「ちょっと『次元の見え方・捉え方』について話をしておこうと思う」
「あっ、それですね。」
「このブログでもいろいろな角度から次元の話をしているから、戸惑ってしまいますよね。」
「そうだね。」
「きみも知っている通り、次元とは、見る方向によって全く違う見え方をしてしまうものなんだよ。」
「そうですね。わたしも『光の法則』のような言葉で始め教えてもらった気がしますが、『光の法則』では、ちょっとザックリ初歩過ぎると感じています。下の次元からは暗くて見えない。上の次元から見るとハッキリと見えてしまう。それも事実ではあるけれども、あまりに抽象的すぎて、説明にならないと・・・。」
「そうだね。今日はどういう話し方をするかだな。」
「例えば『りんご』。真下から見るのと、横から見るのと、真上から見えるのとでは、形が全く違う。それに近いかな。」
「これに『光の法則』が加わった形って感じだな。」
「次元によって、完全に価値観や物質感などの基本設定が違うんだよ。」
「だから、3次元という下から上を見ている限りは、宇宙のことは全くわからないんだな。」
「きみたち3次元の意識で見たらこう見える。宇宙と同じ次元の意識で見るとこう見える。更に上の次元から見るとこう見える。その違いをどう説明するかだな。」
「例えばヒューマン。」
「3次元では個として認識している。自分と他人は別人であり、交わらない。」
「しかし宇宙次元では、3人で1人だったり、5人で1人だったりするんだ。」
「高次元ではすべてで1人だということは知っているよね。あれの途中ってことなんだな。」
「そうですね。 わたしが説明するとしたら、地球では、いくつかの魂の意識から1人の人間という意識が存在していて、それが1人の人間として見える。
だけれども、宇宙では、魂の数だけ人として見えるから、3つの意識の人で1人として認識する。5つの意識の人が1人として認識しているとか、そんな感じに見えますね。」
「そうだね。集合体で個人として認識するという感じだね。」
「しかし、形は別人なんだけど、実際、地球でも同じことが起きているんだよ。」
「えっ、そうなんですか?」
「コロナで亡くなった人などは、全地球人で1人として認識している中での、今回の役目として受け入れた人っていう意味なんだ。」
「地球全体から見ると、全くの他人じゃないんだよ。きみは、地球そのものだし、すべての人は、きみの中の1人なんだ。きみの中にある若返り細胞の循環みたいなものなんだよ。」
「地球次元で見ると一人ひとりが個人なんだけど、地球という『ものがたり』でみると、地球全体で1冊。一つの意識ってことね。」
「全宇宙という『ものがたり』で見ると、宇宙も地球も1冊の本なんだ。」
「さらには、宇宙の中心から見ると、その『ものがたり』を書いた立場という視点になるしね。」
「その自分がどこの視点で物事を見ているかによって、1つの現実が全く別の意味になるってことなんだよ。」
「宇宙の中心の意識では、ただ『ものがたり』を書いただけ。良くも悪くもなく、ただ『面白そう!』って感覚だったりするんだ。暇~~って感じかも。」
「宇宙の高次元から宇宙の低次元を見ると、色鮮やかな『ものがたり』として認識できて、楽しそうなんだよ。地球なんかは、最もドタバタで面白そうな世界だから、みんな希望して生まれてくるんだな!」
「上から見るのと、『ものがたり』の中に入るのとでは、全く違うんで、ひどい目にあっているけどね。(笑)」
「いろいろな視点で現実を見ることができると、現実に対して悩まなくなる。それを推奨しているんだけど・・・。
- 人間としての立場
- 地球全体を自分として捉えたときの立場
- 地球ものがたりを書いた人の立場
この3つの視点を持つことができると大概のことには驚かなくなる。」
「あとは、『じゃ何を経験したい?』ってことになるかな。」