キン肉マンをモチーフにした創作らくごの会の二回目。
今回は「ジェロニモ」に焦点を当てた内容でした。
超人たちが闘う中へ、人間であることを隠して飛び込み闘ったジェロニモ。
超人に憧れ、超人になりたかった人間ジェロニモが、その心意気で悪魔超人のサンシャインを倒してしまう大逆転劇。
そして傷ついたジェロニモに仲間の正義超人が超人パワーを分け与えようとするも、そのパワーを受け取れないジェロニモ。
なぜパワーが体に入らないんだ?なぜ受け取らないんだ?の問いに、
「だってオラは、人間だから」
と、涙ながらに告白するジェロニモ。
何回読んでもぐっと来るこの場面をどうにか落語で表現できないか?と思い、
江戸っ子に憧れ、江戸っ子の心意気を手に入れようとする一人の男を主人公にして噺を作りました。
また練り直してどこかの高座で掛けたいと思っております。
アフタートークで紹介させて頂いた、ゆでたまご先生の本はこちら。
プロレス愛に溢れる本。
また、キン肉マンのシリーズをプロレスの興業としてランキング形式で振り返るところなどは、ファンなら必読。
キン肉マンVSアシュラマン戦の客の入りについて、1987年後楽園ホールで急遽一戦だけ行われた藤浪辰爾VS木村健悟戦で例えていたり、面白ければ辻褄なんていらないという話や、テリーマンとの対談などなど・・・
未読な方は是非。
会場である新宿レフカダからの帰りにパチリ。
クリスマスイブの夜、ご来場誠にありがとうございました。