3年生ブログ【対談】No.20 「志木の王様と和歌山の番長」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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2013.3~

No.20


 

髙木 一史(MF/JFAアカデミー福島) ✖️横井 海斗(GK/初芝橋本高校)

 






(左から)髙木、横井

 



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髙木)じゃあ対談始めまーす。

 

横井)はーい、よろしゅう。


 

-お互いの印象について-


髙木)まずはお互いの印象からやんな。他己紹介的な感じで頼むわ。

 

横井)なんで俺からやねん。まぁええわ。

 

横井)えー、一史の印象かー。まあまず最初は、なんか見た目は変なやつやと思ってたけど、最初っからBチームにおるから、うまいやつなんやぐらいで思ってた。それで俺がBチームに上がって、キックの質の高さとかみて、ほんまにレベル高くてうまいなぁと思った。2年の時からずっと関東出てたし、立教になくてはならないボランチになってんちゃうか。知らんけど。お前ニヤニヤしすぎやろ。

 

髙木)うるせぇわ笑

 

横井)んでそっからずっと一緒のカテゴリーでやってきて、志木住みということでプライベートでも仲良くしてもろて、女の子に対してもアグレッシブになったから、昔を知らんけど一史は大学入って変わったなって思います。親が見るからあんま詳しくゆうなってゆわれたし、こんくらいにしとく。一史の親御さん、僕めっちゃブルーベリー好きなんで、仕送りお願いします(笑)

 

髙木)印象下げるのやめて。ほんで、親に媚びうるのもやめて。

 

髙木)じゃ次俺のカイトの印象ね。初め俺はBチームにいて海斗はCチームにいたっていうこともあってそんな直接関わる機会はなかったんだけど、それでも同学年の中でトップクラスに無駄な存在感があって、喋らなくても生粋の関西人って言うことがひしひしと伝わってきたって感じかな。で、そのあと同カテゴリーになったりプライベートで遊んだりもし出したんだけど、関わる前とのギャップ0で、元から抱いていたイメージのまんまって感じだった。やたら声でかいけど友達想い、みたいな。

 

横井)ギャップ0はようゆわれる。長渕剛好きそうとか。実際好きやし。


 


 -これまでの大学サッカーを振り返って-


髙木)これまでの大学サッカーを振り返ってかー、最高の経験も最悪の経験も両方したって感じかな。

 

横井)確かにな。ばり濃いもんな大学サッカー。

 

髙木)そうそう。最高の経験で言ったら、1年の最後にトップチームに上げてもらって練習や試合に関われたっていうことがまず嬉しかった。

で、2年の時には、スタメンとしてたくさんの試合に使ってもらうことができたっていうのも同じくめちゃくちゃ嬉しかった。けどその一方で、2年の最後には関東リーグからの降格、しかもあの劇的なやられ方をして負けるっていうめちゃくちゃ悔しい経験もして、本当にいろんな感情が入り混じったこれまでのサッカー人生だったって感じてる。

 

横井)なるほどなぁ。うーん、俺はまだ最高に「よっしゃー!」みたいな嬉しい経験をすることができてないっていうのが一つ引っかかってるポイントかな。

1年目は保サッカー(1年の時の保坂太雅さん(20卒)が引いたBチーム)でだいぶ鍛えられてしんどいことも多かったけど、結局Iリーグでもあまり勝たれへんかったし。

2年目で関東リーグの試合に結構出れたけど、後期らへんは全然出られへんくて、思い出したくもないあの城西戦はスタンドからビデオを撮ることになって、あの試合に出られなかった悔しさと、自分が関東リーグに関わった中で降格してしまった責任感がのしかかってきたから、正直あの時はきつかった。だからまだ何も成し遂げることができてないっていうのが振り返りかな。



 -尊敬する部員について-


髙木)俺はおふざけなしで結構ガチなことを言うと、多聞(3年/立教池袋高校)かなあ。

俺がこれまでに出会ってきたトレーナーの方々は、テーピング巻くのめちゃくちゃ上手いとか、知識がめちゃくちゃあるとかっていう人が多かったけど、多聞並みに選手の目線に立ってリハビリメニューを考えてたりとか、復帰した時に選手と同じくらい喜んでくれたりとかっていう「優しさ」みたいな部分を兼ね備えたトレーナーに出会ったことはなかったから、そういった人間性見たいな部分は本当に尊敬してる。

まあ俺は実際に多聞にリハビリみてもらったことはないけどね。はたから見ててもほんとにそう思うって感じ。

 

横井)多聞はなー、めっちゃ熱いからなぁ。あんな熱いトレーナーおらんやろまじで。

 

髙木)いやまじでそう思う。

 

横井)いやー俺誰にしよー。尊敬しているっていうか、まあとりあえず、今Aチームで一緒にやっている同期は全員サッカーへの熱量がすごいから、恵まれてるって感じる。エピソードで言うと、印象に残ってるのは城西戦の後にみんな泣いて帰ってるとき、全員で飯行ったやん。そんときに、飯食いながらずっと「降格したけど俺らまだ4年で関東でやれるチャンスあるから、俺らが引っ張ってやっていこう」っていう話をしたことを今でも鮮明に覚えてて、その熱量をもった仲間と一緒にやれてることが嬉しい。

まあでも、具体的に選手名挙げなあかんから挙げると、まじでこんなことは言いたくないで?言いたくないけどたか(3年/國學院大學久我山)とかレオ(3年/桐光学園)とか、誰に対しても自分の意見を言ったり厳しいことを要求したりできる選手は、正直俺が持ってない部分やから尊敬してる。だってあいつら監督とかコーチにも普通に言うやん。

だからその勝ちたいっていう意思がひしひしと伝わってくるって言うのが俺は好き。まあでもプライベートは絶対見習わんけど。なにがあっても。



 -今後の抱負-


横井)俺は、まず試合に出ること。3年になってからずっとベンチで、あんまり試合に関わることができてないからまずは試合に関わりたい。一刻も早く。

展望としては、俺は1年の時からずっと目標にしてることがあって、関東昇格とかはもちろんなんやけど、全国大会に行きたいって言うのがあって。

俺らはインカレは無理やから、総理大臣杯とか天皇杯で全国大会に出たい。俺らのレベル感が全国でどれくらいなんかって言うのも知りたいし、俺みたいな地方勢からすると、地方の関西とかの大学と試合をして勝ちたいって言うのもある。

だから来年の天皇杯とアミノバイタルカップは、まじで全国の切符取りに行きたい。もちろん試合に出て。

 

髙木)めっちゃいいね。俺は、海斗が言ったアミノバイタルカップとか天皇杯っていうのはもちろんそうなんだけど、まずはやっぱり何としてでも1年での関東復帰っていう目標を達成しないとなって思ってる。去年ありがたいことにたくさん試合に出させてもらったけど、逆に言えば、試合にたくさん出ていた上で降格してしまったということでもあるから、とにかくそのときの悔しさを晴らすためにもチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたい。

 

横井)関東昇格は絶対勝ち取らなあかんな。

 

髙木)だな。こんな感じで良いかな。

 

横井)ええやろ。なんならめちゃくちゃ長いぞ。あざした。

 

髙木)あざした。




 

《それぞれのプレー写真》





髙木

 





横井

 

 

 

 次回の対談は…

関口 理翼(DF/小金高校) × 岩﨑 修斗(MF/武蔵越生高校)