花粉症治療 | この世に偶然はない あるのは必然だけ

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今年もやってきた。


花粉症の時期が・・・


花粉症と長く付き合っていれば、「今年の花粉はスゴい量です」というニュースが流れる前にヒドイかどうかはわかる。


ということで、花粉用マスク、メガネ、帽子、上着とガチガチに備えている。


だが今年は、時々鼻がムズムズする程度で落ち着いている。


心当たりはあるのだが、色々な意味で驚いている。


もっとも嬉しい誤算なので、何も困ることはないのだが。


実は2年前に、花粉症治療のひとつ「減感作療法(げんかんさりょうほう)」の治験を受けた。


当時行われていたのは、「舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)」と呼ばれるものである。

簡単に説明すると、舌の下にスギ花粉のエキスを垂らし、自分の身体の免疫系に「これは敵ではない」と教えて防御反応(くしゃみなど)を抑えるというものである。


これをやった年は、幸か不幸か花粉の飛散がかなり少なかったので、血液検査はともかく実際にどれくらいくしゃみや目のかゆみが緩和されるかは分からなかった。


その翌年である去年も、やはり飛散量が少なかった。


そして今年になって、ようやくヒドイ状態になる。


・・・はずなのだが、先に述べたように、くしゃみもほとんどなければ目も赤くすらならない。


1つ目の嬉しい誤算が、この「予想以上の症状の緩和」だった。

ただこれは、「緩和」ではなく「未だ」なだけかもしれないが。


そして2つ目の嬉しい誤算は、1つ目が正しければの話だが「効果の持続」である。

確かにこの治験をやるとき、先生から「しばらくは持つはずです」と説明を受けていたが、年単位とは思ってもいなかった。


そんなわけで、どの薬(挑戦したのは5種類ほど)も2週間程度でくしゃみが復活するほど、重度の花粉症である私がお勧めできる治療法だ。


しかし残念ながら、今年から治療法として認められてしまったため、治験モニターとして無料で受けることはできない。

そして、保険適用外なので、結構な額になるはず。


最後に検索ワード
「舌下免疫療法」「減感作療法」「大久保公裕(減感作療法の第一人者 兼 私がお世話になった先生)」「日本医科大付属病院(大久保先生が所属)」


値段的な問題もあるので軽々しく「是非」とは言えないが、機会があれば試して欲しいと思う。