☆3年生ブログ☆
No.22 直井 脩人
「俺は悪くない」
《プロフィール》
学部学科: 文学部教育学科
出身: inac多摩川u18
ポジション: MF
背番号: 108
最近ハマっていること/新しい趣味: 犬好きアピールをして好感度を上げること
「 立教テクニックランキング3位の直井くん。そして、どのスタッフからもハマるランキング1位の直井君。そして、直井団長率いるニャース軍団（森田くん、最近加入したって本当ですか？）という組織が、サッカー部内にあるらしい…そんな直井君みたいにはなりたくない。ニャース軍団にも入りたくはない。」
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「俺は悪くない」
本日部員ブログを担当させて頂きます、文学部3年直井脩人と申します。このようにして改まって文章を書くのはとても苦手ですが、一生懸命書かせて頂きますので、是非最後までお付き合い下さい。
『俺は悪くない。』いつもそう思うようにしてきた。何でもかんでも『周りのせい』にし、自分の辛いことから目を背ける。これは、僕の小さな時からの悪い癖だ。
サッカーをやっている人は、普通の人に比べ、人と競い合う機会や、他人からの評価を受けることが圧倒的に多い。あいつの方がうまい、あいつとの方がやりやすい。あいつの方が走れる。日常会話でこれほどまで競争のある話をするのは、スポーツの世界しかないだろう。
その中で私はどうだろうか。上手くいかないプレーがあれば周りのせいにし、文句を垂れ、下を向く。自分のトラップミスをパスの出し手のせいにする。プレー中に自分のミスを指摘されれば、指摘された人に対して絶対に言い返してやろうと、自分のプレーそっちのけでその人の粗探しを始める。また、試合に出れなければ、指導者やケガのせいにして、突きつけられた現実に向き合おうとしない。今週の試合もそうだ。前日に出された練習試合のメンバーに、自分の名前はなかった。その時に出てきたのは、たしかに今週就活で何日か休んだし、捻挫持ちの足首の調子も絶好調とは言えなかった。という言い訳。だから選ばれなくても仕方ない。そう、つまりは俺は悪くない。
これが僕の現実。勝負の世界にいるはずなのに、勝負から逃げているダサいやつ。変わらないとやばい。
大学3年生も半分が終わり、四年生の引退まで残り2ヶ月弱になった。一個上の先輩を見ていて、様々なことを思う。自分と同じカテゴリーで試合に出れずに、一緒に文句を言っていたはずの先輩が、目の色を変えてサッカーに取り組み、上のカテゴリーで試合に出ている。入学した時に、全然声出さないな、この人。と思っていた先輩が、キツい時でも力を振り絞り、盛り上げようとしてくれる。
僕はどうか。まだその足元にも及んでいない。もうとっくに上級生なのに。
気付くのが遅すぎたかもしれないが、ようやく自分の愚かさを見つめ直し、前に進もうと決意することが出来た。
今年は新型コロナウィルスの影響で、全てがイレギュラーだ。公式戦も開催されないかもしれない。試合だってなかなか出来ない。こんな苦しい状況なのに、4年生は声を出し、積極的に後輩とコミュニケーションを取り、プラスな声掛けでチームを盛り上げようとしてくれる。
『俺は悪くない』からとっとと卒業し、どのようにして良くなろう、どのようにして良くしていこう、という考え方の方がよっぽど効率的で、チームにとってプラスだ。まず今シーズン残り半年弱。一つ一つ、やれることを積み上げていきたい。
《お気に入りのプレー写真》
《プライベート写真》
(1番左)
次回のブログは…
永島 至雲(MF/桃山学院高校)です！！
お楽しみに！