その昔、パイロットから発売されていた全自動芯出シャープ

Automac E500

 

1990年発売で2003年を最後にカタログから姿を消しています。

ただ、その当時で定価¥5000と高級だったためか人気がなかったのか現存している本数は非常に少ないようです。

(フリマサイトではすごい値段で取り引きされている模様です)

 

このオートマックは普通のシャーペンについているはずのノックがなんとありません。

現在の自動芯送り機構のオレンズネロでも最初の芯出しにはノックが必用ですがE500は最初の芯出しすら不要なんです。

どうして芯が出てくるかというとペン先を押すと芯が出てきます。

なので勝手に芯が出ないようにキャップがついています。

 

そして注意書きに「補充には、必ず新しい芯をご使用下さい」と書いてあります。

なぜか?次に追随するための芯が、前の芯の頭にピッタリとくっついていかないと出てこないので。先が摩耗してたり欠けている芯だと、追随できない為みたいです。

 

このオートマックE500非売品ですが展示してありますので、ご興味ある方はお越しの際にご覧ください。

 

また2011年には後継?のオートマック(HAT-3SR)が発売されています。こちらはノックがついています。(こちらも2021年に廃番になっています)

 

 

ご覧いただきありがとうございました。