安比高原の冬枯れ風景と環境整備 | 北東北三県アウトドア情報の発信

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こんにちは、自然学校タカです
日に日に寒さを増して、特に朝夕は今にも雪が降り出しそうなぐらいです。
あと2週間もすれば安比にも雪が舞い落ちてきそうですね。

今年も中の牧場のブナ二次林にはお世話になりました。

10/27日はボランティアで中の牧場の整備に入ります。

営林署の方はじめ、八幡平市役所、安比の民宿、ペンションとうぜん自然学校でもボランティアで

整備に入ります。
 
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中のまきばからの冬枯れ風景・・・
たくさんの煙!山火事ではありません。
「あっぴ高原遊々の森」環境整備ボランティア作業・・・ということで昨年は総勢80名ほどのボランティアが集まり、下草刈り&焼却作業が行われました。
 
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「安比高原の素晴らしい景観を将来わたって残すために!」
ということで、五年計画プロジェクトで遊歩道の整備・山野草の保護・パンフレットや告知物の作成などが進められております。
中のまきばは平安時代の頃から馬の産地として南部馬が放牧されていたり、ブナの森では炭焼きや漆器木地として利用されてきた歴史があり、常に自然と人が調和して営んできた風景があります。


「日本文化の原風景」
というと少し難しいかもしれないけれど、とっても綺麗な自然の庭が身近に広がっている場所です。
春にはレンゲツツジが赤く野いっぱいに彩り、夏にはピンクのヤナギランのお花畑が一面に広がり、秋には青紫色の綺麗なリンドウが咲き誇り、山野草も美しさも素晴らしいです。
まだあまり知られていないこの原風景を、守りまた将来に伝えていくために、最小限の手入れや環境整備は大事なことです。
次回のブログでは、今まで活動で整備された場所などを実際に紹介たいと思います。
 
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ブナの森にも少し足を伸ばしてみました。
葉は落葉していたけれど、ブナ絨毯がとても綺麗でした☆
 
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紅葉が終わるとちょっと淋しい気分にもなるけれど、ブナ落ち葉でいっぱいのふかふかの地面を歩くのもとても気持ちいいですね。

もう少しで、皆が待ち望んでるウインターシーズンです。

明日はウォーキングイベントで総勢50名のお客様と紅葉ウォーキングを楽しみます。