《恋敵》と書いて《ライバル》と読む。 | monokuro lovers

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正反対な貴女と私。
それでも構わない。
ずっと大好きだよ。

初めて女の子を好きになった。
そんな、乃姫の日常話を色々。
(恋愛話onlyではないです…。)

今朝は個人的にオモローな夢を見ました。
ちょいと長いですが小説チックに書いてみます(笑)

※注意※
ちなみにわたくしの視点は途中まで若林氏になっていたので、心情もそのままでお送りします旨ご了承下さい。

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……夜、自宅(?)へ向かうタクシーに乗っていた。
何故か横の席にはアッキーナ。
会話もなく隣にいる意味もワカラナイ。
ふと「此処でいい」というアッキーナと一緒にタクシー降りる事にした。
料金を支払っている間に、彼女は道向こう側へ渡ると黙ってこちらを見ていた。
タクシーを降り、丁度真向かいに立つ。
丈が短めの袖なしワンピースにヒールの高いミュール。
彼女が立つ砂利道の隣にあるコンビニの明かりが逆光になり、華奢な体を更に細く見せた。
互いに黙ったままの時間。
先に口を開いたのは向こうだった。

「……ゴメンナサイ。」

小さく呟いた言葉すら耳に入るくらい静まり返った夜の道。
ただ「ゴメン」の意味がわからず黙って次の言葉を待った。

再び訪れる沈黙。

その沈黙を破るように大きな音をたて1台の車が間を横切って行った。
次の瞬間、言葉も出ないくらい驚き、全身が心臓になったかのように心拍数が上がる。
誰もいなかったはずの彼女の隣に、見慣れた姿があった。

「……か、すが……?」

漸く口から出た言葉は掠れていて。
いつも呼び慣れている名前だが心臓をわしづかみされたように苦しかった。
前髪を下ろし、黒の長Tシャツにジーンズ姿のラフな格好の彼は、真っすぐ自分を見つめながら立っている。
しかしやっぱり何故此処に彼女がいるのか、彼がいるのかワカラナイ。

「すまんな、若林。」

特有の低音が響く。
春日は、ちらりと隣の彼女と目を合わせると微笑んだ。

「彼女と、同棲する事にした。」

一瞬、息を飲む。
……は?……同棲?
確かにそう耳に届いた。

「なかなか言い出せなくてな。」

照れたように微笑む二人を真正面にし、怒り悲しみ悔しさ、様々な感情に襲われる。

「……んだよ……それよぉ。」
「ん?何だ?何か言ったか?」

震える声にチカラはなく、彼らの耳には届いていない。
今の自分の声も、感情ですら……届かないのだ。

「まぁそういう事だから。」
「ゴメンね、若林さん。」

「行こうか」そう背を向けた二人の影が重なる。

あぁ、だから「ゴメン」なのか。
全てが繋がった。

後ろ姿の二人をただただ呆然と見ていたら、彼女が春日と手を繋ごうとそっと伸ばした手を見た瞬間

「……かすがぁっ!!」

震えを抑え必死になって声を張り上げた。
自分の声に反応したのか、指先が触れたであろう彼女の手をパッと振り払い、春日が足を止めた。

「な、で……何でっ、なんだよぉっ!!」

叫んだ声は水を纏った鼻声。
心が壊れそうだった。
いや、もしかしたら既に壊れていたのかもしれない。

自分にはこの《感情》の意味がわからなかった。
何故言葉が出ないのか何故心が苦しいのか何故涙が溢れるのか。

「……。」

無言のまま立ち止まる彼のぼやけた後ろ姿を眺めていた時、

「あーぁ、若林さん泣いちゃったじゃん。」
「いくら春日さんでも、若林さんを傷付けるヤツは許さない!」
「ハルカスさぁ、ちょっと酷くない?」
「あーらら、相方を泣かすとはあまり頂けないですねー。」

