こんにちは

受験体験記第44話です

 

今回は共通テスト追試までを書こうと思います

 

やけくそ

共通テスト本試験は途中棄権しました

 

国語は半分の時間で解きました

 

英語は受けられてません

 

共通テストリサーチの判定はW(判定不能です)

 

共通テスト後なので出願し直せる大学もかなり少ないです

 

どうしたらいいの?

 

 

僕は毎日学校に行ってとりあえず

 

追試になった英語の共テの予想問題と

 

東大の過去問を解きまくってました

 

 

追試でも体調悪くなって受けられなくなったら

 

また発作起きたら

 

今度こそ大学はどこも出願できなくなる

 

この恐怖を振り払うように

やけくそになって勉強し続けました

 

もはや自分が何をしているかも分からない

錯乱状態で

 

あれが勉強と言えたのかも分からないです

 

食事、睡眠もとれなくなって

 

赤本を解き続けるという意志だけで生きていました

 

 

何というか

 

自分の大事にしてきた恋人が倒れて

 

周りには誰もいなくて

 

どうしたらいいか分からず

必死に心臓マッサージをしている感覚でした

 

死なないで

 

お願い心臓動いて

 

誰か来て助けて

 

意識は戻りません

 

もう目を開けてくれないかも

 

本試から追試までの2週間

 

恐怖と焦りとの戦いでした

 

 

助けて

僕は勉強するために友達を遠ざけていたし

 

みんな自分の受験に必死だから

(僕の学校で指定校推薦の人はほぼ0でした)

 

相談できる友達もいません

 

 

こういうとき頼れるのは担任の先生だけ

 

 

そうです

 

あのサバサバした先生

 

 

「共通テスト後に出願できる学校ありません!

どうしたらいいんですか?」

 

先生

「まあそのまま東大でいこう」

 

「また体調悪くなるかも」

 

先生

「そのうちなんとかなるよ」

 

 

きち~笑

 

 

親のすすめで学校の心理カウンセラーの方と

 

カウンセリングすることになりました

 

 

保健室行ったら

 

「担任の先生を通して予約してください」

 

 

担任の先生にお願いしたら

 

「予約いっぱいだから」

 

「最近コロナ禍で1,2年生で

カウンセリングしたい人多いんだよ」

 

 

僕は

いやもう追試験迫ってるし

受験生優先してくれてもいいんじゃないかな

 

そう心の中で思ってましたが

 

現実はそう甘くはありません

 

 

先生:まだ予約取れない

 

僕:もう学校来るのも辛いんですけど

 

先生:もうちょっと待って

 

僕:もう試験日来ちゃうよ

 

先生:もうちょっと

 

僕:もう死にそうです

 

 

こうしてはじめて予約が取れたのは

 

2週間後

 

追試験の前日でした

 

 

先生だってクラス40人全員の面倒見なくちゃいけないし

 

誰のせいでもないけど

 

この状況は恨んじゃうよね

 

親にはよく逆恨みしすぎって言われます笑

 

 

カウンセラーの人はおじちゃんで

 

「部活とか高校入試で上手くいったときのこと

思い出せば気持ちが落ち着く」

 

「大学なんて落ちたって高卒でも就職できるよ」

 

 

励ましてくれたんだけど

 

東大目指してる人に

 

高卒で就職すればいいって

 

全然心に響かなかった~

 

 

 

 

こうして1月末の土日

 

追試の日がやってきます

 

ここで失敗したらほんとに人生終わり

 

もう逃げられない

 

 

 

ドキドキドキドキ……

 

 

 

次回は共通テスト追試験を書こうと思います