二日目終了致しました。これで、「しゃべる」一幕目がお開きという形になります。ご来場くださった方や、関心を持ってくださった方、ありがとうございます。
「しゃべる」というタイトルは私が考えたのですが、予想以上にこの「しゃべる」という言葉が独り歩きし、いい意味で会に厚みを加えてくれました。

裏話などは今度ネットラジオの方でお話しすることとなるでしょう。

二日目のネタは昼が「寝床」夜が「百川」でした。
初日の硬さがようやく取れ、自分自身すっきりと演じることができ、気分良く高座を降りることができました。
お客さんもうまく私を乗せてくれて、とてもやりやすい空間になりました。ゲストで出ずっぱりの津久井さんに負けじと、最後には唄ったり、踊ったりもしました。

それと、地味に評判を呼んでいるのが、物販コーナーで販売した私の同人誌です。かなりマニアックな内容なので、お客さんに伝わらないだろうと思っておりましたら、この「しゃべる」のお客さんは結構マニアックな方が多かったらしく、「これから私の同人誌を販売いたします」の声に異常な反応を!

「同人誌」
このキーワードで検索をかけたらヒット数の多さにびっくり、というような感じでした。

それにしても、客層が様々で、この機会が無かったら生涯、生で落語を聴かなかったかも知れないような方もおられたのではないでしょうか。それは他の共演者の出し物に関しても言えることですが、こういう他流試合のいいところをふんだんに使って、二幕目、三幕目とつなげて行きたいと思っております。

本当にご来場ありがとうございました。