……え?何??
背後から聞こえた声に振り返ろうとしたら、急に前へ人影が飛び出して来た。

「え?……金田?川島?」

隣にはニヤリと笑う見慣れた黒縁眼鏡の男が二人。

「さ、佐藤?……え?土屋くん??」

軽くパニックを起こす脳内。
一体何処から出て来たの?コイツら。

「「若林親衛隊!只今参上!!」」

赤い法被を身に纏い、全員で妙なポージングまで決めた人達に少々絶句。

次の瞬間、ヤツらは雄叫びを上げながら春日へ向かって走って行った。
そしてこれまた何故か後ろから続々と同じ格好をした知らない人達がワーッと押し寄せて、一気に春日を取り囲む。

「きゃあっ!?」

輪から弾き飛ばされたアッキーナは、訳もわからずコンビニ前の駐車場で立ち尽くしていた。
明かりに照らされたその姿を見た時、自分の中の何かがプチンと切れた気がして。
気付いたら、彼女へ向かって一直線に走っていた。

※此処で私の魂(笑)が若林氏の体から切り離されましたので感情はわかりません※

「ぅおぃっ!何でソレお前が着てんだよぉっ!?」

勢いでアッキーナの胸倉に掴みかかる若林氏。
ビックリした様子の彼女は両腕で押し返そうと必死。
アッキーナが着ているのは先程と違っていて、某コンビニの制服に似たピンクと白の縦縞シャツ。

「コレはっ、俺のだろぉ!?」
「はぁ?知りませんよそんなの!」
「俺がっ、アイツのベストと同じ色で揃えた特注なんだよっ!」
「だから知りませんってば!」
「脱げよっ!今すぐ脱げぇぇっ!!」
「イヤッ、離してっ!春日さぁんっ!」

しかし当の春日氏は沢山の男性(後輩?)に囲まれて「きゃー!」だの「やだぁ!」だの嬌声を上げていてコチラを見る様子なし。

「春日の好みは太った熟女なんだよ!オメェらみたいなガリッガリの小娘なんか好みなワケないだろっ!!」
「理想と現実は違うんですぅ!」

若林氏を小ばかにするみたく舌を出して笑うアッキーナ。

「それになぁ、俺の居場所はなぁ、アイツの隣って決まってんだよっ!解散しようとしてもしなかったのはアイツの方!わかるかっ!?」
「アナタの隣にいるのは《オードリーの春日さん》で、アタシの隣にいるのは《素の春日さん》だもん。単なる負け犬の遠吠えじゃない(笑)」
「……んだとゴルァ!!」

再び胸倉を掴み捻り上げる若林氏。

「きゃあっ、女の子に手を出すなんてサイテー!だから春日さんに飽きられるんだーっ!」
「ぅるせぇ!ぅるせぇ!アイツの事何も知らないクセにっ!!」
「知ってますよ!アナタ以上にっ!」
「俺はなぁ、中2の頃から一緒なのっ。アイツの隣でアイツの事ずーっと見てんだよ!」
「……だから何?それで?単なる男が好きな変態じゃない(笑)」
「変態じゃねぇ!春日が好きで何が悪ぃんだコノヤロウ!!」

罵倒する若林氏に嘲笑するアッキーナ。
両者全く譲る気配なし。
傍目から見ると、女の子同士の喧嘩。

「春日さんを好きな気持ちはアタシがずーっと上なんだからっ!時間なんかに負けないっ!!」
「……ふざけんなっ!オードリー春日も素の春日俊彰もぜってぇ渡さないっ!!」

そう言うと若林氏は更に深くアッキーナの胸倉に掴みかかった。

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……ってトコロで目が覚めた(笑)

多分ね、時間で言うと15分~20分くらいの話。
しかし、文字に起こすと長いな(´ω`)
殆ど丸一日使ったよ(爆)

というかね、何でこんな夢を見たんだ私。

若林氏になりたかったのか?
いや、アッキーナか?

どっちにしろ、ヒジョーに朝からウケた夢でした(笑)

はぁ、、取り敢えず長かった(;´ω`)





そういや、、
あの後、春日氏はどうしたのだろうか。

無事に生きて帰れたのかな?と、ちょい気になったり(笑)