苦悩する落語家が見られることでお馴染みの「リクエスト落語の会」の看板に偽り無しで、演者三人とも頭を抱えながら会場入り。頭を抱えると言っても討ち取った敵大将の首を抱えていたのではなく、各自自分の頭を抱えていたのです。
「粗忽者」が出てくる落語は難しいとされておりますが、それ以上の苦手意識からか未だにしっくり来ず。以前「星野屋」に挑んで女に対する苦手意識はかなりなくなったので(こう書くとどんなジゴロに変貌した人見知りなんだという感じですが)嫌でも高座に掛ける回数を増やして行き、何かを掴みたいです。変なものを掴まされる可能性もありますが。
次回は新作の会です。私は二本掛けます。