2年生ブログ No.14 塩見春輔 「ちゃんとやんねん」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

No.14 塩見春輔


「ちゃんとやんねん」




《プロフィール》

学部学科: 理学部数学科

出身: 千葉県習志野市

ポジション: SB SH

背番号:146

最近ハマっていること/新しい趣味: ハイキュー


 「The シズガク。遊び心のあるプレーが特徴的である。最近は髪の毛もよく遊ばせている。ブログでもそんな遊び心の片鱗を見せてくれるでしょう。」

小林拓馬(MF/幕張総合高校)

 


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皆さんこんにちはあるいはこんばんは。浪人してそうで浪人してるやつランキングで来年ランクインする予定の塩見です。機械に弱いかつ数学科ということで拙いまとまらない文章になりますが、読んでいただけたら嬉しいです。

 

1年の振り返りということで、自分がいかにして守備キャラになっていったかを書いていこうと思います。

 

上述しました通り、僕は一年間の浪人期間を経て立教大学体育会サッカー部に入部しました。最初の数日は、走りのメニューばかりでボールもほとんど触れず、かつ歩きで 志木→富士見総合グラウンド 間を行き来していたので正直最初は楽しくなかったです。

 

ランメニューを達成してやっと練習に混ざれるようになりましたが、身体は思うように動かず。サッカーをしてきたなかで1番コンディションが悪かった時期だと思います。

 

そんな調子でいいプレーが全くできず、Dチームで活動はスタートします。それでも、ある程度したら、上に上がれるだろう。そういう軽い気持ちでいました。

 

Dチームの練習は、シーズン立ち上げはとても意識が低いものでした。大学の練習なんてこんなもんか、とか、そういうモチベーションでグラウンドに通っていました。

 

今まで置かれていた環境のおかげで、足元の技術には自信がありましたし、立ち上げ時紅白戦などではDのスタートで出してもらえていました。この調子サタデー活躍すればすぐに上のカテゴリーに昇格できると過信していました。

 

しかし、ある日の紅白戦で軽いプレーでボールを失った後、切り替えもせずダラダラとしたプレーをしていたら、即交代させられてしまいました。そこからしばらくはスタートで出れない期間が続きました。

 

ここで何も言われなくても意識を切り替えるべきですが、ご存知の方はお分かりの通り、僕はこんな見た目のくせに中身はガキなので、不貞腐れた態度を取ってしまいます。

そんな僕を大きく変えてくれたのが当時Dチームの学生コーチだった浅井さん(21卒立教サッカー部)でした。

 

僕はサッカーにおいて攻めることが好きで、ドリブルが大好きです。好きなことは全力でやれるのは当たり前ですよね。何が言いたいかというと、守備は大嫌いでした。正直なんで味方が奪われたのに走らなきゃだめなのか?とか本気で思ってました

 

そんな僕を甘やかさず、まっすぐ指導してくれたのが浅井さんでした。

 

浅井さんとはたくさんのお話をし、たくさんのことを学びました。サッカー前の準備。戦術の話や、個人としての球離れの遅さや守備のポジショニングの悪さなどの課題。大学サッカーにおける大原則など。

その中でも、浅井さんの学生時代のお話が印象深くて、1番自分に響きました。

 

内容は個人的な話なので割愛させていただきますが、そこから自分の意識は大きく変わり、サッカーの質はどんどん良くなっていきました。

 

夏は鬼のような走りが毎週あって、体幹や筋トレをして、身体も心も大きく成長できました。

 

秋から冬にかけては戦術に磨きがかかって、サタデーレベルでは負ける気がしませんでした。

 

それでも、上のカテゴリーで活躍する同期たちの活躍を見ているとむしゃくしゃしすて、やはりストレスが溜まることも少なくありませんでした。

 

しかし、浅井さん含め、おんなじ方向性を持ったDチームの仲間のみんなのおかげで最後にはサタデー優勝という結果を残すこともできました。 

 

正直、上のカテゴリーに上がれなかったモヤモヤはありましたが、浅井さんのもとで一年間サッカーができたことがとても幸せで充実していた一年でした。

 

運動量、球際、切り替え、球離れの速さ、仕掛ける場所、アップ前の時間の使い方、プレーの取り組み方や、心構え

 

何もかも浅井さんに教わったことばかりですが、おかげで今では胸を張って守備キャラだと言えます。

 

話は全然まとまりませんが、とにかく自分のサッカー人生で大きく変われた一年であったことは間違いありません。

 

皆さんに伝えたいのは、自分のプレーは意識次第で本当に大きく変わります。それがわかっていても、できない人の方が多いと思うし、やらされてやることじゃないと思います。それは、浅井さんに言われてから気づいた僕だからこそ思うことでもあります。

 

やってること、それが何かとか、どこでやるかとか、もちろんレベルの高い場所でやりたいのは当たり前かもしれませんが、今の自分の状況を悲観的に捉えるのではなくて、ポジティブにできることを全力でやることが当たり前ですけど1番大切だと思います。それを続けた結果、大嫌いだった守備を得意分野にすることまでできました。

 

「喝采はいらん、ちゃんとやんねん

「反復、継続、丁寧は心地ええん

 

僕の大好きな言葉です(ハイキューより)。

この一年間を、一区切りとして終わらせないで、丁寧に継続を繰り返して、立教大学の守備の要になれるようちゃんとやっていきたいと思います。

 

ご一読ありがとうございました。

暑くなってきましたので体調管理に気をつけてお過ごしください。


《お気に入りのプレー写真》




《プライベート写真》


ハイキューのユニフォームを着てスパイクを打とうとしている写真



安定の志木組とディズニーに行った写真

右から三番目










次回のブログは… 

庄司 朗(FW/桐光学園高校