ここ数日で初冬の風景からすっかり真冬の風景に衣替えした安比高原です。
スキー場もオープンし、安比周辺の森や山にもたっぷりの雪が積もり始めました。
スノーシューを楽しめるフィールドがどんどん広がってきてワクワク、ソワソワな
やまんちゅです。
自然学校のブログで何度もスノーシューは楽しい!ってことは
お伝えしてきたかなぁ~と思っていますが、
今日はスノーーシューそのものについてちょっと詳しくご紹介したいと思います。

はい! まずは上の写真。スノーシューにはいろいろな大きさがあります。
写真右から・・・子供用、長さ21インチ、長さ25インチ、長さ30インチ です。
長さが長いほど雪に沈みにくくなります。
おおよその目安ですが・・・
21インチ・・・60~70Kgぐらいまで
25インチ・・・70~85Kgぐらいまで
30インチ・・・80~110Kgぐらいまで となります。
上記の重さは・・・ 「自分の体重+荷物など装備一式の重さ」 となります。
体重の軽い人が30インチのものを使用することはもちろん可能ですが、
スノーシューも大きいほど重くなりますし、取り回ししずらくもなります。
次に・・・スノーシューには使用するフィールドごとにモデルがあります。
おおまかに・・・平地用 低山用、 山岳用 の3タイプがあります。
見分けるポイントは、スノーシューの裏についている金属の爪
「クランポン」を見てみます。

上のギザギザが、金属の爪「クランポン」です。
写真のクランポンは「平地用」のもの。

こちらの写真のクランポンは「低山用」のもの。

こちらの写真のクランポンは「高山用」のものです。
より奥地、より高地向きのモデルになるほど、クランポンも長く、鋭くなっていますね。
ちなみに高山用のものを平地で使用すると、クランポンが長いので地面に引っかかりやすく
とても歩きにくいです。
もうひとつ、高山用のスノーシューにはヒールリフターとか、ヒールアシスト等と
呼ぶものが付いています。

写真の靴のかかと部分の後ろにある針金みたいなものがヒールリフターです。
これは斜度のきついところを登るときにこの針金を起こして・・・

このようにして使用します。
こうすることによって斜度の急なところでもアキレス腱が伸びることが少なくなり
疲労軽減効果があります。
スノーシューを楽しむには使用するフィールドや総重量に適したものを選ぶことも
とても重要なことです。
安比高原自然学校ではいろいろなサイズ、モデルをご用意しておりますので
よく分からない??? という方はお気軽にご相談くださいね。
また、いろいろなモデルをお気軽に試していただけるようにしています。
最後に・・・日本での主なスノーシューブランドをご紹介しておきます。
TUBBS(タブス)、ATLAS(アトラス)、TSL(ティーエスエル)、
MSR(エムエスアール)
上記4ブランドは海外・国内での
使用実績や販売実績も豊富で
登山用品店やスポーツ店での取り扱いもあり
入手しやすく、安全・安心してご利用いただけると思います。
以上、スノーシューについてご紹介させていただきました。