3年生ブログ【対談】No.12「細長太短」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

 

No.12

辰野順平(DF/検見川高校)✖️増田翔(FW/八千代松蔭高校)

 

 





 


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-お互いの印象について-


 辰野)じゃあ、始めます。まずお互いの印象について。

 

増田)お互いの印象ね、順平はもともと中学のクラブが一緒だったね。順平が一個上で俺が一個下で。その時はまぁ顔は知ってたけど喋ることはないみたいな感じ。でも覚えてるのは、試合を見に行った時に、左サイドバックですごいケツ汗をかいてたなっていう(笑)その場面は鮮明に覚えてるね(笑)

 

辰野)鮮明に覚えてるとかトラウマじゃん、もう。

 

増田)トラウマではないよ(笑)まぁ他には、大学になって久しぶりに会ったら丸くなってたねフォルムが(笑)

 

辰野)否定もしないわ。(そういう意味で言うと)翔の大学での第一印象は(悪い物とは)逆で、やっぱり中学の時に比べて身長の伸びがすごくてびっくりした。

 

増田)(身長差が)逆転したね時を経て(笑)。まぁ第一印象はそんな感じかな。

 

辰野)今の印象はサッカーではあんなに熱くて気持ちを前面に出して、周りに声かけていくタイプなのに、私生活は大人しいし、マイペースかな。二年のシーズン開始初日の遅刻のイメージあるし(笑)。

 

増田)あー良くない思い出しちゃう(笑)

 

辰野)それは、マイペースから来てるのかなと思う。自分を持ってて、それがサッカーになれば”熱さ”になるし、それが私生活になれば…。

 

増田)まぁいい意味でも悪い意味でもマイペースってことね。

 

辰野)そう。

 

増田)まぁでもそういう意味で言ったら俺は順平にギャップはない。思った通りにしっかりしてるし、人の懐に入れる、誰とでも気兼ねなく喋れるようなタイプだと思うな。あと結構計画的に物事を考えてる。だから俺とは真逆かもしれないねある意味(笑)

 

辰野)そうなのかもね。



 

 

 

-これまでの大学サッカーを振り返って-


辰野)「これまでの大学サッカーについて」にいくか。

 

増田)おけ。

 

辰野)俺はもう毎日乗り越えるのに必死。だから、気づいたらもう三年になってたって感じかな。

 

増田)そうね。

 

辰野)かけるは?

 

増田)俺は結構強く思ってるのは、正直サッカーやってて今1番楽しいって思ってるかな。うん。でもなんでだろうなぁ...

 

辰野)俺も楽しいよ?

 

増田)あーそーなの(笑)。なんか中学とか高校の時は心のどこかでやらされてる感があったんだよね。でも大学で体育会のサッカー部に入って、周りは本当に真っ直ぐにサッカーが好きで続けてきた人の集まりな訳じゃん。でこういう環境に身を置いてたら、だんだん自分が純粋にサッカーを楽しんでた気持ちを思い出して。自分ももっと成長したいって思うようになったんだよね。で、こういう考え方に変わると、今まで見えなかった視点でサッカーが見えるようになって、例えばシュート一つとっても、高校の頃とかはさ、シュート練の時とか特に考えずにやってた訳よ。でも今はどういうフォームで蹴るかとかどういった軌道を意識するかとかこだわるようになって、つまり自分から主体的にサッカーを楽しむようになったね。だから楽しいのかも。まぁだからよかったね大学までサッカーやってて。本当のサッカーをできるようになった。

 

辰野)真面目かよ笑。まあ主体性が違うね。

 

増田)たしかにそれが大きいね。高校までとの1番の違いかもね。

 

辰野)監督やコーチも選手の意見を取り入れつつという雰囲気はあるし。

 

増田)そうそう。高校って監督が一括支配みたいな感じだもんね。

 

辰野)そういう意味で、大学サッカーだと意見のぶつかり合い多いよね。

 

増田)まぁそりゃ大学までサッカー真面目に取り組んできた人ばかりだからいろんな意見が出るよね。真剣にサッカーに取り組んでるからこそ意見のぶつかり合いが起きるよね。でもそれって大事なことだと思う。

 

辰野)かもね。じゃあそろそろ次いこう。


 


 


 


 

-尊敬する部員について-


辰野)じゃあ次、尊敬する部員について

 

増田)やっぱり理翼(3年/小金高校)かな。あいつは本当にすごい。理翼は今Aチームにいるけど、Aチームにいる選手はユース出身だったり強豪校出身で、すごい能力の高い選手が多い。でも理翼はヘディングの強さだったり、コーチングだったり、自分の武器を磨き上げてAチームの座を勝ち取った。しかも前久しぶりにAの試合見たら足元もめちゃくちゃ上手くなっててびっくりした。常にハングリーで成長し続けてるのがカッコいいし尊敬してるね。

 

辰野)俺ら千葉県出身で小金高校のサッカーの強さが分かるから余計にすごさ感じるよね。 

 

増田)そうそうそうなのよ。

 

辰野)さっき考えたときに俺も理翼やしゅーと(3年/武蔵越生高校)は出た。けど、同じ浪人という立場から言うと、矢嵜(3年/宝仙学園高校)の成長スピードはすごかったかな。

 

増田)矢嵜はすごいよね、言われたことを真っ直ぐ吸収するよね。

 

辰野)まじでそう。高校の時なんて部員が11人揃わないような高校でサッカーやってた“実写版イナズマイレブン“状態且つ、浪人だったのに、大学入ってから一気に上手くなった。

 

増田)サイドバック陸上部ってやばいよな。(笑)そんな環境でサッカーやってた頃と比べると、レベルが別物過ぎるのに、去年とか成長スピードすごかったよな。

 

辰野)目に見て感じるのすごいよな。

 

増田)それ。


 


 


 



 


 





-今後の抱負-

 辰野)次に今後の抱負にいこうか。

 

増田)俺が思うのは、目の前の一日一日をどれだけこだわって過ごせるかだと思うな。結局その過程が結果につながっていくと思うから。その日の練習、試合のワンプレーワンプレーにどれだけ意識を向けられるか、それを継続し続けられるががとても大事なことだと思う。

 

辰野)これは立教のコーチ陣も口酸っぱく伝えてくれることだよね。影響受けちゃってるじゃん(笑)

 

増田)しっかり影響されてるね(笑)

 

辰野)俺はより人への伝え方を上手くなれるようになりたい。これは、サッカーをやる上ではもちろん今後本格化してくる就活にも影響してくることだと思う。最近、人の心に残るってすごい難しいと感じていて、けれど、チームを引っ張らなくてはいけない学年になって、それが出来ていないと感じた。実際、この前の締めで、誰かに「タンパクだなぁ(笑)」と言われて気づいた。だから、締めの挨拶一つとってもその言葉が次の練習で全体の士気を上げるのに活きてくると思うし、プレーだけでなくそういった部分の成長にもフォーカスしていきたい。

 

増田)そういった力ってこれからの人生で必要になるものだからね。じゃあそろそろ終わらせますか。


 


 


 

 


 


 


 


 


 




《それぞれのプレー写真》




増田

 

 

 




辰野

 

 

 次回の対談は…

橋本修斗 (MF/神戸国際高校) × 中西祥太郎(MF/狭山ヶ丘高校)