「『意味づけをやめて、すべては自分が決めたことに気づくこと』
今日はこのことについて考えてみるよ!」
「大したタイトルじゃないけど、これが人間のディセンションの原因だからね。」
「なるほど、確かにそうですね。」
「私も最後にここにたどり着くのだと、数年前にやっと気づきました。とても初歩的な、簡単なことですが、これに気づくと、アセンションのスピードが増しますよね。」
「そうだね。」
「神から人間になった『アダムとイブ』の話でちゃんと話しているんだよ。ただ、その意味を人間の都合で捻じ曲げたのさ。」
「そうですね。」
「それはどういうことかというと、『意味づけ』だね。」
「はい。意味づけです。」
「何か予想外のことや、都合が悪いことが起きたとき人間は、その理由を考えるその癖を大人から学んでしまった。・・・あれですね。」
「そうだね。妄想の始まりを意味しているんだ。自分に都合の悪いことが起きたとき、人間は自分以外のせいにするんだよ。そこだね。」
「アダムとイブはお互いの体の違いに気づいて、『恥ずかしい』と思った。これが第一のディセンション。ありのままで恥ずかしいことなどないからね。」
「さらには、そうなってしまったのは、ダメだと言われていたリンゴを食べてしまったからだと意味づけしてしまった。リンゴを食べた罪の意識まで持ってしまったことだね。」
「そうですね。」
「本当は、現実はすべて、外に理由などないんだよ。」
「『自分が望んだから』の一言で終わりなんだよ。」
「それに気づけば、人間は今もすぐに神に戻れるってわけだな。」
「現実がそうなった原因を、自分の意思以外に責任転嫁してしまった。」
「それが、人間が『自分は創造主である』ということを放棄してしまった瞬間なんだ。」
「そのことによって、神から人間へとディセンションしたんだ。」
「どんな時でも、現実を決めたのは自分の意思であるという意識に戻れば、今からでも、人間はすぐに創造主に戻れるんだよ。」
「そうですね。」
「子供は、何か失敗をしたとき、『どうしてそうなったかを考えなさい!』と親から言われるんですよね。」
「そうそう、そこまではいい感じなんだよ。」
「でも、その答えの出し方を間違えて教えてしまったんだ。」
「
- 遅刻をしたのは、昨日の夜遅くまで起きていたからとか、
- 熱を出したのは、薄着をしていたからとか、
- 失敗したのは、注意力が足りなかったからとか、
- お腹をこわしたのは、生ものを食べたからとか・・・。」
「そうですね。」
「この話をして、『そうですね』というのは、君だけだと思うよ。99.9%の人は、『この話のどこが違うんですか?』って頭をかしげているはずだな。」
「じゃぁ、きみがこの話のどこがおかしいかを教えてあげて!」
「そうですね。」
「
- 遅刻をしたのは、昨日の夜遅くまで起きていたから → それはどうして? → 明日遅刻したかったから。行きたくなかったから。
- 熱を出したのは、薄着をしていたから → それはどうして? → 熱を出したかったから。休みたかったから。
- 失敗したのは、注意力が足りなかったから → それはどうして? → やりたくなかったから。失敗したかったから。
- お腹をこわしたのは、生ものを食べたから → それはどうして? → お腹をこわしたかったから。休みたかったから。」
そんな感じかな。
自分の意思によってすべては引き起こしていることに気づいていないというか、認めていないってことですね。」
「自分が何かを望んだ。そしてそれが叶う『ものがたり』を自分で瞬時に作ったってことですよね。」
「そうだね。」
「人間には、自分の本当の気持ちを通すってことが許されないところがあるからね。」
「何としても、その希望が叶うと思える人間らしい物語を作ってしまうんだ。」
「勝手に作った『ものがたり』なんだよ。」
「本音では生きられないという事情があるからね。」
「その、『自分の本音に嘘をつく』『本音で生きない』ということの積み重ねによって、神から人間に完全になってしまったということだよ。」
「人間はみんなが同じように行動することを『良い』としている。『他人に合わせる』これが、ディセンションの原因だね。」
「『個性を認める』ってことには、だいぶ理解するようになってきたようだが、『自分のやりたい意思を認める』ってことにはまだまだなんだな。」
「それが本当の意思(魂の意思)であるならば、学校行きたくなければいかないでもいい。働きたくなければ働かなくてもいい。それが認められる社会にならないとどうにもならないところがあるな。」
「ただね。この『人間の決め事に従って生きる』ということを経験して、ディセンションしたくて、地球に生まれてきたというのも事実だろ? 」
「そうですね。」
「だから、そこにいち早く気づくこと。それが、大切だってことなんだよ。」
「一度はすべての地球で経験できるディセンションを経験してから、いち早く、宇宙のことを思い出してアセンションすることが大切なんだな。」
「きみの本格的な『気づき』は、30歳ごろからだったけれども、ほとんどの子供は、幼少期に気づく。それが反抗期だよね。きみは遅すぎ!(笑)」
「ただ反抗するだけでは意味がない。何がおかしいと自分が感じているのかに気づき、自分の本当の望みに気づかないと意味ないんだよ。」
「現実は、自分が全て望んだことだと気づかないと全く意味ないからね。」
「そうですね。」
「わたしもひどい目にあったと感じる人生でしたが、それを自分が望んだということを認めない限りは、『創造主』には戻れないってことですよね。」
「そうだね。」
「でも逆に言うと、『現実を創造したのは自分だ』と気づけば・・・というか、その確信に至ると、何段階ものアセンションを繰り返すことなく、『創造主』に戻れるということでもあるんだよ。」
「人間が想像主に戻るのに時間が必要なわけではないということだね。」
「この確信に至るというのが波動共鳴だよ! それをどうやったら経験できるかだね。やってみるしかないんだな。」
「あっ、確かにそうですね。」
「アセンションするには、たくさんの方法があって、自分に最もふさわしい方法を見るけることですよね。チャンスはいくらでもある気がします!」
「そうだね。」
「きみは、たくさんのやり方を知っているから、それを伝えていくことも大切だね。」