【4年生の想い】村松達也『サッカーやめられない』 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

 

《4年生引退企画〜4年生の想い〜》


本日、胸の内を明かしてくれるのはいまいち掴めない独特な世界観を持ちながらも、実は熱いものを内に秘める、村松達也(DF/大宮南高校)です。

そんな彼の葛藤とは何だったのか。
そして今、引退を目前にし何を思うのか。



☆Vol.19 村松達也☆
『サッカーやめられない』






"ボム"の愛称で知られる村松。
逸話によると彼がボールを蹴った時にボムって音がするからとかそんな感じらしい。
聞いたことないけど、そんな音。(笑)
1年から4年まで全学年に幅広く支持されれているように感じる。応援団長を務めたり、率先してサッカー部の仕事を行う日々の行動によるものだろう。
また、独特な感性の持ち主で頭は悪くはないが、頭はおかしいと思う。(4年田畑風馬)



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どうも。呼び名の由来に諸説あり、先輩・後輩からボムと言われています村松達也ことボムです。(逆でした)

昨日(11月12日)田畑くん(4年田畑風馬)と釣りに行っていました。


釣果は鯛×3、ホウボウ×1


私の鯛×1、しかも小さすぎて船長にリリースしてと言われるほどのスモールサイズ(ケンチン)に対して彼はソコソコのサイズの鯛とホウボウを釣り上げて私をおちょくり、満足げでした。


詳しくはInstagramみてください!


釣りの時もそうですが、やっぱり彼は自分の引退企画の文章(記事はこちら)を自画自賛してました。

ありきたりな事を書くよりも、後輩たち誰もが潜在的に持っている部分をくすぐって共感を得る文章にしたらしいです。



そんなこんなで釣りしながら文章考えようと思ったんだけど釣りに集中して全然考えられず、、

今、提出日の練習後急ピッチで進めています、、


時間に限りがある中で器用な事も盛ることもできないタイプの人間なので、懺悔しながら書いていきたいと思います。。

※本当にまとまってないので







「サッカーやめられない」



一見サッカー好きかのようなこのセリフ。
ネガティブに感じたのは大学1年の夏ぐらいだったろうか。


高校時代、副将という役職があり、ずっと試合に出てた。

大した目標ではないけど、自分の中に色々意味合いがあって、埼玉県のテレビで放送される県ベスト8を目指して自分なりに頑張ってた。

まぁ結局チームをまとめられず、目標も達成できなかったけど。


だけどそのおかげで自分自身の成長を実感できて、未だに人生一番とも言えるほどの悔いもあった。その結果、漠然としてるけど浪人して大学でもサッカーしたいと思うようになった。


だから浪人時代はあんまり苦じゃなかった。
目指すべき目標があったから。

志望校には落ちたけど、自分の中でノルマだった学力の大学のサッカー部に入るって目標を達成した。



しかしその後の目標作りができなかった。

高校時代副将をやっていた時、ありきたりだけど、チーム全員が同じ方向を向いて目標を目指す組織に憧れていた。

そこで浪人時代は学力が高くてサッカーが強い大学、部活だったら自律した人も多いだろうし、上記ような憧れの中でサッカーができると仮定し、勉強に励んでいた。仮定というより断定していた。
そしてそのような環境の中で次の目標を立てようとしていた。



しかし実際は期待してたものと少し違った。たしかに自律した人はいて、自分よりサッカーの上手い人が多い。
しかし今もそうであるように組織全体としてみると、カテゴリーによって組織は分断され、B,C(チーム)に関東昇格を目指してる人本当にいんのかって状況。恐れずに言えば尊敬できない先輩もいたりして、少しずつ自分の憧れを諦めていった。



それと同時並行で高校時代の友達と毎日のように会うようになり、練習も時間ギリギリに来て、部活の時間変更に憤りを感じ、やりたい事をできない理由を部活のせいにするようなクズになっていった。


部活をやってる意味ないなと感じるようになり、高校の友達に毎回のように部活辞めてやるわと言うほど落ちぶれてた。




キャッチーな題名のためにサッカーにしたけど、辞めたかったのは実際サッカーではなく部活かな。

チームを好きになれないし、なんならこんなクズな自分が嫌だった。
周りのせいにして自分もチームも変えようとしない。
そして辞める勇気もない。



でもなー就活の時有利らしい。
A(トップチーム)に上がれそうにないし、ずっとBでいいや。
とかどうしようもない事を考えていて結局ズルズル3年生に。
オフ明けの走りはビリ争いをして挙げ句の果てに遅刻をし、Cに落とされた。


そんな時に、高校の監督に大学でのサッカーを聞かれ、なんも言えなかった。


また、当時の4年生の組織を変えようという姿勢を持った人とかにちょっと影響されたりして原点に戻るきっかけを得て、また自分の憧れを抱くようになった。




何だこのありきたりな下降線からの復活みたいなストーリー。


けど別にそうゆうわけじゃない。

2年連続年明け遅刻第一号でクズは健在だし、今はC1だし。



でも気持ちに変化が起こったのは事実。

大したことはしてないけど、1年生の対談企画(マネージャー日記での入部企画)だったり、横断幕の作製(スローガンが入ったもの)とかするようになった。


自己満だけどまたちょっとだけでもチームのことを考えられるようになった。
大学でなんでサッカーしてるのかを思い出せたような気がした。
そう思えるようになった自分が嬉しくて部活入ってよかったなと思えるようになった。






だらだら書いたけど、

結局言いたい事は、環境のせいにするんじゃなくて、この部活に入った目的を追い求めて欲しいってこと。


みんな何かしら目標や期待を胸にこの部活に入ったと思う。その中でピッチ内、ピッチ外なんか違うなとか違和を感じているところがあると思う。

それに加えて大学生活はバイトもできるし、20歳越えれば酒も飲めるタバコも吸える。周りは遊んでるし誘惑はいっぱいある。



そういった外的要因に惑わされないで欲しい。

欲を言えば、必要ならば周りを変えていけるような逞しさを身につけられるといいと思う。




どんな環境でも、成長する人は成長します。


目的なんだっけって人は高校時代の悔しいかった気持ちを思いしてみてください。



部活から心が離れかけてる人、部活を変えようとしている人、頑張ってください。







それでは最後に、

これまたベタですがみんなに一言添えて終えたいと思います。








イグアナ










次は森(4年森明弘/FCトリプレッタユース)です。
後輩には彼のことを多く知らない人も多いはず。俺もその1人。。
でも富士見のメタセコイアの木に原付で突っ込むようなお茶目なエピソードは書かれるのか!?
そんな彼の頭の中のコスモはどうなっているのか気になります。





ENOHDでの1枚


(クズだった時)
"ボム"の名付け親のハニー(左)とENO(右)


体育会フィッシング部




4年 村松達也