むかしむかし、あるところにエライ神さまがおりました。
一人のおとこが、神さまに呼ばれて、のこのことやってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは、神さま
「こんにちは。今日はいい天気だね。」
そうですね。すごく暑いくらいですね!
「うん。そうだ。ねぇ、なんか面白いこと言ってよ。」
・・・はい?
「面白いお話してって言ってんの。」
面白い話。僕がですか?
「そう。早く! はい、どうぞー」
え??あ、え???
「・・・つまんなーい。もう帰っていいよ」
えぇえ~(泣)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おとこは、帰り道涙ながらに考えました。
どうすればあの理不尽なムチャ振りに対応できるだろうか、と。
突然あんなのあるかよ。無理だよ。なんだよ。どうすればいいんだよ。
まくらを三日三晩濡らした男はふと思いつきました。
これだ!!!!!!
5W1Hの正しい使い方。
面白い出来事を自由自在に語ることができる魔法の方程式!
それが5W1Hなのだ!!
5W1Hとは、
いつ When
どこで Where
誰が Who
何を What
なぜ Why
どのように How
の5つのWと1つのHです。
何か面白い出来事をこの5W1Hに当てはめて話せばいいんだ。
しかも最初の3つ「いつ、どこで、誰が」を決めると後は自働的に話が流れていくぞ!
昨日、東京で、変なおじさんが・・・
まで決まると
どうした?
なに? What?
と自然とそういう風に考えてしまう。
で、たとえば「騒いでいた」と。すると、
なんで? Why?
と自然に興味がわく。
さぁ、なんででしょうと。
5W1Hの最初の三つ、いつ、どこで、誰がを言ってしまえば、あとは自然に話が流れる。
いくらでもお話がつくれるじゃないか! これで、神さまのムチャ振りにも対応できるぞ!
おとこは喜び勇んで神さまのところへ行きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神さま、面白い話があります!
「え? あ、そう。じゃあ、どうぞ。聞いてる」
では。
昨日、家で、僕は・・・
「ん? なんでそこでタメた? スッと言って。スッと」
スゴイことを思いついたんです!
「あ・・・あ、そう。何を思いついたの? 」
面白い話をいくらでもできるようになる方法です!
「へー、どんな方法? 」
5W1Hってあるじゃないですか!
「うん。新聞記事を書くときの基本って言われたりするわな」
アレを使うんです。しかも、重要なのは3つのWだけだったんです。
「3つのW? 」
いつ、どこで、誰が の三つを言うと、後は自然に話がつながっていくんです。これ、凄くないですか? もう、感激しちゃって! スゴイ方法見つけたぞ!!!って思ったんですけどね。
「いつ、どこで、誰が。・・・昨日、家で、僕が? 」
そうそう。そしたら「なんだよ? どうしたんだよ」って思うじゃないですか。
「うん、思う。」
でしょう! そしたら、「こうですよー」って話が自然につながるじゃないですか!! これ、スゴイでしょ! 大発明ですよ!!!
「あー。うん。そっかー。よかったねー。でも、それ、面白いのか? なんか勉強・・・」
え・・・面白くないですか?
「いや、面白くなくはないけど。なるほどねーっていうか。ふーんっていうか」
あ・・・
「ごめんね。リアクション薄くて。あ、気にしないで。ね。さあ、じゃあ、それで面白い話してよ。ね。」
どぅ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感動を共有してもらえなかったおとこは、また泣きながらまた帰ってしまいました。
どうすれば神さま喜ぶ話できるんだよ。どうしたらもっと乗ってきてくれるんだろう。
おとこはまた涙ながらにぶつぶつつぶやいていたのでした。
めでたし、めでたし。
教訓: 「いつ、どこで、誰が」を決めれば後は勝手に話が始るよ。
一人のおとこが、神さまに呼ばれて、のこのことやってきました。
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こんにちは、神さま
「こんにちは。今日はいい天気だね。」
そうですね。すごく暑いくらいですね!
「うん。そうだ。ねぇ、なんか面白いこと言ってよ。」
・・・はい?
「面白いお話してって言ってんの。」
面白い話。僕がですか?
「そう。早く! はい、どうぞー」
え??あ、え???
「・・・つまんなーい。もう帰っていいよ」
えぇえ~(泣)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おとこは、帰り道涙ながらに考えました。
どうすればあの理不尽なムチャ振りに対応できるだろうか、と。
突然あんなのあるかよ。無理だよ。なんだよ。どうすればいいんだよ。
まくらを三日三晩濡らした男はふと思いつきました。
これだ!!!!!!
5W1Hの正しい使い方。
面白い出来事を自由自在に語ることができる魔法の方程式!
それが5W1Hなのだ!!
5W1Hとは、
いつ When
どこで Where
誰が Who
何を What
なぜ Why
どのように How
の5つのWと1つのHです。
何か面白い出来事をこの5W1Hに当てはめて話せばいいんだ。
しかも最初の3つ「いつ、どこで、誰が」を決めると後は自働的に話が流れていくぞ!
昨日、東京で、変なおじさんが・・・
まで決まると
どうした?
なに? What?
と自然とそういう風に考えてしまう。
で、たとえば「騒いでいた」と。すると、
なんで? Why?
と自然に興味がわく。
さぁ、なんででしょうと。
5W1Hの最初の三つ、いつ、どこで、誰がを言ってしまえば、あとは自然に話が流れる。
いくらでもお話がつくれるじゃないか! これで、神さまのムチャ振りにも対応できるぞ!
おとこは喜び勇んで神さまのところへ行きました。
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神さま、面白い話があります!
「え? あ、そう。じゃあ、どうぞ。聞いてる」
では。
昨日、家で、僕は・・・
「ん? なんでそこでタメた? スッと言って。スッと」
スゴイことを思いついたんです!
「あ・・・あ、そう。何を思いついたの? 」
面白い話をいくらでもできるようになる方法です!
「へー、どんな方法? 」
5W1Hってあるじゃないですか!
「うん。新聞記事を書くときの基本って言われたりするわな」
アレを使うんです。しかも、重要なのは3つのWだけだったんです。
「3つのW? 」
いつ、どこで、誰が の三つを言うと、後は自然に話がつながっていくんです。これ、凄くないですか? もう、感激しちゃって! スゴイ方法見つけたぞ!!!って思ったんですけどね。
「いつ、どこで、誰が。・・・昨日、家で、僕が? 」
そうそう。そしたら「なんだよ? どうしたんだよ」って思うじゃないですか。
「うん、思う。」
でしょう! そしたら、「こうですよー」って話が自然につながるじゃないですか!! これ、スゴイでしょ! 大発明ですよ!!!
「あー。うん。そっかー。よかったねー。でも、それ、面白いのか? なんか勉強・・・」
え・・・面白くないですか?
「いや、面白くなくはないけど。なるほどねーっていうか。ふーんっていうか」
あ・・・
「ごめんね。リアクション薄くて。あ、気にしないで。ね。さあ、じゃあ、それで面白い話してよ。ね。」
どぅ・・・
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感動を共有してもらえなかったおとこは、また泣きながらまた帰ってしまいました。
どうすれば神さま喜ぶ話できるんだよ。どうしたらもっと乗ってきてくれるんだろう。
おとこはまた涙ながらにぶつぶつつぶやいていたのでした。
めでたし、めでたし。
教訓: 「いつ、どこで、誰が」を決めれば後は勝手に話が始るよ。