これはあくまで、私がそうだと思ったことである。
私の持論を人に強要するつもりはないが、こんな考えもあるということだけは理解してもらえればと思う。
というわけで究極の動きについての話を始めていこう。
恐らくほとんどの人は、
「どんな素早い動きなのだろう?」
と思っているはずだ。
実際私も、今までは「速い動き」が極みの行き着く先だと思っていた。
が、それよりももっと大事な動きがあるのに気付いた。
それは「ブレーキ」である。
ただ、単純に動きを止めるだけではなく、次の瞬間全く別の動きをすることである。
「そんなの誰だってできるだろ?」
と思ったそこのあなた。
全力とはいかないまでも、そこそこのスピードで走ったときに、2歩3歩と余計に踏み込まず止まれるだろうか?
あるいは、スピードを落とさずに、斜めではなく真横に近い状態での移動をできるだろうか?
単純に筋力をつければいいという話でもなければ、相手の死角を利用する動きでもないのでごまかしも利かない。
とても単純な動きではあるが、それ故にとても難しい動きでもある。
しかしこれができれば、「発達しすぎで上手く扱えていない」と言われている我々人間の身体を、効率よく動かすきっかけとなるはずである。
そして、私の持論であるとともに、全く別方面からのスポーツ科学や人間科学へのアプローチだ。