直ぐに仕草で誤魔化す
大体、これで大丈夫
僕は可愛がられてるから
 
みたいな
 
子供の計算高さが目に付いて
 
いつもより厳しく
これからはルールを守るように
甘えて誤魔化さない、と叱り
 
しかも、少し長引いた。
 
 
姉よりも、少しえこひいきをした
私にも責任があるのだけど
 
何とか、分別をつけさせなきゃ
私が成長を妨げている
 
と思っての事だった。
 
 
その頃から
 
何かが息子の中でパリンっと
 
割れてしまったのを知っている。
 
 
そんな息子も中学、高校と進み
 
中学生の頃は制服の上着が
ボロボロになって帰ってきたので
 
学校の先生に問い合わせると
「彼も楽しそうに戯れてるんですょ」
 
だって、嘘つけ。
 
誰々のクリーニング代だの
学校から請求された事が何度あったか
 
グループの中の小さなやり取りは
ありがちな事と見て見ぬ振り
 
 
心や身体も発達する中で
気が優しく人の良い息子は
 
虐められ易くて
真面目にやり合うのを避けただけ。
 
 
可愛がられてるのか
弄られてるのか
ギリギリだったと思う。
 
高校生の時は、思春期真っ只中
デビューしちゃって大変だった。
 
 
だから私がしてしまった事は
 
愛され、満たされた記憶が
根底から覆された事なのかもと
自分を責める事もあり
 
 
何があっても私の子供だから
怒らせる事があっても
何かを責められる事があっても
 
動じず受け止めよう
いや、サラッと流せるようにと
心掛けてはいるけれど
 
 
幼い息子の面影を探しては
ジクジクと胸が痛む事もある。
 
 
TVはアニメだけど
 
狼の子を一人で育てたお母さんは
 
いつも健気で強くて逞しく
 
子供達の成長を見守り干渉しない。
 
 
 
現実に子供を育てて
母親として生きて行くのは
 
もっと、沢山の思惑やら何やらで
 
ドロドロとして大変。
 
 
いや、大変にしていたのは私かも
 
 
などと何かが響いた昨夜でした。
 
 
そして、今日は
 
地域活性化の
 
杜の都
プレミアム商品券の引き換え日
 
夏の日差しが差す中
整理券は1800番台
 
朝から並んで3冊ゲット
 
若干、熱中症で朦朧としても
母とは逞しいものなのです。
 
 
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