こんにちは。
大阪府守口市の笑いあふれる教室『ピアノ教室セシリア』、
日本作曲家協議会会員、もりやみつよです。
いつも読んで下さって、どうもありがとうございます。
5月27日、演奏が終了して『聴衆賞』も決めた後、お開きになりました。
多分、地元の方で、よくカリヨンを聴きに来られている方なのでしょう。妻木師匠と喋ってはりました。
私は多分、カリヨンの鍵盤部分を見に行かせてもらって、その後に妻木師匠のとこに行ったんやったかな
ほな、そのオッサ…いやいや紳士が、何やら「難しい曲や~
演奏者泣かせやんか~
」とか言うてはりましてん。
み「すんません…」
オ「え、作曲者」
み「はい、難しぃてすんません…」
オ「どうやって、書いたん
カリヨン弾いたことあるん」
み「いえ、ないです」
作曲家皆、全部の楽器が弾けるわけなく。
想像や、想像。
メヘレン王立カリヨン学校
あらかじめ、音域表と、鳴らさない音、鍵盤幅、2段の鍵盤高、重音の限界幅くらいは教えて貰っていました。
オ「ピアノみたいにして書いたん」
み「いえいえ、それは鍵盤幅とか色々ありますから、左、右、1本指で、演奏可能な範囲で書きました」
オ「へ~」
ちなみにこの紳士は、市民オペラを主宰されているそうで、確かにええ声してはりましたわ。
この曲にたどり着くまでは、割とくら~いゆっくりした曲書いてたし、普通にピアノ弾くみたいに書いてたんです。
題名も書いてたで。
確か『CHACONNE』って。
暗っっ。
で、いやいや、暗い曲書いてど~すんねん、と思ってキラキラしたのを書き始めてんけど、アホやで、ここで気づいた
。
み「同じ鍵盤でも、ピアノみたいに弾かれへんねんやん」
で、一昨年なくなった親友が打楽器専攻で、小さい頃からマリンバをしていて、三善晃のゴッツイ難しい打楽器の曲とか弾いとった。これ何段譜やねん、みたいな。
大学の時に空き時間を仲良し4人で練習室取りに行って、練習したり、宿題したり、ダベったりしてましたけど、そこで披露してくれたんが「2本指奏法」。
私らは5本指でパラパラ弾くわけですが、あの人たち、確かにマレットを両手に持って、ババババッと、ピアノと同じような速さで弾きますやん(笑)。
リムスキー・コルサコフ『熊蜂の飛行』を2本指で猛スピードで弾いてくれました。
打鍵が見えへん(笑)。
友「私はこの方が速いねん」
確かに…。
それを思い出しまして。
み「そうやん、あれで弾けたら、こう、このスピードでこの交差は無理やろ、とか考えられるよな」
で、私も手鍵盤の部分は、左右1本指で弾きながら書き、アレが出来ました。
第1位のザ・作曲家の久保さんが、私のスコア見て
久「…こんな速さで弾けるんだ…と思いました」
だから他の方々は、ゆっくり響く、一部速いところがある、という感じの曲だったのかもです。
私はアホやから、既成概念を持たなかっただけ(笑)。
思慮に欠けるともいうか。
でも、あんなに力いる打鍵せなアカンことは、想定外でした…。
グーで鍵盤をたたいて行くんです。
それよりも、足鍵盤が深いらしく、ゴ~ンと行かなアカンらしいです。腰、いわすよな…
。
第2回目の作曲コンクール(未定)に応募してみよっかな~と思われる方、参考にして下さい
。
「日本カリヨン協会」に問い合わせれば、楽譜は貰えるはずです。
…さて、そろそろ次に取り掛からなあきません。
梅雨、しんどいわ~。
重力何倍やねん…。
少しずつ更新します 連弾 ソロNEW
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