自民党「ガンダム開発計画」本気で模索?! | この世に偶然はない あるのは必然だけ

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良いことも良くないことも
全ては自分のために起こること

そんなことを考えている地点で選手生命ならぬ議員生命は致命的なのだが、こちらも一応真面目に考えてやるか。


もっとも「どれほど絶望的な案であるか」の検証だが。


まずは
目的だな。「何のために作るのか」これが分からなければ賛成のしようがないが、いくらでも言うだけはタダなのでこれは割合すんなりと通りそうだ。


問題は次からだな。



















1つ目の大きな問題が予算だ。その目的に見合うコストかどうかを考える必要がある。モチロン修理費や維持費も込みだ。まあこの地点で絶望的なのだが。




2つ目に、もしアニメ同様機体に乗り込む場合は、とてつもなくタフで反応も早く頭がいいパイロットが必要だ。




「空想科学読本」(柳田理科雄著)に載っていたのだが、ヒトが日常的に行っている行動をガンダムがやれば、パイロットにはめちゃくちゃなG(重力)がかかる上乗り物酔いも起こしかねない。これがタフでなければならない理由だ。


そしてなぜ頭がよくないといけないかというと、アニメのようなハンドルでは手か足のどちらかを動かすのが関の山なので、相当複雑なコントローラーになるからだ。さらに機体をスムーズに動かすためにこのコントローラーの操作に反応の速さが必要なのだ。



飛行機ではないので、ハンドルを左右に傾ければ左へ右へ動くなどと思うなよ。



ちなみに頭と反応速度のほうは、パイロットが機体に乗ろうが乗るまいが関係なく必要なので、遠隔操作だとしてもこの条件は必須となる。

改めて読み返すと、宇宙飛行士の訓練など児戯に思えるくらいハードな訓練が必要だな。


そして、これらが運良くパスできたとして、最後の課題がある。

我々国民への影響だ。
どれくらいの重さになるか知らないが、あんなのが動くところを想像してみろ。
普通に歩くだけでも、そこら一帯は騒音と地震の被害続出だ。


これらのことから、もはやガンダムは夢物語だ。


真面目に法規制まで考案しているらしいが、私でなくとも「暇つぶし」にしか見えないだろう。