2007年に、何の前触れもなく突然職階の名前が変わった。
しかも、年度の初めならまだしも、夏休み明けという中途半端な時期。
そのせいかどうかわからないが、年齢層によっては認知度が低い。
私の母もそうなのだが、中高齢は以前の呼び名で言い続けている人も多いようだ。
若年者には以前の呼び方を、中高齢の方には現在の呼び方を、それぞれ知ってもらうために挙げていこう。
従来(~2007)
教授
助教授
講師
助手
現在(2007~)
教授
准(じゅん)教授
講師
助教
助手
実はこの中で、助教授と助教がとてもややこしい。
なぜかと言うと、助教授も普段は「助教」と略すからだ。
「准教授」しか知らない世代に、中高齢者が「あの人は助教(授)だよ」と言うととんでもない誤解が生じる。
その程度で怒るほど器の小さい准教授はほとんどいないだろうが、怒らないにしてもあまりいい気分ではないので、気をつけよう。
ただ一番の原因は、「法を改正しました」という報告しかしない文科省がわるいのだが。
まるで「詳しくはwebで」が暗黙の了解だと思っているようだな。