冗談で「こんな人がいたりして・・・」と思っていたら、本当に現れてビックリした。
どんな人かと言うと、「ヴァイオリン用の楽譜を探している人」だ。
私もかなり探した。
が、何処にもない。
ということで、自分で書くことにした。
最初は音符の書き方(並べ方?)など知らないので、市販のピアノ用の楽譜を手本にほぼ書写のような形で書いていった。
まず気付いたのは、本によって書いている人が違い(これは当たり前だが)、同じ曲でもそれぞれにクセがあった。
そこからだんだん音符の並べ方が分かり、現在は、実際の歌から音合わせをしながら耳コピで楽譜を作れるまでになった。
さらにそれを30曲ほど作っているうちに、なぜヴァイオリン仕様の楽譜がないのかがなんとなく分かってきた。
まず、ヴァイオリンは基本2オクターブ分(頑張れば3オクターブまで行けるが)しかなく、音階の設定が難しい。
2つめは、かなり曲を選ぶ音色だということだ。弾く前から分かっていたが、J-POPは基本合わない。
3つめは、J-POPそのものが難しく簡単に弾けるものがほとんどない。
他にも細かいことが沢山あるが、これが大きな理由だと思う。
とりあえず私がそこを強引にこじ開けたので、もしかすると一部で「ヴァイオリンでJ-POP」というのが流行るかもしれないな。
もっとも自分でやりたくてやっただけなので、流行るかどうかなどどうでもいいのだが。
それよりも、もっといい音色を出さなければな。
先は長いぜ!!