別に現地にいたわけではないが、あのときのことは鮮明に覚えている。
私は、高2だった。
確か、夜中の1時ごろ。
明日の準備を終えて寝ようとしているときだった。
親がつけていたテレビをチラッと観た。ちょうど飛行機がビルにぶつかった瞬間であった。
初めは映画か何かだろうと思っていたのだが、親の様子がおかしかった。
「うそ~」という顔で観ていたのだ。
その瞬間、これは現実だと理解した。
それまで睡魔に襲われていた私も、目が覚めてしまった。
勿論その後の、貿易センタービルが崩れた瞬間まで観続けた。
阪神淡路大震災や、ペルー大使公邸人質事件などそれなりに衝撃を受けたものは今までにもあったが、こちらの方がはるかに衝撃的だった。
ご冥福を祈ると同時に、日本では永遠に起きないことを願っている。