先日岩手山焼走りコースの山麓をトレッキングをしてきました。
この日は最高気温28℃
汗だくのトレッキングになるのを覚悟していたのですが、
森の中はひんやりと涼しく、快適なトレッキングを楽しむことができました。
焼走溶岩流は特別天然記念物に指定された1732年の岩手山噴火時の溶岩流です。
規模は長さ約2.8km、最大幅約1kmに及び、見渡す限り一面に広がる溶岩流を見ると、
ちょっと別世界にきたように感じます。
日本は火山国なので溶岩流はそれほどめずらしいものではありませんが、
280年経った今でも樹木で覆われることもなく、噴出時のままであることが貴重であると言われているそうです。
真っ赤な溶岩が猛スピードで流下するのを見た当時の人々が「焼走り」と命名したと言われています。
想像すると恐ろしいですよね
この日は登山口から往復4kmほどの山麓トレッキングを楽しみました。
お日様をいっぱい浴びた森を歩くのはとても気持ちがいいですね。
来週末8日(日)にはコマクサの群生を見に行く岩手山トレッキングを開催いたします。
コースは馬返し~八合目~岩手山山頂~コマクサ群落~焼走りの縦走コース。
高山植物の女王と言われる美しくて可憐なコマクサに会いにいきませんか?