八日目
放送で紹介されていた「手取りの力士」という言葉。
業師な力士のことを指していう言葉とのこと。知らなかった。
なんとなくいい響きで、使いたくなる言葉。
また、技の一つである「ちょん掛け」の「ちょん」は相手の足に自身の脚を引っ掛けて倒す仕草が、手斧(ちょうな)をかける仕草と似ていて、「ちょうな」が訛って「ちょん」になったとのこと。それにしても「ちょん掛け」とは実に相撲っぽい
九日目
白鵬、逸ノ城の取り組み。
逸ノ城の悪いところが存分に出た相撲。逸ノ城が負けた相撲は大体はっきりと悪いところがわかる相撲。つまりはそこを修正すればいいということ。対戦相手にとっては、例え今場所勝ったとしても、来場所の状態は予測不能。「楽に勝とう」とさえしなければ、逸ノ城の成長はまだまだ止まりそうにない。
そして
旭天鵬、40才二ヶ月、幕の内最高齢勝ち越し!!
十日目
大砂嵐再出場。
立ち合いは右のかち上げから。警戒した嘉風が左に変わったためかわされたが、荒っぽい攻めが大砂嵐の持ち味。いや、現時点ではそれしかないとも言える。それが怪我に繋がる取り口なのがやはり気になる。魅力はあるが、それに伴う怪我が多いのは問題。運動神経が良すぎるための怪我が多い千代の国も同様。
常幸龍が旭天鵬に対して抜群の取り口を見せた。二本指して、そのままグイと腰を落とす。これで、旭天鵬の左右の振りを防ぐ。そしてそのまま寄って行く。毎回通用するとは思わないが、見事な攻略法。
若の里の付き人をしていた輝(かがやき)が土俵上で相対することに。
結果は若の里が壁になり、若い輝を投げ飛ばす。
相当やりづらかったというコメントを若の里が残している。私自身に例えるならどういう状況なのだろうか・・・しばし考えたが、全くいい考えが浮かばなかった。なんらかの落語の大会に、自分の弟子と一緒に出場するみたいなことか?とも思ったが、そんな状況は絶対にない。